リオマッジョーレの風景2

ちょうど一週間前に同じモチーフのアングル違いを描きました。
前回は俯瞰気味でしたが、今回は、ややあおり気味のアングルです。

それにしても苦労しました。
やはり下描きだけで3～4日かかりました。
途中でめげそうになりましたが、「ここで手を抜いたら失敗する」と自分に言い聞かせ、執念で下描きを仕上げました。

着彩を始めてからもトーンの違いを気にしながら、一からやり直したくなるのをこらえつつ描き進めていきました。

ところで今回はいつものデーラー＆ラウニーのハーフパンの絵の具を使わず、ずっとホルベインの透明水彩絵の具で描きました。
大きな絵を描くにはハーフパンでは描きづらいところがあって、今回は大きめのアルミパレットを買ってきて、そこにホルベインのチューブ絵の具をひねり出して使ったわけです。（36色セットの分だけでは物足りなかったので、ペインズグレーやインジゴなどを買って足しました）

発色がどうかな…と思いましたが、とりあえずは問題無さそうでした。
（ここにあげた画像ファイルの方は例によって色がくすんでいますが、本物はもっと彩やかな色になっています）

大きめのパレットの使い心地も良いし、しばらくはこっちを使ってみようと思います。

（マーメイド水彩紙/四つ切り/10号大）

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DANCER

特にモデルがあるわけじゃありません。
仕事の合間、ちょっとした時間がある時に、何気なく「このような動きの女性を描きたいな…」と描き始め、家に帰って着色しました。

実は今、大きめの紙に風景画を描いているんですが、それにもう一週間近くかかっています。でもこの絵は小さいとはいえ、トータル1時間弱。

風景も嫌いじゃないですが、やはり女性を描く方が楽しいな…と思います。

（マルマンスケッチブック/S160）

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紫のエモーション

写実的な絵よりも、どこか幻想的な絵に惹かれるところがあります。
この絵もその流れで描いてみました。

それと、クリムトなどのように金色を入れてみたくてアクリル絵具の金色を買ってきて、今回、入れてみました。ウルトラマリンとのコントラストを出したかったんですが、色に彩やかさがもう少し足りない気もします。

