One Little Museum

日々の制作や思いついたことなど…

クリスタルの剣

2006年09月30日 | Museum
 これはサイズそのものが小さかったこともありますが、2~3時間でササッと描きました。
 輪郭線をGペンで取り、着色はカラーインクという、まさにコミック風の描き方をしました。(最後に加えたホワイトだけはアクリル・ガッシュです)

 特にモチーフはありません。
 やはり元々マンガ家にあこがれていたこともあり、アカデミックな絵よりもこういうコミック風の絵の方が、何も考えずに自然に描けてしまうところはありますね。

 これを描いたのは、おとといドクターマーチンのカラーインク(ルビーレッドとペールイエロー)を買ってきて、以前から持っていた分と合わせ、ようやく三原色が揃ったので試しに使ってみようと思ったせいでもありました。
 固形のハーフパンやチューブの絵の具とはまたちがう、インクっていう形が面白いです。
 これからも多用していきたいと思います。

 カラーインクと一緒に買ってきたGペンもなかなか使ってて楽しいです。
 20年も前、下手なマンガをGペンで描いてた頃を思い出します。

(マルマンスケッチブック/S160)

オランダのチーズマーケット

2006年09月29日 | Museum
 オランダ特有のチーズマーケットの風景です。
 写真をモチーフにしました。

 とはいえ、私はハウステンボスで、これをそのまま再現したアトラクションを何度も見て撮影もしているので、外国の風俗とはいえ、背景の煉瓦の建物や広場の石畳、ゴーダチーズの色や質感、チーズを運ぶ赤い台の木の素朴さ、白い服を着たマーケットのおじさんたちの陽気なアクションなど、結構なじみのある風景ではありました。

 ところで、今回、ちょっと気合いを入れて描いてみました。
 ただ紙がホルベイン・スケッチブック/F4なので、マスク液などは使いませんでした。
 こすったりもあまりしていません。

 いつもと違うのは、ピグマグラフィック0.1mmでしつこいくらいに描きこみをしてから描いたということですね。色を塗る前に「ある程度、絵としては成立してるな…」とは思ったのですが、色を塗ることで台無しになるリスクを顧みず、「エイヤッ」と水彩絵具で着色しました。

 塗る前から服の白と帽子やチーズを運ぶ台の赤、それにチーズの黄色がきっといいハーモニーになると思ったのですが、いかがでしょうか。

(ホルベインスケッチブック/F4)

 

ボブ・ロスのジョイ・オブ・ペインティング

2006年09月25日 | Monolog
 絵にハマって、少しでも自分らしい絵を描きたいと思っている今だからこそ見たい番組があります。
 それは「ボブ・ロスのジョイ・オブ・ペインティング」。

 たしか以前、NHKでやってましたよね。
 元はアメリカの人気番組で、知る人ぞ知る、名作番組だと思います。

 あのアフロヘアのボブさん(もうお亡くなりになってますが…)が軽妙なトークとともに、毎回30分ほどで魔法のように描き上げる、すばらしい風景画の数々。
 絵に興味がない人にも「自分でも描けるかも、描いてみよう」と思わせてしまう魅力的な番組でした。
 DVDでほんの数話は出ているみたいですが、ぜひとも再放送してもらって、自前のビデオライブラリーに加えたいものです。

 そうなれば、毎日、きっとボブ画法で、あーでもない、こーでもないと描き散らかすことになるんでしょうね。
 

ラインシュタイン城

2006年09月25日 | Museum
 「山麓の村」と同じく、ライン川流域の写真をモチーフに描きました。
 素材の状態が良くなくて、中央あたりが見にくかったため細部が雑なところがあります。(一部、想像で描いた部分もあります)
 それと、画面右が思ったより空きすぎてちょっとバランスが悪いですね。
 下描きの段階ではそれほどではなかったのですが、何か要素を落としてしまったかもしれません。
 思ったより難しい素材でした。

(アルビレオ水彩紙/B5)

山麓の村

2006年09月22日 | Museum
 久しぶりに、まじめに風景画を描きました。
 水彩です。

 絵を描き始めた原点は風景画だったので、やはりこのジャンルは追求していかなければいけないなと思っています。

 ところでこれはアルプス山麓の村の写真を見て描きました。
 ドイツのライン流域の写真集にあった写真です。
 ドイツの城など、いつかは行ってみたいと思っている場所です。

(アルビレオ水彩紙/B5)

Mystic Arts of Arabia

2006年09月20日 | Museum
 この絵は、最初から文字などをパソコンで加えることを前提に描いたものです。
 パステル&色鉛筆の技法で下絵を描き、アクリル・ガッシュのホワイトで加筆したものを元画に、Photoshopで最終的に効果を加えて仕上げました。
 
 よって、まあCGといっていいのではないかと思います。
 全部、手描きにこだわらずとも、こういうやり方もありかなと考えています。

 ただし手描きの部分は残そうとは思っていますが…。

(PMパッド紙/B5)

エビちゃん(エビプリ)

2006年09月19日 | Museum
 以前にエビちゃんを描いてみて大失敗だったことから、いつかリベンジしてやろうと機会を狙っていました(というほど大したものでもないですが…)。
 そこで今回のエビプリバージョンです!

