One Little Museum

日々の制作や思いついたことなど…

イブの誘惑

2007年06月29日 | Museum
今までにも何度が描いているモチーフですが、「誘惑するイブ」の絵です。

背景を最初はグリーン系統で描いていたのですが、どうも肌色が浮くので気持ち悪く、最終的には全体をグレーズする感じでイエロー&ブラウン系統でまとめてみました。

(Jpeg/350dpi/A4)

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光の中で

2007年06月28日 | Museum
ようやくCGの新作が描けました。
今度は肌の影などのリアル感にこだわってみました。

それと光。
まぶしさ。

やや表情が硬いかもしれませんね。
次回はもう少し軟らかい表情を描こうと思います。

(体のバランスがややおかしい気がしたので、少し描き直しを入れました。6/30)

(Jpeg/350dpi/A4)

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森の中で

2007年06月27日 | Museum
最近、CG画を描くことが多いのですが、たまに水彩画を描くとホッとします。
マシンの制約を離れ、自由にイマジネーションを広げられるような気がして、気楽になります。
にじみ・ぼかしのアナログないい加減さもいいですね。

ところで、この絵は大きな絵を描くための習作です。
10号ぐらいの絵を描くための紙を探していた時に、画材店でお試し用にもらったハガキ大のマーメイド水彩紙に描きました。
永山裕子さんに影響されたせいか、あまりカッチリしていない色彩重視の絵を描くつもりなので、にじみ・ぼかしや表面の具合を試してみました。
マスク液は使ってません。
ストラスモアほど表面は強くなさそうですが、今、構想中の絵には使えそうです。

そうそう、今までは細目や中目しか使ってなかったのですが、これは粗目の紙です。
でも輪郭線のきっちりした絵を描くつもりはないので、かえっていい感じになりそうです。

(マーメイド水彩紙/ハガキ大)

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光のシャワー

2007年06月24日 | Museum
シュトックの「Die Sünde」みたいな、きれいな胸を強調したような、ちょっとセクシーな感じの絵を描いてみようと、何となく描き始めてこうなりました。

ペン画のイラストっぽい仕上がりになりました。

ノリで軽く描き始めたわりには、なかなか面白い感じになってきたので、もう少し手を入れて、販売用のCGにしようかな…とも思っています。

(Jpeg/300dpi/B5)

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選ばれし者

2007年06月21日 | Museum
ここのところ忙しかったのですが、ようやくひとつ作品を仕上げました。
「月の光。剣を持ち立つ女」といったイメージで作りました。

毎日ちょっとずつ描いたせいで、かえって仕上がりがよくなったかもしれません。
最後にトーンをいじり、より背景を沈めましたが、それも効果的だったように思います。

(Jpeg/350dpi/A4)

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Glow

2007年06月17日 | Museum
ゴールドが良い感じだと思います。
背後のケルト風のデザインはイラストレーターで作ってみました。
この辺は手描きの絵ではないCGのテイストですね。

P.S. 一日経ってみて、どうも色味が気に入らないので服と背景の模様の色を緑にしました。この方がコントラストも効いていいと思います。

(やや顔にも手を入れました)

(Jpeg/350dpi/A4)

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クレッセント#1

2007年06月15日 | Museum
CGです。
イメージ的にはトルコ風のベリーダンサーとドラクロアの「アルジェの女たち」。
ただベリーダンスは、本来はもっと衣装が豪華な感じだと思うので、これはあくまでも私の中にあったイメージですね。
モデルは以前に描いた「Waterfall」と同じです。

三日月がいい感じだなあ…と思って、あえて背景はシンプルにしました。

(Jpeg/350dpi/A4)

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ドリュアス

2007年06月14日 | Museum
「ドリュアス」とはギリシア神話に登場する樹の精・森のニンフ。
出来上がりの絵のイメージから名付けました。水彩画です。

昨日ようやく念願の永山裕子さんの水彩画の技法書を手に入れて感動しながら読んだのですが、その影響もあって色鮮やかなにじみを活かした水彩画を描こうと、この絵を描きました。
完成度はまだまだですが、以前の自分の絵よりもひとつレベルが上がったような気がしています。
水彩画については、今後も「形はしっかり、でも色は大胆に・鮮やかに」という絵を描きたいと思っています。

ところでちょっと前に気軽に赤系統の色をたくさん使って描いた「レインボーアイズ」という絵がありましたが、あれがマンガっぽい軽い仕上がりになったのがずっと気になっていて、こちらはもっとリアルな感じに描いたつもりです。
ちょっとだけ胸のつかえが取れました。

