なんだか季節の変わり目、うすら寒いです。
我が子、髪の毛薄くて1歳越えてもこっぱげで・・・
人様より風邪ひきやすいんじゃないか、と警戒しております。
ああ、いつ毛が生えるんだろー・・・。


ウオオオオオオオオオオオオオ・・・
ハナ子は吠えた。
ソウルフルに。
「私はおばあちゃんの一番仲良しの嫁だったんだ!」
「そうじゃなければ、おばあちゃんが頻繁に泊まりにくるわけないだろう!」
・・・というようなことを言っていたが、
「そんな馬鹿なことするわけないでしょ、ごはんあげないなんて。」などの、ごく一般的と思われる反応は一切無かった。
明らかに動揺している。
ハナ子、やっぱ正直もん。
ちゃんと騙せる嘘吐くような機能、ついていないんだわ。
ハナ子の叫んでいる様は、本当に洒落にならないレベルで狂気の沙汰だった。
怖いよ。
その目が怖い。
飛び散るりんごが怖い。
オバちゃんパーマが怖い。
私も女なのにこういうことを言うのはナンだが、女がブチ切れてしまった様子っつうのは、一般的に男よりも非力である分、狂気の度合いが高くて見た目に恐ろしいものだとは思う。 鬼気迫るってやつだ。 私はまだ人生経験が足りないせいか、それほど追い詰められたことはない(と思う、主観的には本気ギレ未体験)のだが、MY母だって、子育て期に諸々重なったときはキレちゃったこともあり、それはそれで恐ろしかった記憶がある。 そんときは子供の目線だったのでただ怖かったが、今考えたらキレるくらい全然OKの範囲だった。女と生まれたからには、泣くべきときに泣き、キレるべきときにキレればよろし。 追い詰められた女がキレるくらいで済んで、犯罪とかに発展しないで収まれば世の中平和ってもんである。
しかし、ハナ子のキレ方は・・・
一線越えてたんだよ。
義母に食料を一切遣わせない、とか。
実子に食事差別(義子にやっていいって意味じゃないけどさ)とか。
そういう、ヒトとしてやっちゃいけないことを、何の覚悟もなしにやってしまう人間だ・・・ってことが、伝わるキレ方だった。
人間、生きてれば色々あるから、やっちゃいかんことに手を染めることだって、あるのかもわからんけど。
それが悪いことだって、大袈裟だけど自分のカルマになっちゃうんだよ・・・ってところを理解して、敢えてやるのか、それとも感情のままに後先考えずやらかすのかで、意味合いも違ってくると私は思うのだけど・・・
ハナ子は、その時々の感情だけで一線を越えるヤバいひとなのだろう。
要するに我儘。
「姑に食料を与えない」って、まあ今時のひとは思いつきもしないけれど、ハナ子世代の中国人にとって、倫理観的ハードルが相当に高い行為だ。 なにしろ中国人、年寄りには理不尽なまでに甘いところがある。 年寄りを敬わないとマズイ・・・ってな道徳観念に照らして、年寄りを粗末にする行為には非常な罪悪感が伴うはずなのだ。 時代の変化と共に変わってきてて、今の二十代以下の世代はもう日本並みになってきているように思えるけれど、ハナ子の年代なら旧来の道徳がまだまだ有効で、そこを踏み越えるには教育なり理論なりの下地があってなお、心理的抵抗と戦う必要がある。
それを、「我儘」だけで、道徳に対する考えも合理性も何も無しに、ある種軽やかに線を越えていく奴。 私は怖い。 正気じゃない。
息子が自分よりも姑になついているからって、殴り倒せるような神経だけのことはある。 チビっこをハンガーで殴って流血させるなんて、かわいそうよりも何よりも、怖くて出来ないのが普通だろう。 なんかあったらどーする・・・
ある意味、天晴れ。
子供を姑に預けていた状況が、精神衛生によろしくない・・・というのは私も女だからわかる。 たとえ実母にだって、長期間で預けたりはしたくないものだ。 まして姑、仮に仲が良くたってもちろん嫌だ。
ハナ子がおばあちゃんに

