Love Actually(2003)
結構話題になった英国産ラブコメディー。ストーリーはよく出来ています。複数カップル(6組位)が出て来、いろいろ起りつつ、ストーリーが展開していくオニムバス形式ですが、混乱することも無く最後まで安心して見ることが出来ます。どの話も状況が違い、男女の愛だけではなく友情も挟み、役者も旬の人ばかり揃えているから見ごたえがあります。個人的にはラブストーリー物は結構自己投影してしまいがちなので苦手ですが、アラン・リックマン見たさに思いきって見ました。(ジャケットの赤いリボンでびびり・・)
エマ・トンプソンがジョニ・ミッチェルのCD聴きながら泣くところ、見ていて一番辛い場面でした。信じていたのに、相手には他にも誰かいるのに気づいたその心境、痛いほど分かります。エマ・トンプソンの旦那役がアラン・リックマンなのですが、部下に誘惑されるインテリア会社社長役。アランは若いころ自分でデザインスダジオをSOHOしていたそうなので、そのまま続けていればああなっていたかも、の設定です。アランの役はエマの引き立て役で、アランにしては色気がない!要するにモテモテ女好き社長でなないから、あのストーリーが成り立つ訳なのですが。(あれがBROW DRYの色気フィルやドグマのメタトロンみたいな社長だったらと思うと・・・)しかし、各キャラクタを深く掘り下げるほどの時間が無いのは理解しますが、引き立て役でもがつんと印象に残る場合もあるわけで、このアランの役に関しては、やはり何かが欠けていたのだと思います。唯一デパートでのアッキンソンとの掛け合いが見どころといえば見どころです。
それに比べて、リアム・ニーソンやビル・ナイは印象に残ります。ビルの役、ロック・ミュージシャン役は、映画スティル・クレージーでも快演していましたが、適役です。キャラクタ的には「ミック・ジャガー」プラス「ロバート・パーマー」?裸になる所イギー・ポップか?80年代にヒットを出し、超大物だったのに関わらず、スティングやポール・ウェラーの様に時流に乗れるほど器用では無かったミュージシャン。映画中のビルのミュージックビデオはもろにパワー・ステーションの「サム・ライク・イット・ホット」です。(アリー・マクヴィールのビリーが引き連れていた女の子たちもこのビデオのパクリでしたね)ビルのエピソードは、ストーリーの中に一本通った革ヒモみたいな存在。異質ではあるのですが、思いっきり笑わせてくれて、最後にはほろろっと感動させてくます。
ストーリー的にはレニー・ゼルウィガーの切ない恋愛が印象に残りました。泣けました。映画の中のお話しとは言え、実際に介護や似たような状況で、私生活を犠牲にしている人たちは存在します。自分があの立場だったらどうするのだろう、と考えると辛くなります。このエピソードを入れることで、陰があれば陽が引き立つ、という訳ですね。
この映画は、最後はレニー・ゼルウィガー以外ほとんどがハッピー・エンド。見終わってほんわか幸せな気分になる・・・のか普通は?恋に恋する人や、幸せいっぱいの方には特にお勧め。しかしひねくれ者の私のような人物でも、楽しめました。
結構話題になった英国産ラブコメディー。ストーリーはよく出来ています。複数カップル(6組位)が出て来、いろいろ起りつつ、ストーリーが展開していくオニムバス形式ですが、混乱することも無く最後まで安心して見ることが出来ます。どの話も状況が違い、男女の愛だけではなく友情も挟み、役者も旬の人ばかり揃えているから見ごたえがあります。個人的にはラブストーリー物は結構自己投影してしまいがちなので苦手ですが、アラン・リックマン見たさに思いきって見ました。(ジャケットの赤いリボンでびびり・・)
エマ・トンプソンがジョニ・ミッチェルのCD聴きながら泣くところ、見ていて一番辛い場面でした。信じていたのに、相手には他にも誰かいるのに気づいたその心境、痛いほど分かります。エマ・トンプソンの旦那役がアラン・リックマンなのですが、部下に誘惑されるインテリア会社社長役。アランは若いころ自分でデザインスダジオをSOHOしていたそうなので、そのまま続けていればああなっていたかも、の設定です。アランの役はエマの引き立て役で、アランにしては色気がない!要するにモテモテ女好き社長でなないから、あのストーリーが成り立つ訳なのですが。(あれがBROW DRYの色気フィルやドグマのメタトロンみたいな社長だったらと思うと・・・)しかし、各キャラクタを深く掘り下げるほどの時間が無いのは理解しますが、引き立て役でもがつんと印象に残る場合もあるわけで、このアランの役に関しては、やはり何かが欠けていたのだと思います。唯一デパートでのアッキンソンとの掛け合いが見どころといえば見どころです。
それに比べて、リアム・ニーソンやビル・ナイは印象に残ります。ビルの役、ロック・ミュージシャン役は、映画スティル・クレージーでも快演していましたが、適役です。キャラクタ的には「ミック・ジャガー」プラス「ロバート・パーマー」?裸になる所イギー・ポップか?80年代にヒットを出し、超大物だったのに関わらず、スティングやポール・ウェラーの様に時流に乗れるほど器用では無かったミュージシャン。映画中のビルのミュージックビデオはもろにパワー・ステーションの「サム・ライク・イット・ホット」です。(アリー・マクヴィールのビリーが引き連れていた女の子たちもこのビデオのパクリでしたね)ビルのエピソードは、ストーリーの中に一本通った革ヒモみたいな存在。異質ではあるのですが、思いっきり笑わせてくれて、最後にはほろろっと感動させてくます。
ストーリー的にはレニー・ゼルウィガーの切ない恋愛が印象に残りました。泣けました。映画の中のお話しとは言え、実際に介護や似たような状況で、私生活を犠牲にしている人たちは存在します。自分があの立場だったらどうするのだろう、と考えると辛くなります。このエピソードを入れることで、陰があれば陽が引き立つ、という訳ですね。
この映画は、最後はレニー・ゼルウィガー以外ほとんどがハッピー・エンド。見終わってほんわか幸せな気分になる・・・のか普通は?恋に恋する人や、幸せいっぱいの方には特にお勧め。しかしひねくれ者の私のような人物でも、楽しめました。
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