晶月のほっこり・おつきみじかん ~エガオールのこと 風水のこと 川柳のこと 日々のつれづれを大阪から~

株式会社エガオール代表の土本晶子です♪ HPは「エガオール」で検索を(http://www.ega-all.com)

手が届きそうで届かない蕾はこれから

2014-02-28 00:56:52 | 今日のほっこり


以前、お店紹介ブログを書いていた時に、取材でお世話になった雑貨店のオーナーさんから「お店をたたみます。」とのご連絡をいただきました。

取材を機に何度かお邪魔してお店にかける意欲やお客さんへの想いなどをお聴きして順調にファンを作っていらっしゃることを羨ましく拝見していました。

「いつかこの店でも風水セミナーやってくださいね。」

ふたつ返事でお受けしてその日が来ることを楽しみに待っていましたが、、とても残念です。

私が取材をしていた中で各店のオーナーさんに「何が一番難しいですか?」とお聞きしていたのですが、ほとんどの方が「続けることです。」とおっしゃっていました。


自分が会社を興してから強く思うのが、続けることと安定させることの難しさです。
続けることの先に安定があるのか、安定しているから続けられるのか。

趣味の延長線上の腰掛けではなく、会社として在る限りは「継続」「貢献」そして「雇用」ができてやっと認められると思っています。

もちろん、これは自己満足ではダメでお客さんとなる企業や個人の方が私の会社が提供させていただくことを喜んでくださることが大前提です。

そのために机上にある蕾はちゃんと膨らむことができるのか、花をつけることができるのか、、いつになく慎重になってしまう自分がもどかしくもあります。


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仲間と壁を塗ったり床板を貼ったりした手づくりのお店は来月から工事が入って元の状態に戻るとのことです。

春が来る前の決断がこれからの時間の温かい一色となることを願ってやみません。


受験生であったり、就活生であったり、起業家であったり、、想いに向かって膨らむたくさん蕾。ちゃんと咲けますように。
そして誰もが振り向くような良い香りが漂っているといいですね!

また明日から一歩ずつ一歩ずつ。




春までを数えて待っている空気

2014-02-23 22:47:11 | 川柳


紅梅は華やかですが、白梅は少し遠慮がちに開いていた緑地公園。

寒い日が続いていましたが春はもう近くにやってきていますね。

梅が咲いて桜が咲いて春。

ひとつが終わるとまた次の時間を楽しみにその日を指折り待って・・

目に映る景色も肌で感じる温度もすべてが春につながっているのです。

新しい季節に向かって今年はどんな道が伸びているのでしょうか。



『虹の香を追って迷い込む宮殿』  桂 晶月

川柳文学コロキュウム63号 カレイドスコープより




努力は報われると信じることができた瞬間

2014-02-21 04:26:35 | 今日のほっこり


ソチオリンピック。浅田真央選手のフリーの演技に涙が止まらない深夜。

昨日の16位という成績からどうやってメンタルを立て直したのか容易には想像できません。

私は今日の浅田選手から「努力」というシンプルな言葉が浮かんできました。努力は力を出して努めること。

この「努める」は

1精を出して仕事をする。努力してことを行う。
2無理をしたり、我慢したりして行う。堪えてする。(デジタル大辞泉より)

浅田選手に限らずすべての選手にあてはまると思うのですが、オリンピックという大舞台に立つためには2の「努める」なんでしょうね。

無理をする。我慢する。堪える。

これが継続してできるかどうかは強い精神力と自分を信じる力がなければできません。

我が身。振り返って。

結果を出すことの重みを痛感した時間でした。

浅田選手、ありがとう。お疲れさまでした。



器用と不器用 親子なのに

2014-02-18 21:51:05 | 今日のほっこり

お猿さん。写真のように横にもできるし縦にぶら下げることもできる傑作。

先日亡くなった父はとても手先が器用でした。

昭和4年生まれなので戦争の時は今でいう中学生。軍需工場で船か飛行機か(どっちだったかな?)のプロペラを作っていたという話を少しだけ聞いた記憶があります。

きっと器用な手先がフルに動いていたのではないかと思います。

10年前にアルツハイマーと診断されてからは、なんとか進行を食い止めようと何かにとり憑かれたかのように一心に木工作業に励んでいました。

その時の作品が写真のお猿さん。これ、五匹の猿が手を繋いでいるものですがボンドで止めているのではなく微妙な手の角度で繋がっています。

裏を見ると「右から1番目」「右から2番目」と書き込んであります。

最初の作品ができあがった時に母は大喜びで玄関に飾ったのですが、それを見たお客さん方がとても褒めてくれたので父は気をよくしてたくさん同じものを作ってご近所の方にお渡ししました。

