9月も半ば。
涼しい日が続いていましたが、この2、3日はまた夏に逆戻りのようなムシムシ。
南からは台風がやってきているのですね。
まだしばらくビールにはお世話にならなきゃいけないようです。って一年中ですやん!!(←セルフつっこみ)
さて、先日開かれた私の所属する柳社、川柳文学コロキュウム(代表 赤松ますみさんのブログは
こちら)の9月句会。
8月句会からの一か月間、風水川柳のほかには川柳らしい川柳を作っていなくて、前日と当日に慌てて作句することに。
それでも、言葉に向かう時間はイメージの世界に浸れる至福の時。
以前、師匠に
「晶月さんの川柳はほんとにその時のことがよく出るね。仕事、仕事ってなっているときの川柳は硬いよ。」と。
言葉はやはり感情の使者。私はきっとその回路が単純にできているのだと思います。
だから、言葉に向かう心のコンディションは柔らかく隙間があってほしいと思いながら、、
しかし、思うようにいかぬ時間も増えてきた中で参加した今月の句会。
自分の川柳は選者さんにどのように届くのかが不安でありました。
以下が今回の入選句。
ほんとに今の気持ちばかりでしたが、、師匠には上位に選んでいただけたました。
少し、ハードルは越えられたのかな。
・宿題「くどい」
『何度でも羽ばたいている尾ひれ』
『イチ足すイチが三になるまで続く』
・宿題「冴える」
『一枚ずつ剥がす水の音がするまで』
『目を閉じてみると滴になりました』
・宿題「半」
『合鍵探す私のハーフタイム』
『特上のドレスで反転の準備』
『半角のままでしまっておく言葉』
・自由吟 (赤松ますみ選)
『型紙を作るティンカーベルの羽』
『三度目の夏を降ろした無人駅』