母が歩きました。
とは言っても車輪が付いた棒に捕まり
看護婦さんに付き添われながらではありますが
自分の足で歩いたんです。
そして少しだけ頭の回線が今と繋がりかけています。
実はここ数日母の状態は決して良いとは言えず
まるで別人を見てるようでした。
言葉は悪いですが言葉を話せるチンパンジー
そんな感じさえしました。
少しずつ体が動くようになり
でもそれがかえって裏目になりベッドから勝手に出ようとして落ちたり
点滴の針を抜き血だらけになったりで
1人にしておくのが危険だとの判断で
車椅子に紐のようなもので括り付けられ
ナースステーションに保護されてる状態でした。
何も訳が分からず良いことも悪いことも・・・
そんな母を宥めたり怒ったりしてても無意味のような気さえしていました。
でも歩くことは無理だと言われてた母が歩き、味覚も戻ったような気がします。
頑張っています。