One Little Museum

日々の制作や思いついたことなど…

ユディト

2008年05月30日 | Museum
「力が空回り…というような絵を描いたので」というわけではありませんが、これは本当に気楽に、落描きで描いたものです。

ちょっとした仕事の空き時間に手元にあった安物の色鉛筆(100円ショップで買った12色の色鉛筆)で描いたんですが、結構、出来が気持ちよかったのでアップします。

最初は「剣を持った少女」ぐらいにイメージして描いていましたが、これってユディトにも通じるな…と思いました。

こういう色鉛筆のイラストっていうのもたまに描くと楽しいですね。

(マルマンスケッチブック/S160)

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Under a Green Moon

2008年05月29日 | Museum
完全なアクリル画です。

たまにはダークな感じのトーンでもいいかな…と思ったのですが、出来上がってみると、イマイチしっくりきません。
女性とマスクの組み合わせで、ちょっと怪しい雰囲気の絵にしようとしたのですが、何かとってつけたような感じですね。

ただし失敗作に思えますが、技法的には実験ができてよかったです。
ジェルメディウムなどを使って、かなり絵具を厚塗り風にしてマスクの質感を出そうとしてみたのですが、我ながら面白く仕上がりました。

それと混色でできた深い緑は透明性があって気に入りました。

(下塗りした画用紙/B4)

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バックステージ

2008年05月25日 | Museum
これは、ちょっと力が入っています。
実は紙やキャンパスではなく、板に描いています。
完成まで何だかんだで4日間ほどかかりました。

画用紙四つ切り用の簡単なフレームを買ってきて、自分なりに気持ちの良い絵を描いて飾ってみようと思ったのですが、ぴったりの大きさの紙が無く(いつも使っているマーメイド水彩紙の四つ切りサイズは、実はちょっと大きめだということがわかりました…)、それならそのフレームの裏板に直接描いてみようと描きました。

あの「モナリザ」だって板に描かれているくらい絵画の支持体としてはポピュラーなものだし、板ならば水張りなどをする必要がないので簡便で悪くないだろう…と思ったのです。

ジェッソで三度ほど入念に下塗りして下地を作り、その上にアクリル絵具で描きました。
ジェッソの上に鉛筆で直接下描きすると消しゴムなどがほとんど使えないため、モチーフは別の紙に下描きしてトレースしています。

ジェッソとジェルメディウムによって、なかなか面白いテクスチャができて油絵っぽくもあり、なかなか存在感のある絵肌で自分では気に入っていますが、ここにアップした画像ではよくわからないかもしれませんね。

完全にアクリルオンリーで描いたアクリル画ですが、水彩画とは違う重さ強さがあって、我ながら「悪くないんじゃないか」と思っています。
今度はキャンパスに描いてみようかな。

(下塗りした板/四つ切り大)

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ゴシックな彼女

2008年05月23日 | Museum
「これはスケッチしておこう」という写真を見たので、描き留めたものです。

軽く色を乗せるだけのつもりでしたが、描いているうちに、ちょっと描き込んでしまいました。

(マルマンスケッチブック/S160)

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マスカレード

2008年05月23日 | Museum
ヴェネツィアのマスクを見て、モチーフとして面白いな…と思いながら、描いてみました。特にモデルなどはなく、落描きみたいなものです。

最後にパソコン上で文字を加えるなど画像処理をしました。
何だか本の表紙のようでもあります。

(マルマンスケッチブック/S160)

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微笑の記憶

2008年05月21日 | Museum
アクリル絵具と透明水彩絵具を組み合わせて描くことに慣れてきた気がします。
あれこれ手間はかかるのですが、より良くなるのなら苦労もまた楽しですよね。

この絵はネットで見かけた外国の女優さんの魅力的な微笑みをモチーフにしました。
ミュシャのイラストを見ていたせいもあって装飾的な模様を組み合わせようと思ったのですが、アールヌーボー的な模様を克明に描き込む気にもならなかったので、こんな感じです。

(マーメイド水彩紙/F6)

