ペットボトル

2016-03-26 11:02:23 | 日記
ポリエチレン・テレフタレート(PET)を原料に成型されたプラスチック製容器。清涼飲料、調味料などの使い捨て容器として広く使用されている。
日本での生産は1977年に始まるが、1990年代に入ると、軽く透明で割れにくく使い勝手が良い、リキャップが自由で衛生的など、他の容器にはない魅力が受け入れられて急速に需要が伸びた。
ほとんどの自治体では、それまで不燃ごみとして埋め立てていたが、容積比が大きく収集・埋立コストが膨大化するため、再生利用による減量が課題となり、容器包装リサイクル法(1995)が制定された。
2004年度、容リ法による収集量は238千トン、回収率46.4%、参加市町村数2,796。
再製品市場は、繊維・シート・ボトル・成形品等である。
なお、容リ法の対象とならない事業系の発生物は、産廃としての取り扱いを受ける。

ディルドリン

2016-03-26 11:01:10 | 日記
殺虫剤、農薬。化学的にも安定していて、分解しにくい有機塩素系の化学物質で、その異性体にエンドリンがある。持続効果の優れた殺虫剤として使用されていたが、その残留性が問題化し、日本では製造が中止され、使用も限定されている。
「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律」(昭48法117)により、第一種特定化学物質に指定され、原則的に製造・輸入が禁止され、使用も限定された。

LED照明

2016-03-26 10:59:33 | 日記
 発光ダイオード(LED)を使用した照明器具。1990年代に青色発光ダイオードが開発されたことで、1996年に一般照明用LEDが実用化された。
 白熱灯や蛍光灯に較べて高価格ながら、長寿命で電力消費も低いため、省エネルギーを目的に導入促進がされ、自治体等による購入補助なども実施されている。また、事業者によって店舗や工場等の照明をLED照明に切り換えて消費電力の低減につなげる事例も多い。従来の照明具に較べて配光制御にすぐれ、光の利用効率が高められるのが特長。点滅や調光も容易で、LED照明の普及によって照明分野における省エネルギーは加速度的に進むことが期待されている。
 なお、LEDは照明器具以外にも、信号機や駅等における発光掲示板、パソコンの表示画面への活用など用途を広げている。