
お盆目前。
早いところは明日から長期でお盆休みのようですね。
弊社は11日~13日までお休みをいただきます。
あまりゆっくりはできませんが岡山の実家に帰省してきます。お正月以来です。
さて、昨夜は私の所属する川柳社「川柳文学コロキュウム」の月一の定例句会でした。
たくさんある川柳社の中でも平日の夜間に句会を開催している団体は珍しいのですが、仕事をしている身にはとてもうれしい設定です。
毎月楽しみにして参加しています。
私はな、なんとこの年齢で会の中では最年少。皆さんによくしていただいています。
人生の諸先輩方のボキャボラリーと感性にはいつもいつも感服するばかり。
言葉は決して付け焼刃では動かない深さと重みがあるものだと痛感する時間です。
川柳は短詩文芸。いろんな表現方法がありますが、絵は苦手だし手先は不器用。
やっぱり川柳をこれからも分身としていきたいと思っております。
さてさて、昨日の入選句を。
読み返してみると、川柳は自分を映す鏡のようです。
『蛇行する川に沈めてしまう語尾』
『くねくねを集めて導火線にする』 宿題「くねくね」
『見開きの塗りつぶされた頭文字』 宿題「塗る」
『秋が来る前に開いておく小窓』 自由吟
『もう捨てていいよと立秋のくしゃみ』 自由吟
『桃色になって予約済みのチケット』 席題「チケット」
『透かし絵をくぐって前世へと急ぐ』 印象吟
『生まれ変わるから砕いてゆく時間』 宿題「欠片」秀句入選