波力発電

2016-04-13 14:37:13 | 日記
波の運動エネルギーを利用して発電を行う方法。
現在最も実用化に近い方式として、振動水柱型空気タービン方式がある。この方式は、底のない箱を海面にかぶせたような空気ピストン室をつくると、波の動きに合わせて内部の空気が往復運動し、この空気の流れで空気タービンを回して発電するというもの。
海岸や海上に設置するため、耐食性の強い材質が要求され、また気象条件に左右されるなど、いくつかの問題点がある。


酸性霧

2016-04-13 14:36:05 | 日記
酸性の霧のことで、広義の酸性雨に含まれる。
石炭や石油などの化石燃料の燃焼によって、SOxやNOxが発生する。これが、大気中で硫酸イオン、硝酸イオンに変化して取り込まれ、pHが5.6以下の酸性を示した雨や霧、雪を、それぞれ(狭義の)酸性雨、酸性霧、酸性雪といい、総称して湿性沈着という。
酸性霧は、酸性雨より約10倍酸性度が強く、直接植物体へ影響を及ぼすなど、(狭義の)酸性雨以上に甚大な影響を及ぼすと指摘されている。
霧は一個の粒子が小さくpHが低いため、植物の葉、枝、幹などへ与える影響が大きい。北アメリカにおいては、ミッチェル山のトウヒやモミの衰退は酸性霧が原因といわれている。日本でも酸性霧による森林衰退が疑われているところもある。

一般廃棄物

2016-04-13 14:34:23 | 日記

廃棄物処理法(1970)の対象となる廃棄物のうち、産業廃棄物以外のもの。
一般家庭から排出されるいわゆる家庭ごみ(生活系廃棄物)の他、事業所などから排出される産業廃棄物以外の不要物(いわゆるオフィスごみなど)も事業系一般廃棄物として含まれる。また、し尿や家庭雑排水などの液状廃棄物も含まれる。
現行の廃棄物処理法(1970)の下では、地方自治体が収集・処理・処分の責任を負う。発生源別に、生活系と事業系の2つに区分される。
一般廃棄物の排出量は2002年度実績で、年間5,236万トン、1人1日当り1,132グラムと、前年度より微増している。