One Little Museum

日々の制作や思いついたことなど…

少女

2006年10月29日 | Museum
この絵は、たまたま見かけたあるグラビア・アイドル(名前もわからないのですが…)の写真の表情が良くて、それをモチーフに描きました。
Gペンとアクリル水彩絵の具で描いてます。(輪郭が際だち過ぎて、ちょっと怖い感じになってますね)

最近はアクリル水彩絵の具がまたお気に入りになってきて、しかもその、赤(カドミウムレッド)・青(ウルトラマリン)・黄(カドミウムイエロー)・白(チタニウムホワイト)・茶(ローアンバー)・黄土色(イエローオーカー)の6色で描くことが多くなりました。
以前は多くの絵の具を並べて描いていたのですが、今は面倒くさいということもあって限られた絵の具を混色しながら描いています。
色を考える上で、その方が面白くもありますね。

エロティシズムを漂わせた大人の女性というのも素晴らしいですが、それとはちょっと違い、透明な一瞬を切り取ったような美少女というモチーフも、永遠のテーマのひとつですね。
他のモチーフに夢中になっていても、しばらくすると、また描きたくなります。

(コットマン水彩紙・細目/F3)

パリの花屋

2006年10月28日 | Museum
 最近、極端に忙しくなって、なかなか絵が描けない毎日ですが、この絵は下描きをしてから着彩まで2,3日、間があきました。
 その間、メモ程度の絵はたくさん描いていますが、それ以外の大きめのちゃんとした絵というと、この絵ぐらいですね、毎日少しでも描いていたのは。

 細かい描き込みをしないで、下描きも鉛筆の線がかなり残った状態で、几帳面すぎないようにペタペタと色を乗せたらどうなるか…と思って描いた絵です。
 単純なモチーフだと意味がないので、ゴチャゴチャしているモチーフを選びました。

 さて、近くで見るとかなりペンの動きも輪郭も繊細ではないのですが、離れてみると…どうでしょう?少しは見られるでしょうか。

(マルマンスケッチブック/F4)

ブライド

2006年10月24日 | Museum
F3サイズのコットマン水彩紙にGペンで下描きをし、アクリル水彩で着色しました。
アクリルなので、透明水彩の技法をベースにしつつも、あまり水で溶かず、ドライブラシや不透明な重ね塗りの技法も使いました。たぶん透明水彩ではこのヴェールの感じを出すのが難しいんじゃないかと思います。(ガッシュを使えばできるでしょうが…)

ただ紙が細目なので、こういう水彩技法を使うには吸い込みが弱く、絵の具が流れる気がしますね。

(コットマン水彩紙/F3)

レザーの女

2006年10月23日 | Museum
小さなスケッチブックに水彩で描きました。
最近、優れた水彩画をたくさん見る機会があり、輪郭線をくっきり描かなくても、ディテールを伝えることができるんだな…と知りました。

名人芸的な感覚が必要ですが、チャレンジしたいと思います。

(マルマンスケッチブック/S160)

オールド・フェラーリ

2006年10月21日 | Museum
Gペンで下描きして、アクリル水彩で着色しました。
描き込むより、「淡彩」というイメージで描いてみました。

モチーフは、私のようなスーパーカー・ブームまっただ中で育った世代にとっては、忘れることのできない名車フェラーリ512ベルリネッタ・ボクサーです。

車ってフォルムが少しでも崩れたら、もうダメで、とても難しいですよね。
小学校の頃から散々落描きしてきましたが、なかなか上達しません。

(コットマン水彩紙・細目/F3)

廃墟の女

2006年10月17日 | Museum
これはまあ、新機軸の絵ではあります。
主に、Gペンとカラーインクで描きました。
ペンの線もカラーインクです。
黒(ランプブラック)と白(ジンクホワイト)だけはアクリルです。

紙も新しく、コットマンの水彩紙(細目/ナチュラル)F3を使ってみました。(以前、色鉛筆&パステル用に買っておいたものですが、ペン画にも細目が合うだろうと思って、使ってみました。表面がなめらかで絵の具のにじみ具合も違って面白いですね)

