除草剤

2017-08-18 14:48:38 | 日記
農薬の一種で、農作物や樹木に有害な雑草、かん木を枯死させたり、成長を著しく抑制させたりする薬剤のこと。植物種に関係なく多くの種類を枯殺する非選択性剤と、特定の植物種のみに強く作用する選択性剤がある。また、処理された部分(薬剤との接触部位)のみが枯殺される接触型、吸収された後に植物体内を移行して処理された部分以外も枯殺する移行型に分類される。
日本では農薬取締法に基づき登録された薬剤しか農薬として販売・使用できない。シマジンは除草剤の代表例で、使用方法によっては、下流の水域でシマジンが水から検出されることがある。なお、シマジンとチオベンカルブについて水質環境基準と排水基準が設定されているほか、ゴルフ場農薬暫定指導指針にはシマジンを含め17種類の除草剤について排出水の指針値が設定されている。

熱帯雨林

2017-08-18 14:47:44 | 日記
熱帯に分布する森林(熱帯林)の一種。年平均気温25℃以上、年雨量が2,000mm以上で降雨が年間でほぼ平均的に分布する熱帯に成立する森林のことをいう。このように雨量の多い地域であることから、熱帯多雨林・熱帯降雨林とも呼ばれる。すなわち、高温多湿の低地に発達する常緑広葉樹林であり、樹高は50?70メートルに達し、豊富なフロラと複雑な構造をもつ。樹冠層は何層にも分化し、種類相が豊富で特定の優占種が認められない場合が多い。また、林床は暗く、林床植生の発達は悪いことが多い。
南アメリカのアマゾン川流域、アフリカのザイール川流域、南アジアの島々などに分布している。生育・生息する動植物種は豊富で生物多様性の宝庫などとも言われるが、まだ知られていない生物種も多数あるものと推測されている。

アイドリングストップ

2017-08-18 14:46:14 | 日記
信号待ち、荷物の上げ下ろし、短時間の買い物などの駐停車の時に、自動車のエンジンを停止させること。そうした行動を推奨する運動をさす概念としても用いられる。エネルギー使用の低減、大気汚染物質や温室効果ガスの排出抑制を主たる目的とし、アイドリングストップ運動という場合もある。
世界各地で行われており、スイス、ドイツ、スウェーデンなどの国、アメリカのニューヨーク市などにおいて、法令による規制が実施されている。日本では、1996年に環境省が提唱し、翌年4月に発足した「アイドリング・ストップ運動推進会議」により草の根の国民運動として進めてきた。
燃料費の節減にもつながることから、会社全体で取り組む例や、地方自治体で条例により不必要なアイドリングの禁止を謳う例(兵庫県)も見られる。
また、信号での停止時に、ギアをニュートラル位置に切り替えるなどメインスイッチを切らなくてもエンジンを停止できる装置も開発され、大都市の路線バスを中心に普及が進みつつある。
エコドライブ運動の主要項目であるが、夏季のカーエアコン使用時のアイドリングは停止しにくい。