One Little Museum

日々の制作や思いついたことなど…

深山の女王

2006年07月31日 | Museum
 これは無地の手帳の表紙に落書き的に女性の横顔を描いていたら、案外おもしろかったので、それをトレースしてB5サイズの水彩紙に写し、水彩絵具とパステルと水彩色鉛筆であれこれ描き込みを加えたものです。(手帳の表紙の方は、アクリル水彩のイエローオーカーとピグマの0.5mmペンで描いてます)
 女性のモデルは、実はミュッシャの絵なのですが、例によって、だいぶ感じが変わってしまいました。

 背景は「モナリザ」にあるような、西欧風のイメージ風景にしたかったので、ロード・オブ・ザ・リングの1シーンをちょっとだけ借りたのですが、もっと細かく書き込まなきゃいけなかったですね。

(アルビレオ水彩紙/B5)

少女と犬

2006年07月26日 | Museum
 この絵は、ペンで下描きをした後、水彩絵具で着色し、パステルでさらにタッチをつけ、最後に細かいところを水彩色鉛筆で描きこみました。

 ところが紙が良くなかったので、途中で表面がはがれたり毛羽だったりして、ちょっと仕上がりがイマイチでした。紙の質は大事ですね。

(ホルベイン・スケッチブック/F4)

悪魔のソード

2006年07月23日 | Museum
 きたのじゅんこさん風の美少女・美少年路線とオカルトありのヒロイックファンタジーを組み合わせられないかと思い、筆に任せて描いてみたものです。
 水彩色鉛筆のウルトラマリン一色で描くつもりでしたが、ポイント的にイエローとカーマインが入っています。
 それと背景はパステルで描いてます。

 ちょっと部分的にデッサンがおかしいところがありますね。
 モデルがない絵だと、その辺りが難しいです。

(ホルベイン・スケッチブック/F4)

メッセンジャー

2006年07月22日 | Museum
 この絵は水彩絵具で大部分を描いた後、仕上げに水彩色鉛筆を使って細かいところを描き込むという描き方をしました。
 さすがに水彩絵具と水彩色鉛筆は相性が良く、このやり方は今後も大いに使えそうです。

 後はイマジネーションの勝負でしょうか…

(ホルベイン・スケッチブック/F4)

2006年07月22日 | Museum
 ふと見た魅力的な湖の写真に触発されて、A4サイズのコピー用紙にペンで簡単なイメージスケッチをしていたのですが、だんだん興が乗ってきて、色鉛筆で色をつけてみました。

 もちろんモチーフの写真には人物や背景の街は無かったので、勢いで描き加えました。

 ちょっと前にウェブでファンタジー系のCGを描いているイラストレーターのサイトを見て回っていたのですが、その影響か、訳あり気味の風景画がなんか、描きたくなっている気がします。

(A4/コピー用紙)

花のプリンセス

2006年07月19日 | Museum
 これは、きたのじゅんこさんの絵をモチーフに描きましたが、元の絵とは印象がだいぶ違うと思います。(模写が下手っていうこともあります…)
 でも自分なりに好きなように描いたので、まあアリかなと思っています。

 なんか最近、セレスティアルな美少女系イラストが多くなってきているような…

 ところでこの絵は携帯用に買ったマルマンのS160という、小さなスケッチブックに描きました。

月夜の魔女

2006年07月19日 | Museum
 これも水彩色鉛筆ですが、特にモチーフ無しで好き勝手に描いてみました。
 そのつもりは無かったのですが、ちょっと漫画っぽくなってしまったかもしれません。

 大人の魔女ではありませんが、魔女の宅急便のキキよりも、やや年上のイメージです。

 部分的に薄く色をつけているところがありますが、一色にしてしまった方が良かったかな…と反省しています。

(ケント紙/A4)

自分なりの絵を描くこと!

2006年07月18日 | Monolog
 パステルに始まり、アクリル水彩を経由して、水彩に落ち着いたと思えば、最近では色鉛筆にはまっていますが、一貫して自分なりの絵を描きたいな…という気持ちは持っています。
 できれば画材などもあれこれミックスして、リアルでありながら写真ではない、絵ならではの世界を作れたらな…と思っています。

女帝

2006年07月18日 | Museum
 オリジナルのタロットカードを作るのが、以前からの夢でした。
 そこで、その試作と言ってはなんですが、大アルカナカードのNo.3「女帝」のカードをイメージして描いてみました。
 星は金星。鳥はメッセンジャー。山と木は大地と自然の象徴…というところでしょうか。
 使ったのは水彩色鉛筆とパステルです。

 実は描き始めたのは昨日で、ある意味、「ヴァンパイア」と同時進行だったのですが、あっちは今見ても、我ながら気持ち悪い…。
 こっちはきたのじゅんこ風のファンタジーを少しは意識しているので、まだ落ち着きます。

 でも「気持ち悪い」っていうのも、感動の一種かも?