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退屈の向こう側

2008年05月17日 | Museum
アクリルのみで描いてみようと、安い四つ切りの画用紙にジェッソを下塗りして描きました。
何だか発色はイマイチ。選んだ色が悪かったかもしれません。変に重くなった気もします。

もっと水彩絵具の透明感を活かしたような画面の方が気持ちいいですね。

(画用紙/四つ切り)

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浅い眠り

2008年05月14日 | Museum
ようやく県の水彩画展に出す作品が出来上がりました。
いつもの5割増しぐらいの力は入っています。
我ながら、結構、いい出来じゃないか…と思います。

画材はアクリルと透明水彩絵具を併用しています。
背景と人物の最初の描き込みはアクリルで、後の細かい仕上げは透明水彩で描きました。
偶然の混色も取り入れつつ、人物だけが浮き上がることもなく、見方によってあれこれ想像が膨らむ面白い世界になっているのではないでしょうか。

本来はもう少しアクリルで描き込みたい部分もあるのですが、そうすると水彩画から離れていきそうなので、今回は自重しています。

コンパクトのデジカメで撮ったせいもあり、アップした画像ファイルでは大きさや実際の色がわかりにくいのが残念ですが、実物は、なかなか動きがあって楽しい絵です。

(マーメイド水彩紙/10号大)

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予感

2008年05月13日 | Museum
久しぶりに描いていて楽しい絵になりました。
ずっとスランプ気味で自分で面白がれる絵が描けずに鬱屈したものを感じていましたが、ようやく何か吹っ切れました。

これは習作ですが、以前から心にあった描き方で描いた絵です。
これまで思い切りが足りずに、何となく違う安易な描き方に流れていましたが、やっとトライしました。

画材はアクリルです。
メディウムとしては唯一ジェルメディウムを使っています。

大部分は、アクリル絵具を水彩絵具風に水に溶いて使っています。

描いた手順は、簡単に言うと以下の通りです。

鉛筆でモチーフをデッサンし、1~2色の絵の具で陰影をつけます。
その上に水とジェルメディウムでトロトロに溶いた数種類の絵の具を垂らし、自由な模様を作ります。(永山裕子風に透明水彩絵具でやる方法もありますが、それだともっとフラットに広がって混ざってしまい、うねうねとしたアクリル絵の具のニュアンスは出ません)
背景が仕上がったらモチーフをあらためて描き起こします。
ステンシル風に模様をつけて全体のアクセントとします。

ミュシャのような絵を、自分風の描き方で描けないかと思っていましたが、これならいけるかも…。

ちなみに背景の作り方は櫻井美智子さんという画家さんの作品を参考にしています。

今度はもっと大きな画面で描いてみます。

(マルマンスケッチブック/A4)

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Moment

2008年05月11日 | Museum
前の絵よりも、少しは良くなったかな…。
もっと華やかにパッと広がるような背景にしたかったのですが、まあ習作ということで。

まだ変な力が入っている感じですが、ちょっと出口が見えてきたかも知れません。

(マーメイド水彩紙/F6)

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LOOK BACK

2008年05月11日 | Museum
自由な色の重なりの上に女性を描いてみようとした作品です。
もちろん水彩画です。

背中のあたりがちょっと平板ですよね。別に手を抜いたわけじゃないんですけどね。

ただ、もっと実在感を持って描ければ、これはこれでいけそうです。
もう一枚、こんな感じで描いてみます。

(マーメイド水彩紙/F6)

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ステンドグラスと乙女

2008年05月10日 | Museum
とりあえずステンドグラスの模様と女性像を合わせてみました。
基本的にアクリル絵具で描いています。

まあ習作ですので、不満なところもあれこれありますが、どんな感じになるかはわかってきました。
次は水彩で描いてみようと思います。

(マーメイド水彩紙/F6)

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ステンドグラスのスケッチ

2008年05月10日 | Museum
これも絵の素材としてのスケッチですが、手元にあったのがデザインマーカーだったので、それで描きました。

絵の具のような混色ができないので、限られた色で描かなきゃいけませんでしたが、それがかえってプリミティブな塗り絵っぽくていいかもしれませんね。

(マルマンスケッチブック/S160)

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