「新たな階層集団の出現」という副題。
この本は、リアルタイムで身近な話題をとりあげてるので、非常にわかりやすくて、スラスラ読める。
ただ、周りの人々を、階層の中のどれに当てはまるかしら? と、類型化してみる傾向を後押ししそうな危惧があるけども。
小泉、竹中路線は、格差社会が前提の経済政策であった。これが固定すれば、
頑張っても頑張らなくても、「結果悪平等」
それなら、頑張らないで、下流にいるほうがまし、という考えがでてくる。
マイナス思考の人間が増えるわけです。
かくて、2005年は、階層社会の始まりと、著者は説いている。
いままでは、頑張れば中流を目指せる可能性があったのに、今は、夢をおいかけて、ニートになり、その結果が二分され、
夢やぶれても夢を追ったことに満足して、下流でそこそこに満足を見いだす層と、夢破れた敗北感で、無気力になる層になる。
一度、誰もが頑張れば、中流になれる夢を持てた高度成長時代を経験したら、個人の努力では、どうしようもない階層社会が再び、やってくると、無気力になる人の方が増えるのかもしれない。
この本は、リアルタイムで身近な話題をとりあげてるので、非常にわかりやすくて、スラスラ読める。
ただ、周りの人々を、階層の中のどれに当てはまるかしら? と、類型化してみる傾向を後押ししそうな危惧があるけども。
小泉、竹中路線は、格差社会が前提の経済政策であった。これが固定すれば、
頑張っても頑張らなくても、「結果悪平等」
それなら、頑張らないで、下流にいるほうがまし、という考えがでてくる。
マイナス思考の人間が増えるわけです。
かくて、2005年は、階層社会の始まりと、著者は説いている。
いままでは、頑張れば中流を目指せる可能性があったのに、今は、夢をおいかけて、ニートになり、その結果が二分され、
夢やぶれても夢を追ったことに満足して、下流でそこそこに満足を見いだす層と、夢破れた敗北感で、無気力になる層になる。
一度、誰もが頑張れば、中流になれる夢を持てた高度成長時代を経験したら、個人の努力では、どうしようもない階層社会が再び、やってくると、無気力になる人の方が増えるのかもしれない。