(ケント紙/A4)

ヴァンパイア

2006年07月17日 | Museum
 エンジェルとかフェアリーのような架空の生き物を描いていると、いきおい闇の生き物も描きたくなり(しかもそのアイデアは、とても刺激的!)、ヴァンパイアを描いてみました。
 最初はこれも水彩色鉛筆で描こうかと思ったのですが、色鉛筆の端正さよりも水彩絵具のダイナミックさの方がヴァンパイア向きだと思って、水彩絵具で描きました。

 風景画よりも描きやすかったため、途中休憩を入れながらも、3時間ほどで出来上がりました。ひょっとして私には、人物画の方が、風景画よりも性に合っているのかもしれません。(モネよりもルノアール?)

 ちなみにこの絵のモチーフはケン・ケリーというイラストレーターのヴァンパイアの絵です。
 よかったら比べてみてください。(不気味さでは勝ったかな…といい気になっているのですが)

ケン・ケリー<ヴァンパイア>

(ホルベイン・スケッチブック/F4)

雲の上の天使

2006年07月16日 | Museum
 今度はまた、初心に帰る…ではありませんが、きたのじゅんこ風にいってみました。

 やはりファンタジーアートの王道はエンジェルだろうと思って描いてみました。やや体のバランスが崩れているようですね。(反省)

 背景は水彩絵具で軽くトーンをつけましたが、それ以外は水彩色鉛筆です。
 水彩絵具にしろ水彩色鉛筆にしろ、色はウルトラマリンの一色だけしか使っていません。モノトーンというのも、古い宗教画っぽくもあり、なかなかいいですね。

 ちなみに紙はコットマンのF4サイズ、中目。
 テストで使ってみましたが、まあ色鉛筆にはいでしょうけど、水彩画にはちょっと弱いかなと思いました。

紫陽花の頃

2006年07月16日 | Museum
 これも水彩色鉛筆です。
 紙はアルビレオ水彩紙のB5サイズ。

 実はこれはある懸賞に応募しようと思って描きました。
 画材に指定があったので水彩色鉛筆しか使いませんでしたが、それでも水に溶かして水彩風にしたりしているので、単なる色鉛筆画とはイメージが違うかもしれません。

 ところで出来上がりですが、今ひとつイメージと違ったので、応募用に新しく書き直そうかな…とも思っています。
 きたのじゅんこ風をはずれると、まだまだトーンが素人くさいですね。

セレナ

2006年07月16日 | Museum
 今日の朝方に描いた「祈り」の絵が、きたのじゅんこ風というにはいまひとつだったので、大まじめにもう一枚描いてみました。
 きたのさんの絵をモチーフにしながらも、模写ではなく、自分なりに描いてみたものです。

 主な部分は水彩色鉛筆ですが、背景や陰影などにはパステルをかなり使いました。
 技法はともかく、見た目はきたのさんの世界に近くなったのではないかと思います。

 でもイマジネーションの差か、幻想感の度合いが全然違いますね。
 個人的には「きたのじゅんこ」と「アルフォンス・ミュッシャ」を足して2で割ったようなファンタジックで美しい絵を描いてみたいのですけどね。

(ケント紙/A4)

祈り

2006年07月16日 | Museum
 これは前の絵と同じ元画から描いたもので、こっちは本格的に水彩色鉛筆を使ってみました.
(前の絵は100円ショップの12色色鉛筆でラフに描いたものでした)
 少しは、「きたのワールド」に近づけたでしょうか?


 背景の窓も一見水彩絵の具ですが、もちろんこれも色鉛筆です。
 前景とタッチを変えたかったので、水で溶かして水彩風にしました。

 水彩色鉛筆ってなかなか面白いですね。

(ケント紙/A4)

祈り(スケッチ)

2006年07月15日 | Museum
 色鉛筆画を描くために、簡単にB5サイズのコピー用紙にスケッチしたものに、調子に乗って色をつけました。

 鉛筆でスケッチし、それをいったんトレースしてケント紙に形を写した後、全体的な色の調子を見るために、元のスケッチにちょこちょこっと色を乗せていたら、いつの間にかこのようになってしまいました。

 たぶんケント紙の方の絵は元画は同じでも、使う色鉛筆も違うし、パステルで背景を塗ったりもしているので、全く別のトーンでできあがると思うのですが、こっちはこっちで面白かったので、アップロードします。

 実は、昔から大好きな画家である、きたのじゅんこさんの色鉛筆画法の本を昨日ついに入手し、読んでいたら、自分にもできそうな気がして、色鉛筆画を描きたくてしょうがなくなり、このようなことになってしまったのでした。(その割には絵のタッチは全然きたのじゅんこではありませんが…)