現代アート道楽の日々。

首都圏の展覧会の感想など。しばしば遠征。【不定期更新】

アトリエ・ワン 「街の使い方」展@KPO(大阪)

2004-11-06 | 建築
今日のラストは、大阪なんばのKPOキリンプラザ大阪で開催中のアトリエ・ワン「街の使い方」展。

アトリエ・ワンは、塚本由晴と貝島桃代による若手の建築家ユニット。ユニークな小住宅の数々を設計する一方、意外な視点から都市を観察したりと目が離せない建築家。「越後妻有アートトリエンナーレ」や「上海ビエンナーレ」など、アート系のイベントにも積極的に参加している。

展覧会の会場は4~6階。4階は「ミニ・ハウスの部屋」。実物大の住宅「ミニ・ハウス」を蚊帳で再現している。蚊帳のハウスに上がってみると、建物の中に家がある不思議な空間感覚。会場の壁には、彼らが設計してきた住宅と、都市観察の成果が掲示してある。なかでも、「生コン・アパート」など、東京の変わった建築に注目した「メイド・イン・トーキョー」が面白い!

5階は「踊る建築」。彼らが設計してきた住宅の1/100模型がぐるぐる回っている。形やコンセプトは面白いけど、実際住みやすいのかなあ?でも住宅が回る姿は楽しい♪

6階は「ハウス・アサマの部屋」。こちらも4階と同様。実物大の住宅が蚊帳で再現されている。蚊帳の中では、彼らの住宅と展覧会作品のビデオが上映中。こういう家に住む人たちは、お金持ちだということを実感。

建築に縁のなかった人でも楽しめるかも。12月5日まで。

あと、3階のレストランは、カジュアルな雰囲気で、ビールも料理も美味しくてオススメ。

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