ペットモデル

きょうは栄のマナハウスのホールで、日本ペットモデル協会の説明会があった。２００人収容らしい会場はほぼ満員で、これは応募者全員に合格通知を出したのかと思ったのだが、そうでもないらしい。

席に着くと、ペットモデルの写真がいっぱい載った本があちこちに置いてあり、順番に見るようにということらしい。１ページまるまる使った大きな写真やらその半分さらにその半分という感じで、写真の大きさによって掲載料違う。つまりこの本に掲載してもらって初めてペットモデル協会の所属ペットになるらしいのだ（ただオーディションに合格しただけなら「登録ペット」ということになる）。でもまあ、うちは亀なので掲載してもらったところで仕事があるとは思えない。私が見た本にも亀は１匹しか載ってなかったし、それもケヅメリクガメだった。

一番小さい写真でも３６０００円。一番大きな写真だと１８００００円も費用がかかる。プロのカメラマンに撮影してもらうとなると、さらに２５０００円必要。これはもう認定証だけもらって帰ろうと思いまわりを見回すと、前も両隣も掲載予約の用紙に記入しておられるではないか。おお、みんな金持ちなのだな。

理事長さんという方は、もとアナウンサーをしておられたそうで、さすがに話し方が素晴らしい。それに家庭のペットをモデルに使うということを思いつくこと自体が凄い。昔は動物をテレビや映画やＣＭなんかに使おうとすると、たいへんな費用がかかったらしいのだ。一般家庭で飼われているペットを安い費用で使えるとなると、そりゃあ仕事の依頼はたくさん来るだろうし、お金のある飼い主さんはこぞって登録することだろう。

そして当然、うちの亀緒君は日本ペットモデル協会の登録ペットということに決定。所属ペットではないので、プロモーション活動はなし。でも認定証がもらえただけで、私は充分満足なのだよ。