写実的な絵よりも、イラスト風の描き方で何か新しい絵が描けないと思って試してみました。

丘の古城

2006年10月17日 | Museum
 この絵は、細いピグマグラフィックで下描きをして透明水彩絵具で着色するという、今のところ比較的、周りに評判のいい描き方で描いてみました。(ex.「オランダのチーズマーケット」「テーブルの上の静物」「山麓の村」)

 もちろん「これが自分の画風だ!」などという気はありませんが、私にとって、最も簡単に鮮やかで物の形もしっかり描ける方法であるのは確かですね。

 気を抜くと、あっという間に、安っぽいイラストのようになってしまうのが要注意なんですけどね。
 また、軽やかな半面、重量感は出しにくいですね。

(マルマンスケッチブック/F4)

シャプカの女

2006年10月14日 | Museum
 これはアクリルで、油彩風に描きました。
 油彩風の重ね塗り&厚塗りで描くと、水彩と違い、透明感は無くなりますが、その分、色に存在感が出ますね。面白いです。
 実は、油彩画の入門書を見てて、技法を試してみたくなり、描いた絵でもありました。

 かなり絵の具が減るし、もったいなくはあるのですが、描いてて楽しいので、この技法も突き詰めてみたいと思います。

(マルマンスケッチブック/F4)

2006年10月13日 | Museum
 森の写真をモチーフにして描きました。
 軽く鉛筆で下描きをした後、水彩で描いていきました。
 まあ樹を描く練習みたいなものですね。

 結構、真面目な水彩画という感じではないでしょうか。

(ホルベインスケッチブック/F4)

路地

2006年10月10日 | Museum
 元になるモチーフはありましたが、ほとんど変えて描きました。
 女性の体のラインを描写するのが目的で描きましたが、まあそれは上手くいったかな…と思います。

 あとはもう少し、人物の質感がリアルだったら良かったですね。

(アルビレオ水彩紙/B5)

若き海賊

2006年10月10日 | Museum
 まあ、なんと言うこともなく、イラスト&コミック的に描いてみました。
 Gペンで下描きをした後、水彩絵具で着色しました。

(マルマンスケッチブック/S160)

赤い肌の女(トリミング)

2006年10月09日 | Museum
 昨日描いた「赤い肌の女」がなんか違和感があって、たぶん構図だろうと思い、トリミングしてみました。
 当初よりも、だいぶ良くなったような気がします。
 目を隠したのも良かったと思います。

 レベルが違いますが、かつてアングルが四角の絵を丸く切ってさらに絵が良くなったということがありましたが、フレーミングって大切ですよね。

赤い肌の女

2006年10月08日 | Museum
 いろんな絵のモチーフがありますが、やっぱり女性というのはとても心惹かれるモチーフです。
 裸婦となると、なおさらですね。
 アングルやマネ、ルノアール、クリムト、ミュッシャなど魅力的な裸婦画を見るとどうしても自分でも描きたくなるもので、チャレンジのつもりで、ちょっと描いてみました。
 アクリルです。
 油彩風に絵の具を重ねたかったのですが、色数を制限して描いていたため、イマイチ思ったような色にならず、肌の色もかなり赤くなってしまいました。

 まあそれもいいか…と。

(アルビレオ水彩紙/B5)

テーブルの上の静物

2006年10月08日 | Museum
 昨日の朝、テーブルの上のコーヒーカップやポットなどが朝日に白く輝いていました。
 それを見て鉛筆でスケッチしたものに、今日、水彩で色を塗りました。

 レースの描写にやや苦労しました。
 久しぶりにマスク液を使ってみたら、結構いい感じになりました。
 石けんできちんとコーティングした筆でマスク液を塗ってみたら、案外スムーズに塗れました。やはり手間を惜しんではいけませんね。これまでは無駄につけすぎて失敗してきたので、何だか新しい可能性が広がったような気がします。

(アルビレオ水彩紙/B5)

湖畔の老人

2006年10月07日 | Museum
 実は、モチーフはレマン湖のほとりに腰掛けるグスタフ・ユングの写真なのですが、元が白黒ということもあり、かなり細部は変えて描きました。
 近景の立体感がイマイチですね。

 この絵は、ピグマの0.1mmペンで細かい輪郭を描き、水彩絵具で着色しました。
 ちょっと前の「オランダのチーズ市」と同じ描き方ですね。あれが好評だったのでちょっと追求してみようかな…と思っています。

(ホルベインスケッチブック/F4)