
写真家であり川柳家でもある藤田めぐみさんからとっても素敵なプレゼントが届きました。
めぐみさんとは最初twitterを通して知り合い、その後実際にお会いすることもできて
川柳について、またご本人がお仕事とされている写真についてたくさんのことを
聞かせていただいていました。
めぐみさんの撮られる写真はその一瞬でありながら余韻もあるもの、
一見無機質だけど、語りかけてくるような、そんな印象です。
川柳というとサラリーマン川柳に代表されるようなイメージをお持ちの方がほとんどで
「川柳やってます!」というと「おもろいことやってはりますな。」
と言われることが多いのですが、
川柳は時事川柳から抒情川柳まで幅が広い短詩文芸です。
滋賀県在住の徳永政二さんは川柳界では有名な方で、
一般の川柳イメージとは違う感性の句を作られる柳人です。
私は政二さんの柔らかくも芯の通った句が大好きです。
こんなに言葉って感性に訴えてくるんだと実感できる句を作られています。
その政二さんの句にBGMのようなめぐみさんの写真がコラボレーションした句集「大阪の泡」(今年10月出版)
ページをめくるごとに心が揺れる言葉と写真が詰まっています。
12人の川柳作家の句にめぐみさんの素敵な写真が一緒になった「川柳カレンダー」もいただきました。
こちらもそれぞれの現実と心を詠んだ川柳がやさしい写真でまとめられています。
大阪の泡から一句を
『ふりそそぐひかり私の逆上がり』 徳永政二
(「大阪の泡」を置いている書店はこちらでご案内をしています。
詳しくは出版社 あざみエージェントさんのHPをどうぞ )