予想外に長い電車通りに少々疲れてきたと言うのが正直なところで
電車に乗ってしまえば良いのですが
この後に何か素敵な出会いがあったら・・・と思うとなかなか電車に乗ることも出来ず
去っていく電車を眺めながら街の中を歩いてました。
そうこうしてるうちに空の色が変わり始め
そしてちょうど良いタイミングで歩道橋を見つけました。
ですが、この歩道橋は
雪よけのためなのか何だかよく分かりませんが向こう側の景色が一部見えず
その見えない部分と言うのが選りにも選って沈もうとしてる太陽です。
挑戦的な態度の歩道橋に闘志メラメラです。
歩道橋の欄干と言うのか架木と平桁の間と言うのか詳しいことは分かりませんが
とにかく隙間から写すことにしました。
で、ズームにした途端、ガリッと言う変な音と共にカメラの電源が切れてしまい
見るとレンズを隙間に擦ってしまったようです。
やってしまったぁ。。。と言うショックで気分が一気に下降。
でも間もなくカメラが息を吹き返してくれ空を収めることができました。
おかげで気分が一気に上昇。
こっちは違う歩道橋から見た景色ですが
電車通りには歩道橋が多く、幾つかの歩道橋から電車や町並みを眺めました。
そこで思ったことがあります。
高いところが好きな私ですが歩道橋はあまり得意ではない高さのような気がします。
オォォ~と言うくらいの高さ所は好きですが
ちょっと程度の高さは怖いと感じることに気が付きました。
変な人・・・と思ってる人がいるかもしれませんね。
私も思います。
でも世の中、変だなと思うことは沢山あります。
これは挑戦的な歩道橋から見た空です。
邪魔な部分があって空全体を見ることはできませんが
でも、この歩道橋のおかげで夕陽を見ることが出来ました。
挑戦的ではありましたが
この歩道橋との出会いはなかなか楽しかったです。
少し前まで長い電車通りに少し飽きていたのですが
残りが少ないと思うとちょっと残念な気持ちになってきました。
天使 | 「ところで、これと同じ写真を以前にもみたことがあります」 | |
Mint | 「同じようなんだけど、何かが違うのよねぇ」 | |
天使 | 「何かって、何ですか?」 | |
Mint | 「さぁ何でしょう」 | |
散歩にしては少し長すぎる距離ではありましたが
無事目的地に到着しました。
帰宅した時には足の裏がヒリヒリしていて
新しい靴を買おうと思ったのであります。
- 完 -