水素自動車

2016-01-24 09:38:28 | 日記
水素を燃料にして走る自動車。水素燃料は炭素を含まないため、燃焼しても二酸化炭素、一酸化炭素、炭化水素が発生しない。
現状では、水素を大量に製造する技術、貯蔵の技術の開発が課題となっている。水素の貯蔵方法としては、高圧水素、液化水素、水素吸蔵合金が考えられているが、安全性の面からは、液体水素や水素吸蔵合金が有利といわれている。
太陽、地熱、風力などで発電した電力を使い海水の電気分解により大量に水素が製造できれば、地球環境保全の面で理想的な燃料といえる。

レアメタル

2016-01-24 09:37:21 | 日記
資源としては存在量が少ない、もしくは存在量が多くても採掘が難しいため産出量が少ない希少金属の総称。
 レアメタルには、プラチナ・モリブデン・コバルト・ニッケルなど、31種類がある。身近な機器の中に使用されており、携帯電話のバイブレーション用モーターや、デジタルカメラの手振れ補正機能、液晶パネルなどに使用されている。
 レアメタルが希少な理由としては、資源として存在量が少ない、レアメタル単体を取り出すことが困難、精錬のコストが高い、などが挙げられる。日本では、経済安全保障の理由から供給停止等の障害に備えて、ニッケル、クロム、タングステン、モリブデン、コバルト、マンガン、バナジウムの7種類のレアメタルについて、国内消費量の約35日分を官民で備蓄している。

オイルパーム

2016-01-24 09:35:53 | 日記
植物性油脂の原料となるヤシの一種、アブラヤシ(油椰子)のこと。西アフリカ原産で、19世紀後半から東南アジアのプランテーションで栽培されるようになった。
アブラヤシからとれる植物性油脂のヤシ油(palm oil)は、大豆や菜種など他の植物性油脂よりも生産性が高く、安価であるため、マーガリンや揚げ物用の油など食用にされるほか、石鹸や化粧品など工業用にも多用されている。近年の日本での健康ブームにより、マレーシアやインドネシアなど東南アジアから日本への輸出量も増大している。これに伴うプランテーションの拡大により、熱帯林の伐採や伐採跡地の火入れによる森林火災、煙害などの問題も起きている。