皮膚がん

2016-11-03 09:36:38 | 日記
 オゾン層破壊により地上に降り注ぐ有害紫外線の増加に伴って発生するおそれのあるガンの一種。

 UV-Bは皮膚細胞の遺伝子組織をも損傷しガンの原因になるといわれている。色白の皮膚の人たちが一生涯UV-Bへ暴露すると非メラノマ系の皮膚がんの発症リスクが高まる。研究者たちは成層圏オゾンの1%の破壊によって有害紫外線の照射量が2%増え、これにより皮膚がんの発症が3%増加すると警告している。

 世界保健機関(WHO)は、70年代以降のライフスタイルの変化による日光浴ブームとオゾン層の破壊進行との相乗効果で、白人を中心に皮膚がんの患者が世界で急増していると指摘し“日光浴自粛”を呼びかけている。

ダウンドラフト

2016-11-03 09:34:52 | 日記
煙の大気拡散現象を表す用語。煙突から排出される煙の吐出速度が周囲の風速よりも小さく、また、排煙温度が低い場合には、煙はあまり上昇せず、風下にある建造物の後ろで生じる渦に巻き込まれて降下し、滞留を起こすことがある。この現象をダウンドラフトという。
これに伴って、大気中に拡散されるはずの汚染物質が建築物付近に留まり汚染物質濃度を高めるため、この現象を抑制する必要が生ずる場合がある。改善策として煙突高を周囲の建造物より高くする、吐出速度を高めるなどの措置が有効とされる。

除草剤

2016-11-03 09:32:30 | 日記
農薬の一種で、農作物や樹木に有害な雑草、かん木を枯死させたり、成長を著しく抑制させたりする薬剤のこと。植物種に関係なく多くの種類を枯殺する非選択性剤と、特定の植物種のみに強く作用する選択性剤がある。また、処理された部分(薬剤との接触部位)のみが枯殺される接触型、吸収された後に植物体内を移行して処理された部分以外も枯殺する移行型に分類される。
日本では農薬取締法に基づき登録された薬剤しか農薬として販売・使用できない。シマジンは除草剤の代表例で、使用方法によっては、下流の水域でシマジンが水から検出されることがある。なお、シマジンとチオベンカルブについて水質環境基準と排水基準が設定されているほか、ゴルフ場農薬暫定指導指針にはシマジンを含め17種類の除草剤について排出水の指針値が設定されている。