安楽寺で抹茶をいただいて、法然院へ行く。
法然院は鎌倉時代の初期、浄土宗祖である法然上人が弟子の
住蓮房、安楽房と六時礼賛を勤めた旧跡です。
本堂には恵心僧都作の阿弥陀如来坐像と法然上人像が安置されています。
山門を入ると両側に白砂壇と呼ばれる盛られた白い砂があります。砂上には
紅葉の絵が描かれており、秋には多くの観光客が来られる。
またこの法然院には文豪、谷崎潤一郎夫婦の墓と妹夫婦の墓があり
一本の桜の下にたたずんでいます。かれは生前にここに自分の墓を
建てることを決めていて墓の字、自ら書いていたそうです。
「寂」と「空」が石とマッチして趣があります。
法然院からもう一歩きして慈照寺銀閣寺まで行きます。