帰省した時に私が「わ~、これすごいなあ~ うちにもくれんかな。」と言ったところ、一日で完成させてくれました。

持ち帰ったものを飾っていると遊びに来た友人が「私も欲しいわ。」と。もちろん父は喜んで作ってくれました。

ですから同じものがいろんなところに飾られています。父の作ってくれたものは今になってまた輝いているような気がしています。

亡くなってから気づいたのですが、私の指と爪の形は父にそっくりでした。

だけど、その指で作るものは到底まねができません。

なぜか「超」」が付くくらい不器用な私。

器用さをちょっと分けてくれればよかったのに、お父さん。


第28回国民文化祭・やまなし2013 文芸祭「川柳」

2014-02-16 23:17:47 | 川柳


昨年10月27日に山梨県甲府市で開催された川柳の全国大会「やまなし文芸祭・川柳大会」の作品集が届きました。

当日は参加できませんでしたが、事前投句「山」「塩」「ぶどう」「谷」のお題で2句ずつ投句しました。

全国で2631人、19090句応募の中、「ぶどう」のお題で投句していた私の句が準特選の8位で選んでもらっていました。

入選結果は大会当日、お知らせをいただいていたのですが先週届いた作品集に印刷された自分の句を見て再びうれしさがこみあげてきました。

川柳は自分自身を表す文芸で、こうやって自分の句を時間が経って読むとその句を詠んだ心情や背景がまた浮かび上がってきます。


『プライドを守るマスカットのように』 


 桂 晶月







居場所があって心があたたかい

2014-02-11 03:49:26 | 今日のほっこり
父の葬儀から一週間。

父が亡くなって通夜、葬儀があることは一部の人にしか伝えていなかったので、すべてが終わってブログに書いたりメールでお伝えしたり。

直接読んでくださった方、また人から聞いたと言われる方々からたくさんのあたたかいメッセージをいただきました。

父の遺影にも報告をして一緒に感謝を噛みしめています。


仕事も元のペースに戻りました。新しくお話をいただいたり、しばらくご無沙汰していた方からご連絡いただいたりとありがたいご依頼が増えています。

事業を軌道に乗せて父を安心させてあげたかったのですが、これは残念ながらまだできていなくて・・

しかし、建築の仕事に携わって「家づくり」を愛した父の想いを、私は風水という仕事で受け継げたような気がしています。

会社は正念場の3年目。こつこつと仕事を続け、いつも周りの方のことを考えていた父のように地道に皆さまに喜んでいただける仕事をしていきたいとまた決意を強くして。

心と体は繋がっているようでまだ万全の体調ではありませんがだんだんと回復の実感。マスク、のど飴、うがいくすりでもう少しのところまできています。



猫二匹、インコ一羽、亀一匹。ペットにも癒してもらって。

たくさんの想いをいただいた今という時間の椅子に座ってこれからを考える深夜。父は傍らでいつも見守ってくれています。

皆さま、ありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。




いつもどおりに流れる時間だけど・・・

2014-02-08 01:50:57 | 今日のほっこり


ソチオリンピック開幕。ただいま、開会式の各国入場行進中。今は兵隊さんのような行進をする国はないですね。

世界って広いなあ。来世はどこの国に生まれるんだろ・・・なんて思いを馳せてみます。

「金髪で青い目がいい~」なんて父に言った遠い記憶が蘇ります。

テレビの前に父の遺影に使った写真(ミニ版)を置いて4年に一度の開会式を一緒に観ている深夜。

外はしんしんと雪が降り続いています。

緊張の糸が切れたのか、体のあちこちが緩んでしまっている感覚。

歯の痛みは「過度の疲れ」という診断。虫歯じゃなくてよかったけれど。

喉の痛みは恐らく姉の風邪をもらったんだろうなあ。この時点でほとんど声が出なくなりました。

明日は父の墓地の下見や仏壇の購入に岡山に帰る予定でしたが、この雪では無理なので来週に延期となりました。

母は気丈に父が生前にお世話になった先にお礼に回っているそうだけれど、よっぽど疲れたのか四十九日は家族だけで行いたいと言っているらしいです。

時間の長さは誰にでも平等だけど、濃度は様々。

