これは一種の願望ですね。
放浪の旅。
魔術師という怪しげな人種。
背景は一部写真を参考にしましたが、おおむね自分のイメージがモチーフです。
これからも「放浪の魔術師」シリーズを描いていこうと思っているので、とりあえず「Wandering Wizard #1」です。
水彩にしては、くすんだような厚ぼったい感じがあると思いますが、描き方がいつもと違います。
最初にグリザイユ画法のようにインジゴブルーとウォームセピアを使って影をつけ、トーンを整理しました。
その上に着色していきましたが、緑の部分には、やや場違いな補色(ピンク系)も混ぜつつ多めの色彩を散らしていきました。
色彩がバラバラになってきたため、統一感を出すため、ダークレッドを加えたイエローオーカーを薄く全体にグレーズしました。
最後に仕上げで、かなり濃いめのパーマネントホワイト(ガッシュ)で部分的に輪郭とトーンを強調しました。
たぶん厚めの塗りとグレーズとガッシュのホワイトのせいで、透明水彩らしからぬ厚ぼったさになったのだと思いますが、個人的にはなかなか面白いなと感じています。
緻密さはありませんが、なんかバルビゾン派の風景画のような、あるいは18世紀~19世紀頃のイギリスの風景画のようなトーンがあるのでは…と思ったりします。
(ラングトン/F6)
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放浪の旅。
魔術師という怪しげな人種。
背景は一部写真を参考にしましたが、おおむね自分のイメージがモチーフです。
これからも「放浪の魔術師」シリーズを描いていこうと思っているので、とりあえず「Wandering Wizard #1」です。
水彩にしては、くすんだような厚ぼったい感じがあると思いますが、描き方がいつもと違います。
最初にグリザイユ画法のようにインジゴブルーとウォームセピアを使って影をつけ、トーンを整理しました。
その上に着色していきましたが、緑の部分には、やや場違いな補色(ピンク系)も混ぜつつ多めの色彩を散らしていきました。
色彩がバラバラになってきたため、統一感を出すため、ダークレッドを加えたイエローオーカーを薄く全体にグレーズしました。
最後に仕上げで、かなり濃いめのパーマネントホワイト(ガッシュ)で部分的に輪郭とトーンを強調しました。
たぶん厚めの塗りとグレーズとガッシュのホワイトのせいで、透明水彩らしからぬ厚ぼったさになったのだと思いますが、個人的にはなかなか面白いなと感じています。
緻密さはありませんが、なんかバルビゾン派の風景画のような、あるいは18世紀~19世紀頃のイギリスの風景画のようなトーンがあるのでは…と思ったりします。
(ラングトン/F6)
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