できるだけ歩く鳥

サラリーマンエンジニアによる日常メモ。たまにMac偏り気味。

仕事なんてそんなもん…って誰に言う?

2007-04-04 01:17:33 | diary
こんな記事を読みました。

Willを大切に取り扱ってください

最初WillがWiiに見えて、Wiiリモコンは強く振らないでとかいう話の謎の発展系のネタかと思いました。いやまあそんなことはおいといて、話をかいつまんでかくと「仕事において、やりたいこと、やらなきゃいけないこと、できること、のうちのやりたいことをたまには思い出してね」って感じです。
僕はこういう系の話好きなので、ついとりあげてしまいました。

仕事とやりたいことなんて一致するもんじゃない、とか、仕事なんて生活のために割り切ってするもんだ、とか、言いたい方もいると思います。そういう考え方もありだとは思いますし、自分自身の頭の中でそう考えるのは結構です。僕もたまに思います。

ただ、誰か(主に自分より若い人)に対してそういう「仕事なんて」系の話をする機会がありそうな人は、ちょっと考えてみてはいかがでしょうか。「仕事なんて」と言いたいのは、本当は相手じゃなくて自分自身じゃないか、と。

これまでの自分を否定したくない、むしろ肯定したい、そんなときには、仕事とやりたいことが一致しないなんてよくあること、なんて思うのは結構ですし、さっきも書きましたが、僕自身たまにそう考えるときあります。「やってらんねー」ってこと多いし。
またはね、そういう現実に直面して且つどうにも動けないような人(もしくは自分)を慰めるときにも、そんな話をするかもしれません。
あとは、浮かれ気分も甚だしいちょっとダメそうと感じられる新人に釘を刺すつもりで厳しいことを言いたい、ってときもまあアリかなとは思います。相手にもよると思いますが。

ただ、真摯に夢を語る(見る)若者に「仕事なんて」系の話をしたいとは僕は思いません。そんなことして誰がなにを得するのか、あまり想像できません。夢を語る若者に対する、自分の中のうらやましさや悔しさ(?)が多少紛れるってなところでしょうか。

季節柄、新人歓迎会なども多いと思いますが、歓迎する気持ちが空回りしてモチベーションブレーカーにならないよう、皆様お気をつけ下さい。

以前にも似たような話書いたな。同じ話繰り返すのは老化か。