当初、考えたより紫が強い絵になりましたが、それはそれで気に入っています。

（コットマン水彩紙/F0）

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レダ（イメージスケッチ）

ファム・ファタルとはちょっと違いますが、前から描きたいと思っているモチーフがあります。

ギリシア神話のエピソードですが、絶世の美女であり、スパルタの王妃でもあったレダに恋したゼウスが白鳥に身を変えてレダと交わるというシーンです。

画家のイメージを刺激するモチーフなのか、多くの有名画家が絵にしてますよね。

これは単なるイメージの断片スケッチですが、久しぶりに色鉛筆で描いてたら、何だか、きたのじゅんこ風になってしまいましたね。

（もともと、きたのじゅんこの絵が好きなので、この辺で影響が出てきたのかな…と）

（クロッキー用スケッチブック/A4）

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ファム・ファタル（ラフスケッチ）

女性の絵を描くからには描きたいと思っているモチーフがあります。

男を破滅させる妖艶な女～ファム・ファタル。
フランツ・フォン・シュトックの「罪」のような画がそのひとつの例でしょうか。

その内シリーズで描くつもりですが、その準備としてラフスケッチを描いてみました。
特にモデルはありません。

黒と茶と白のコンテチョークで描いています。

（クロッキー用スケッチブック/A4）

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リオマッジョーレの風景

イタリアの風光明媚な小さな漁村リオマッジョーレの風景です。
久しぶりに大きな紙に風景画を描きました。

結構細かく下描きを描いてたらそれだけで3日ほどかかってしまいました。

その後、時間も無かったので毎日少しずつ着色してたら、結局、完成までに一週間かかりました。

出来はまあまあだと思うのですが、こういう風に小さな画像ファイルにしてしまうと、なんだかイマイチですね。「やっぱり絵は大きさが大事だな」と思います。

ところでリオマッジョーレ、行ってみたいです。
同じひなびた漁村でも、あまり日本の風景には惹かれないんですけど、こういうヨーロッパの風景って好きなんですよね。

最近、風景画はあまり描いてなかったんですが、人物画に比べ、要素が多くて手間はかかります。本当に心打たれた風景じゃないと、正直、描きたくないですね。

（マーメイド水彩紙/四つ切り/10号大）

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迷い人の家

軽い絵が続きましたが、今度はちょっと力を入れて描いた絵です。
とはいえ一日で描いたものですけどね。

コントラストの強い絵にしたかったので、最初、アクリル絵の具でグリザイユのように明暗をつけてから、水彩絵具で着色していきました。

水彩では、まず全体のトーンを整えるために、イエローオーカーで下塗りをして、ライトレッドやバーントシェンナで細かい部分を描きました。

仕上げにはガッシュのホワイトと水彩色鉛筆で部分的にアクセントをつけています。

出来は、まあまあでしょうか。

（マーメイド水彩紙/F6）

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横顔

だいぶ安易なイラストっぽいですが、細いペン描きでササッと色をつけてみました。

（マルマンスケッチブック/S160）

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ワーキング・ガール

夜、ややアンティークな小洒落たカフェでパソコンに向かう女性…というシチュエーションでしょうか。

色をやや散らしたために輪郭がぼやけるかな…と思って、久しぶりにペンを使ってみました。

（コットマン水彩紙/F0）

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里山の風景

やや人物画に行き詰まったところもあって、風景画を描いてみました。
もう少し鮮やかに仕上げるつもりだったのですが、くすんでしまいましたね。

もっと淡く彩色することが必要だったかもしれません。

（マーメイド水彩紙/F6）

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水浴び

ラフスケッチで描いた裸婦の絵が気に入ったので、それを元に水彩画を描きました。
ルノアールではありませんが、「水浴びをする女」というシチュエーションです。

何だかんだで技法的には以前の描き方に戻ってしまいました。

久しぶりに背景として、真面目に風景を描いた気がします。
女性にもう少し実在感があればいいんですけどね…。

（マーメイド水彩紙/F6）

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LOOK BACK

わざわざ挙げるほどの絵ではありませんが、どうも最近、基本がなってない！という気もして、クロッキー風のスケッチをしてみました。
コンテチョークで描いてます。

裸婦をモチーフにしたのは、昨日、図書館で借りてきた幻想絵画の本を朝から見てて、ラファエル前派をはじめ、モローやシュトック、クリムト、シーレなどの絵に自分が惹かれる大きな理由は、「エロティシズムにあるなあ」ということにあらためて気づいたせいです。

ここのところ印象派的な明るさと色彩に流されて（それも捨てがたい！）モチーフの本質が捉え損ねている感じもあるので、反省しています。

（クロッキー用スケッチブック/A4）

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スナップショット

あまりにも出来が悪くてアップロードすらできなかった絵を2枚ほど描いた後、心機一転、描いたのがこれです。
実は失敗作と同じモチーフなのですが、失敗作のままに置いておくのはもったいなかったので、描き直しました。
モチーフをいったん鉛筆でスケッチして、そのスケッチ画を元に描きました。
色彩も好きに変えてみました。

はじけたとまではいかなくとも、大人しくてつまらない絵ではないと思います。
全体的には紫の色相や明暗を気にしながら描きました。

さらに普段は肌色が汚くなる気がしてやらないのですが、出来上がった絵に水をかけ、あえて人物の肌にぶつかるような色（緑や青）を流しこみました。
これは空気感を出して背景に人物を溶け込ませるためですが、結果は悪くなかったと思います。（もう少し思い切ってやって良かったかも）

この辺の大胆さがもっとあれば、はじけた絵になっていくのでしょうね。

（マーメイド水彩紙/F6）

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横顔

思ったような絵が描けなくて、不本意な出来に落ち込み気味ですが、ボツった水彩画を描く合間に色鉛筆で描いた絵をアップしておきます。
水彩色鉛筆ですので水彩画っぽくもなっています。
あまりいい絵でもありませんが、まあ落描きです。

それにしても形も色彩も全然つかめません。
絵がどんどん下手になっている気もします。
誰かの絵を参考にしようと永山裕子さんの絵を模写したりもしましたが、何か違和感があります。

つい一週間ほど前は、何かをつかんだ気もしたんですが…。
自分なりの絵を描くって難しいですね。

（マルマンスケッチブック/S160）

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窓辺

それなりにあれこれ考えて描いたんですが、なんだかペラペラのマンガイラストって感じですね。
はじけたところがなくて、自分では不満です。

人物にも深みがないですよね。
ダメだなあ。

（マーメイド水彩紙/F6）

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