ミネラル

2016-06-07 15:09:15 | 日記
ミネラルとはカルシウム、マグネシウムをはじめナトリウム、カリウム、塩素、リン、カルシウム、マグネシウム、硫黄(以上を生体必須ミネラルという)の他、亜鉛、鉄、銅、マンガン、コバルト、クロム、ヨウ素、モリブデン、セレン(以上を生体必須微量元素という)等の総称である。
おいしい水にはこれらが適度に含まれている(水質項目にある硬度とはカルシウムとマグネシウムのことを指す)。
地下水は土壌や地層を浸透あるいは通過しているうちに自然に浄化され、さらに炭酸ガスや土壌中の多くのミネラルが溶け込こんでいる。
また、ミネラルは水の味を左右するだけではなく、ビタミンなどと同様に栄養素としても重要な働きを持っている。例えばカルシウムを摂取しないと骨の発育に影響が現れる。亜鉛やヨウ素が欠乏すると味覚障害や甲状腺の機能低下が起こる。従って、健康を維持するためにはミネラルや微量元素を食物や水から必ず摂取しなければならない。

メタン

2016-06-07 15:07:50 | 日記
融点-184℃、沸点-164℃の無色の可燃性気体。化学式は、CH4。天然ガスの主成分であり、また、有機物が嫌気状態で腐敗、発酵するときに生じる。
有機性の廃棄物の最終処分場や、沼沢の底、家畜の糞尿、下水汚泥の嫌気性分解過程などから発生する。
温室効果ガスのうち、原因の約6割を占める二酸化炭素に次いで、約2割の影響を及ぼす。また単位量あたりの温室効果は二酸化炭素の約20倍と大きく、回収し、エネルギー源として利用するための研究が続けられている。
中国や東南アジアなど温暖な地域では、古くから家畜糞尿などを原料にした嫌気発酵によって生成するメタン(いわゆるバイオガス)を煮炊きなどに使ってきた。近年は、日本においても有機性廃棄物の処理および温暖化防止の観点から、メタン発酵を利用した処理プラントの導入事例が多数みられるようになってきている。

慢性気管支炎

2016-06-07 15:06:03 | 日記
 特別な病巣のない状態で慢性、または持続性のせきを伴う痰が少なくとも3カ月間ほとんど毎日、2年以上続く気管支の病気。
 加齢、体質、既往病などにより気道粘膜の防御機構が低下する内的要因と、喫煙、大気汚染、粉じんの吸入などの外的要因とが絡み合い発症する。特に高齢者の男性に多い。
 冬季を中心に発症するが、症状が進行すると、1年中痰を伴うせきがでる。細菌に感染して粘膜がただれると血痰が出ることがあり、さらに症状が進行すると滞留する痰のために息切れしやすくなる。公害健康被害補償法(1973)で大気系の公害病の認定要件の一つとされている。