ぴろたまごの雑記帳

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娘の突然の告白

2011-07-31 23:12:35 | 日記
2011-07-31

 


いつもは下りてきても何にも言わない娘が、今日は珍しく食卓の自分の椅子に座っていた。
「ん?・・」
なにか胸騒ぎ、いつもと違う雰囲気。

いつものように水を飲み干してもまだ座ってる。
「んん??・・」
洗濯物をたたみながらテレビと娘の顔を何度も互い違いにうかがってみる私。

パソコンしていたダンナがさあ寝ようかと立ち上がった時、どうにも気になって娘に尋ねた。
「ねぇ、なにか話したいことでもあるの?」
するとこっくりうなずいて、「2人に話がある」って言うじゃないの。

ん~~?? このシチュエーション、どこかで見たことがあるぞ!

すると、突然だけど、やっぱり彼氏がいるという話だった。
それ以上はなかなか言わないもんだから、こっちが誘導質問。

どこの人? いくつ? 同じサークルだった人? え、違うの? いつからつきあってたの?

今、何の仕事をしてるの? どこに住んでるの? えっ、こっちの人じゃないの?

それは突然に、来たーーー!!!

うちの子は秘密主義で、親には全然オープンに話してくれないし、今まで紹介もしてもらってない。
本人から親に話してくるということは、それなりに話が煮詰まっていて、
「結婚したい人がいる」ということから始まるんだろうな、と前から思っていたのがその通りになった。

ダンナ、寝ようと思っていた矢先にそんな告白をされて、かなり動揺してるみたいで、
「ちょ、ちょっと待ってな。今、家を直そうとしてるから、きれいになってから彼氏連れてこいよ」

前に郵便物で見たことのある名前だった。
ゼミで一緒で、卒業前に告白されてつき合いだしたみたいで、以来、ずっと遠恋。
道理で、しょっちゅう関西方面に旅行に行ってると思っていたのよね。

ああ~娘よ。あなたも遠くへ嫁いじゃうの?

せっかくお堅い所に就職できて、結婚しても産休もあるし、ずっと仕事が続けられる会社だったのに。
代わりに、私が孫の世話を引き受けてもいいと思っていたのに。

けど、彼も真面目そうで、全国に支店のある結構名の知れた会社に勤めている人だった。
もしかしたら将来、こちらの支店に転勤という可能性もあることだし・・

まあ、あの子のことだから、その辺はちゃんと厳しくチェックしているだろう。

私が親に結婚したい人がいると告白した時も、母親はすごくウキウキして超乗り気だった。
なんだか、これから先の方が娘と仲良くなれそうな気がする。
台所が独立してこそ、女同士のつきあいが始まる。
ちょっと遠いけど、(私の実家よりは近い)私は娘の強い味方になりたい。

それにしても・・
突然で、びっくりした。来るべき時が来たんだな。

 
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