 長澤まさみよりも似てるんじゃないかなあ…と自負しているんですけどね。

 それにしてもアクリルの重さに比べ、パステルのなんと軽いこと…。

(PMパッド紙/B5)

バラと女

2006年09月18日 | Museum
 これはアクリル水彩絵具で描いたのですが、水彩画ではなく、いわゆる油彩画法で厚みのある絵にしたかったので、あまり絵の具をサラサラに溶かず、伸ばすところはリターディング・メディウムを使いつつ、重ね塗りをしながら描いたものです。

 昔の巨匠たちの絵のように、筆の跡を残さずきれいにグラデーションをかけたかったのです。
 まあ、ある程度は上手くいったかなあ…と思います。

 ここのところ好んで使っている水彩絵具やパステルなどに比べると、描き方も変わりますね。
 明るいところから描き始めなくとも、後でハイライトや明るい色を重ねることもできるので、暗い部分から着色ができます。
 とはいえグリザイユやカマイユ技法とはまた違いますし。

 影から始めて明るい色に移っていった方が、確かに描きやすくはあります。

 ただ最後までアクリルの油彩画法では細かい部分が書き込めなかったので、少しは最後の仕上げに色鉛筆も加えました。
 やっぱり強い絵の具のパワーってありますね。
 これはあくまでも油絵風に描いてみたアクリル画ですが、こういうのもいいなあと思いました。

(アルビレオ水彩紙/B5)

フィレンツェ

2006年09月16日 | Museum
 久しぶりに水彩で風景画を描いてみました。
 フィレンツェの写真がモチーフでしたが、夕暮れ時でコントラストが低いせいか、ペタペタと絵の具を塗ったようで、今ひとつ迫ってくる立体感に欠ける気もします。

 ところで考えてみれば、風景画が私の原点でした。
 奥津さんのような風景画が描きたいと思って水彩にはまったのでした。

 スケッチを含め、これからも折に触れ、描いていこうと思います。

(ホルベインスケッチブック/F4)

娘と犬(アクリル水彩)

2006年09月15日 | Museum
 以前、パステル&色鉛筆用にケント紙に描いた下絵にアクリル水彩絵の具で色をつけてみました。
 犬の描写はイマイチですが、娘の方はこっちがいいかも…と思います。

(ケント紙/A4)

久しぶり

2006年09月14日 | Museum
 小さなスケッチブックに落書き的に描いた絵に色をつけました。
 パステル&色鉛筆の技法の応用です。

 下絵をトレースするのではなく、下絵を元にペン(Gペンのようなペン)で輪郭線を描き、それにパステルと色鉛筆で着色したものです。
 いかにもマンガ的なイラストですが、こういうやり方もありでしょう。

(マルマンスケッチブック/S160)

妻と犬

2006年09月14日 | Museum
 パステル&色鉛筆の技法で妻と愛犬のランディを描いてみました。
 ようやく慣れてきたかな…というところです。

 気をゆるませず、もっともっと描いていきましょう。

(ホルベインスケッチブック/F4)

そういえば…

2006年09月13日 | Museum
 これは水彩でほとんど描きましたが、最後の仕上げに少しだけ色鉛筆を加えました。
 モチーフは南米系のモデルの写真でした。
 美人画っていうところでしょうか。

 イラスト色が強くなった気もします。
 パステル&色鉛筆の技法で学んだことを活かせたつもりですがどうでしょう。

(ホルベインスケッチブック/F4)

ペルソナ

2006年09月13日 | Museum
 今日、落書き的にコピー用紙の裏に描いた絵が原画で、何だか出来が良かったため、それを下描きに描き直したのがこれです。

 ややしつこい感じになってしまいましたが、まずまず元のイメージが残りました。

 こういうアートっぽい絵もいいですよね。

(PMパッド紙/B5)

ワイルドキャット

2006年09月12日 | Museum
 これもパステル&色鉛筆です。
 この技法に慣れてきたと思っていい気になったら、いまいち完成度の低い絵になってしまった…というところでしょうか。
 もう少しセクシーでリアリティのある絵にするつもりだったのですが、塗り絵の延長みたいな感じですね。
 反省!

(PMパッド紙/A4)