しばらく何とも表現できない気持ちで時間が流れていくのでしょうね。


所属している川柳文学コロキュウムの柳誌に掲載する論評の依頼をいただきました。

句会の入選句から何句かを選び出し、私なりの感想を綴っています。眠気の波が何度もやってくるのですができれば書きあげてしまいたいのでもうちょっと。


朝が来たら窓の外の景色を父にも見せてあげたいです。どれだけ積もるのかな、雪。




2月2日 父の旅立ち ~たくさんのありがとうを~

2014-02-05 23:58:13 | 今日のほっこり


先週木曜日(1月30日)の昼過ぎに父の具合がかなり悪いので早めに帰るようにと姉から電話。

あわてて岡山に向けて車をとばし、施設の父のもとへ。

その日は無事に越えられたものの依然危ない状況は続き翌日から二晩、姉と一緒に施設に泊まり込んで静養室の父に寄り添っていました。

もう食事を摂ることができす点滴も入らなくなったので、あとはどれだけ父の体力が残っているかという辛い現実。

お昼はずっと母が枕元で話しかけ、大好きだった演歌のCDをかけて聴かせてあげていました。

一秒でも長い生の時間を祈り続けていましたが 2月2日の朝方から呼吸がだんだんと弱くなって8時28分息を引き取りました。

最期は母、姉、私、そして孫たちが手を握り、大好きだった「北国の春」を聴きながらの穏やかな旅立ちでした。

10年前にアルツハイマーと診断され自宅で母が介護をしていましたが、7年前に施設に入り今年1月8日に家の近くの施設に転院できた矢先のこと。

昨日、2月4日に葬儀を終え私は今日大阪に戻ってきました。

通夜にはお忙しい中、遠いところから駆けつけてくださった仕事関係の方もいらっしゃって本当にうれしく思いました。
皆さまのお気持ち、父も心から喜んでいると思います。


父と一緒の写真は少なかったのですが、昔のアルバムを探してみました。「晶子(私)3歳。阪神パークにて」と書かれていました。5才上の姉と。

父は私が母のお腹にいる時に、勝手に男の子と決めて「太郎」という名前を準備していたそうです。

5才離れた姉がいるので、次は男の子が欲しかったのでしょう。

男の子ではなかったのですが、私は小さいころから父とプロレスをしたり釣りに行ったり、大人になってからは一緒にお酒を飲んだりと
父の息子願望に知らないうちに染まっていったのかもしれませんね(笑)

徳島の田舎町に生まれ大阪で大工の修行を積み、苦労を重ねながら一家を支えてくれました。

岡山で会社勤めをするようになり69歳まで勤め上げ、その後はゆっくりと趣味の木工作業をしながら過ごしておりました。

父を一言で表すなら「温厚」 その言葉に尽きます。

私は怒られた記憶がないのです。人の悪口や愚痴も聞いたことがありません。
そして口癖は「わしゃ~、幸せじゃあ。」お酒を飲むと嬉しそうにこのフレーズを繰り返していました。

息を引き取った後の父の表情がとても柔らかく穏やかだったのは生前の父の徳があったからだと私は信じています。


大切な人を亡くした経験のある方はこの後、悲しみがじわりじわりとやってくるとおっしゃいます。
白い箱に入ってしまった父が信じられず、また笑顔の父に会えそうな気がしていますので、時間の経過とともに受け入れざるを得ない現実に苦しむかもしれません。

しかし、父が安心して浄土への旅ができるよう「ありがとう」をたくさん届けていきたいと思います。

父の娘として生まれたことにありがとう。
父の娘としてこれからも生きていけることにありがとう。



【お知らせ】エガオールHP タロットで占うあなたの2月の運勢は?

2014-02-01 22:31:43 | お知らせ


今日から2月。

2014年のスタートからはや1か月ですね。

しかし風水や東洋の占術は一年の始まりは立春(2月4日)としています。

立春まであと4日。立春の前日は節分。豆まきをして今年の邪気を祓い新年の福を呼び込みましょう!

新しい気のやってくる2月はどんな月になるのでしょうか?

毎月恒例、弊社HP今月の運勢を更新しました。

こちらで使っている占術は78枚のタロットカード。

今月は少しシビアなカードが多く出ましたが、こういう時こそカードが伝えたいメッセージがあるとみています。

皆さんの星座の2月運勢はいかがでしたか?