One Little Museum

日々の制作や思いついたことなど…

黄色い薔薇

2009年05月30日 | Museum
こないだ花屋さんを取材した折にいただいた黄色い薔薇がとても綺麗で、枯れてしまう前に何としても絵にしようと思って、描いてみました。

薔薇ってとてもポピュラーなモチーフですけど、本当に描くのが難しいですよね。
花びらの重なっている感じと広がり、それに色。

あの中川一政が、なかなか思ったように描けなくて、一時期、薔薇ばっかり描いていた時期があったそうですが、それもわかるような気がします。

(モンバルキャンソン水彩紙/F3)

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K嬢

2009年05月28日 | Museum
デッサンが決まらず、ちょっと不調気味になってきたので、リハビリを兼ねて久しぶりに鉛筆画です。
とはいえ、出来は今ひとつ。(まあ、落描きみたいなものですけど…)


色彩も大事ですが、私にとってはフォルムとトーンの方がさらに大事なポイントです。

決してリアリスティックな絵を目指している訳じゃないのですが、美しいフォルムと奥深いトーンが発する魔力を感じない絵は、描いていてつまらないのです。

そういう意味では、今は、もう少し鉛筆画にハマる必要がある気がします。

(マルマンスケッチブック/S160)

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卓上の花

2009年05月26日 | Museum
花を描いてみました。
難しいですよね、花って。
形が有るようで無いようで、どこまで描き込めばいいのかわからなくなります。

ところで、この絵はいつも使っている道具ではなく、スケッチ用の携帯セット(と自分で思っているもの)で描きました。
セカンドバッグに入る小型のパレットと携帯用の筆1本、それに水入れを兼ねた2つの小さなプラスチックケース。

こないだ戸外で軽く絵を描いてみた時に、ラウニーの固形水彩絵の具のセットを使ったら思いのほか描きにくかったので(あくまでも戸外で使ってみたら…という話です)、その後、家でいつも使っているパレットの状態を外出先でも再現しようと、ホーローびきの小型のパレットを買って、ホルベインの絵の具をセットしてみました。
ですので、あえてそれを使って、慣れようと思ったわけです。

つまりは戸外スケッチのシミュレーションですね。

不自由もありますけど、それなりに使えるメドが立った気がします。

(マルマンスケッチブック/S160)

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Her Mystery

2009年05月22日 | Museum
水彩です。
何だか油絵よりも水彩の方が、より絵らしい気がします。
たぶん慣れもあるのでしょうけど、水彩の方が自由に描けているのでしょう。

最初は前の絵みたいに、モノトーンにしようかとも思いましたが、やっぱり色が欲しくなってしまいました。(抑えてはいますけど)

ちょっとアメリカン・ミステリーの表紙みたいじゃありませんか?

(マルマンスケッチブック/S160)

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賞品もらいました

2009年05月20日 | Monolog
ホルベインが主催する「はじめての油絵コンテスト」に作品を出したら、ありがたいことに佳作をいただきまして、先頃まで日本ホビーショーで展示していただいていたそうです。

今日、佳作の賞品が届きました。
12色の油絵具セットと油絵用の筆3本。
買えば7000~8000円というぐらいのものをいただいてしまいました。
ホルベイン太っ腹!すばらしい!

私は透明水彩絵具、アクリル絵具、油絵具をはじめ、筆やパレット、各種メディウムなどかなりホルベインのへヴィユーザーなのですが、こういうことをされると、ますます好きになりますね~。

ありがたいことです。
さあ、がんばって絵を描こう!

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Sophie

2009年05月17日 | Museum
油彩画です。
何だかんだで、描き始めて一週間以上かかってしまいました。
それでも、改めて仕上がりを見ると、ちょっとペラペラしている感じがして、もう少し描き込むべきところもあったかな…とちょっと反省しています。
(言い訳っぽいですけど、このデジカメ画像は本物より平板で、しかもやや赤っぽく色が出ているような気もします)

これはフランスの女優ソフィー・マルソーの写真を元に描いています。
単純にソフィー・マルソーが好きだっていうのもありますけど、このポーズと衣装の具合がまた制作意欲をそそったんですよね。

それはそうと、描いている仕上げ段階で微妙なホワイトのグラデーションをつけようと指で直接、絵の具を塗りつけたのですが、これが案外楽しくて、癖になりそうでした。
筆やナイフだけじゃなく、指を使って描くというのは、あのレオナルド・ダ・ヴィンチをはじめ、結構あることみたいですけどね。(名画によく作者の指紋が残っているなどという話も聞きます)

さて、次の作品に取り掛かろうかな…。
ひとつ前の水彩画が結構自分でも気に入っていて、携帯の待ち受けにしたりもしているのですが、次回は水彩画かな?


(キャンバスボード/B4)

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モノクロームの時間

2009年05月14日 | Museum
例によって油絵を描いているインターバルに描きました。
水彩ですが、ペインズグレー一色で描いています。

その濃淡のみということでは、タッチは違いますけど、水墨画みたいなところもあるかもしれませんね。

本当はホワイトを入れたかったところですけど、トーンの練習というつもりもあったので、あえて入れていません。

小さい絵でもあるので、夜中の3時ぐらいから朝方の5時ぐらいまで、実質2時間ぐらいで描きました。

(マルマンスケッチブック/S160)

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絵画モデル

2009年05月05日 | Museum
小品ですけど、仕上がりまでには時間はかかりました。(というか、まだぜんぜん絵の具は乾いてませんけど)

というのも、今回は全体に仕上げでグレージングをしたかったので、ある程度絵の具が動かなくなるまでじっと待つ必要があったからでした。

全体に赤みの強いアンバー系のグレーズを施すと、何だかクラシックな感じの絵になりましたね。もっと明暗を強く出せばバロック風になったでしょうか?

ともあれ、今回はトーンを落とし気味にしてみましたが、どんな絵が自分なりにしっくりくるのか、まだまだ試行錯誤は続きます。

ちなみに前の絵は、この絵の乾きを待つ間に描いたものでした。

(キャンバスボード/B5)

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緑衣の婦人

2009年05月03日 | Museum
今、制作中の油彩画があるのですが、例によって乾きを待つのに時間がかかっていて、そのインターバルに水彩画を描きました。

正味、半日で描きました。
仕上がりが早いのはいいですね。

ところで平行して描いていて思いましたが、油彩だろうが水彩だろうが、何だかタッチは同じという感じがします。(水彩らしくない水彩、油彩らしくない油彩とも言えますけど…)

オリジナリティといえば偉そうですけど、自分なりの絵っていうことでしょうか。

(モンバルキャンソン水彩紙/F4)

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