そうそう、この画像は携帯のデジカメで撮ったせいで色が褪せてしまいましたが、本来はもう少し肌色も出ているんですけどね…。

(ラングトン/F6)

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レインボーアイズ(マイナスワン)

2007年06月13日 | Museum
ジャンセンや永山裕子さんの水彩画を見て以来、色鮮やかな「にじみ・ぼかし」を大胆に取り入れた水彩画を描きたいと思っていて、その習作として描きました。
ちょっと顔がマンガっぽいですが、モデルなしでサラッと描くと、どうしてもこうなってしまうんですよね(元漫画家志望としては…)。

でも色彩実験の一環でもあるので、今後に活かせればと思います。

(ラングトン/F6)

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海と雲の風景

2007年06月12日 | Museum
他の水彩画を描いている時、絵の具が乾くのを待つ時間を利用して描きました。
雲を表現するトレーニングとして描いたような絵です。
鉛筆画です。

紙は、なんと身近にあったコピー用紙です。
もちろん描くには最適の紙じゃありませんが、よく落書きに使うのでリラックスして描ける部分はありますね。

(コピー用紙/B5)

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あいまいな記憶

2007年06月11日 | Museum
これは実験的に小さなスケッチブックに描いたものです。
水彩色鉛筆で描いて、水でぼかしました。
今まで自分が描いてきたのとはちょっと違う、にじみ・ぼかしを活かした水彩画を描こうと思っていて、その試みの一環です。

ところで一部ではありますが、自作の絵の販売を始めました。
アートメーターのシステムを利用させてもらっています。

自作の絵販売のページ

売るとなると、もっと厳しい目で作品を見ていかなきゃいけないな…と反省しきりのこの頃です。

(マルマンスケッチブック/S160)

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ややミュッシャ風

2007年06月10日 | Museum
水彩画です。

最近、CGばかり描いていたのですが、絵の具の方が精神的に自由に描ける気がして、気晴らし半分で描いたものです。

ミュッシャの絵にインスパイアされて描きました。
こういうアールヌーボー風な絵って、実は大好きなんですが、植物モチーフの装飾は、いざ描こうとするとものすごく煩雑で難しく、以前、挫折したことがありました。
でも、あの頃より絵の技術も上達して、少しは描けるようになったかも…と思って挑戦してみました。
ミュッシャほどの豪華絢爛さはありませんが、まあまあでしょうか?

ちなみに紙は風景をスケッチするためにいつも携帯しているコットマンのスケッチブック(F0)です。
このスケッチブックは、ドラクロアがアルジェ旅行中に描いたスケッチ画にあこがれて買ったものです。
ドラクロアみたいに、街を歩く時に何でもスケッチしようという魂胆でしたが、なかなか使用する機会が無く、ようやく使ったら、結局、女性画でしたね。

(コットマン水彩紙/F0)

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Waterfall

2007年06月09日 | Museum
前作の「ヴィーナス」は色味が鮮やかで、それは周りにもそこそこ評判が良かったのですが、自分としては、人物が観念的でマンガっぽいのが、ちょっと不満でした。
具体的な部分でいうと、顔と乳房ですね。悪いと言うより、もう少し、違う風に描きたかった…という気持ちです。
そこでもう一枚、裸婦の立ち姿をモチーフにした絵を描いてみました。

今度の絵は前より女性にリアルな感じがあると思います。
やっぱりメインとなるモチーフにはリアリティがないと、絵が薄っぺらくなりそうで嫌ですよね。

とはいえ、白状するとモチーフの女性はブグローの「ヴィーナスの誕生」を参考にしています。
でもブグローといえばギリシア彫刻のような理想美を具現化した女性を描く画家で、「綺麗すぎる故にリアリティに欠ける」感じがしますよね。
その辺は真似しないように気をつけました。

ところで、なぜ滝(Waterfall)か?
これはしばらく前から絵の背景として滝を描きたいと思っていたことに加え、最近、千住博さんの素晴らしい絵「Waterfall」を本で見た影響もあるでしょう。

「絵を描くって、芸術家ってどういうものだろう」と考えていた時に出会ったのが千住さんの本でした。
それもあって千住さんは最近の私にとって心の美術教師というような存在なんです。

千住さんのHP

で、相変わらず、小道具は水晶球です。

(Jpeg/300dpi/A4)

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