いきがかり上いたしかたなく・ぶろぐ

寄る年波には勝てないし難しいことは出来ないし、行き掛かり上致し方なくブログに頼ります。

98.「ふしぎなともだち」 サイモン・ジェームス作 小川仁央訳

2005-12-30 01:53:40 | 絵本
ふしぎなともだち

評論社

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ペンに透明水彩だろうか。色も落ち着いた感じで美しい。

レオンという男の子にはボブという名前の誰にも見えない友達がいる。(こういう内容の絵本を今までにも何冊か読んでいるな)レオンはいつでもボブと一緒。朝ごはんだってちゃんとボブの分も用意する。

ところがある日、お隣に誰かが越してくる。その家の男の子が、窓から下を見おろしているレオンに手を振る。そして翌朝、レオンはその子に会いに行こうとして、ふと気がつくとボブはいなくなってしまっている。

簡単な線で描かれているのに、その線自体がとても美しい。彩色もあっさりしているのに、光線の当たり具合などがとてもきちんと描けているので、絵に広がりがあって空気を感じられる。好きな絵だ。

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