しかし、素直に杭州で働いていれば一家離散、もとい単身赴任する必要は無いところを、北京に行きたいと希望を出したのはハナ子だと言う。 北京と杭州で、給料なんて変わらないのに。 その上、当時の中国人女性に専業主婦とか長期の育児休暇・休業とかいう制度は無く、二人で働かないと暮らしていけないように、給料が設定されていたはずだ。 つまり、勤務先に託児所が完備されていた。 ある意味、完璧な女性雇用体制である。 子連れで北京赴任もアリだったところ、「育てんのがキッツイから」って置いてったのはハナ子。
私、子育てでも家事でも、人の手を借りちゃいかん、という思想は無い。 子供なんて、安全さえ確保してあれば、好きに育てればいいのだ。 だからハナ子が、首都北京で働きたかった、育児は大変だから自分一人で抱えたくなかった、という点については責めるべきじゃないと考える。 私は子供と離れたくないけれど、ハナ子には、育児よりしたいことがあった、というだけだ。
そうしたハナ子サイドの事情で、子供を置いていったものの、「姑に子供をとられた」ように感じて辛かった。 勝手な言い草だけど、それでもまだ理解できる。
でもだからって言って子供をぶち殴るなんて・・・
ますます溝が深くなるだけだと思うんですけど・・・
おばあちゃんに殴りかかったなら、まだ理解できる。
幼子を殴るのは、ただの虐待。
三十年前に虐待した息子が、今、大人になって、過去のことを糾弾しているわけだ。


生きて成人できなかったはず、まで行くと、じゃあパパは何してたんだ?とかいろいろ細かく聞いてみたいところはあるが、ともかく夫は一歩も引くことなく、ハナ子をまっすぐに見て話していた。
視線の先にいるハナ子は、もうブチ切れで正気なんか残ってないんだけど、そこはそれ、いっぺん言いたかった、聞いてもらうことより言うことに意義があるッ!ってやつなんだろうねえ・・・。
「ハナ子とスイカに御用心!そのさんじゅうろく」に続く。


息子の髪の毛、このままずっと薄いままで、そのままゲーハーに移行したらどうしようか・・・と悩んでいるのですよ。
なにしろ我が実家、ゲーハーのサラブレッド。
MY弟、二十代にして毎日がドキドキらしいです。
まあ、髪なんか生えても生えなくても、ママには可愛い息子だけどねー。
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お気の向くままコメントくださいませ。
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ハナ子って、家庭外では、まともだったの?職場とか。
しかし、ハナ子、そんなに実家が好きなら、実家に帰ればいいのにね。
旦那さん、ハンガーで殴られ出血とは
虐待、日本だと警察に逮捕されますよね。
ハナ子さん。
ちょっと計り知れないハナ子さんです。
あとパパさんもね。
パパさんってハナ子さん以上におかしいかも。。
薄毛。
うちの子も薄毛です。
でもバリカンでそられてつるっぱげになってます。
ちなみに上の子、赤ちゃん時代は薄毛。今はいつの間にか黒々してきました。
相手が元気なうちにぶつけておいて正解では・・・
次はどこ方面に移動されるのですか?
うちは思っても見なかった西方面に来年あたり、
の可能性有です・・・。
応援ポチッ!!!
ハナコさんみたいな人っているんですねぇ~(遠い目)
やはり彼女は人格障害でしょうか。
まともにとりあっていては、身が持ちませんね。(とりあってないとは思いますが、向こうからしかけてきたんではね~)
かといって愛するご主人のお母さんだから絶縁するわけにもいかず、、、。
でも私だったら絶縁かな~、パパにも問題おおありだと思うし。
我が家も親族中いろんなエグイ人がいますが、夫は冷たく人をスパっと斬り捨てる人なので、私が矢面に立たされる機会はないです。
頑張ってください(って頑張ることではないかもしれないけど)!
経過を見守っていま~す!
絶対に自分の悪い所を認めない人・・・は実際いるんですよね~本当に。 私は前の職場で60過ぎの女性にえらい目にあわされたので・・・
でも、旦那様のお母さんなのに、読んでいるだけで悲しい気持ちにもなります。
結末はどうなったのでしょうか?気になります。
ハナ子、外の人には愛想いいんですよ。 でもマトモではないと思う。 たぶん。
実家は実家で代替わりしており、ハナ子にずっと居られたら困ると思います。
シュンロンさん
いや~ハナ子のしたことは、日本なら児童相談所通り越して警察ですよね。 民事不介入とか言ってられない。
パパは私にとって未知の世界っす・・・。
薄毛、いつになったらなおるんでしょうねえ。 本人が気にする年までには生えてくるのでしょうか。
しろくまさん
そうそう、親が弱っちゃったら泣き寝入り確定ですから、今のうちに言いたいことは言っておくほうがよいです。
西の方? 日本でしょうか、それとも?
うちは、一瞬だけ西に行って、また東。 現時点で近い将来の海外引越し2回は確定です。 行き先はそろそろミクシーで発表すると思います。 よろしくです。
サトシさん
ポチっと、どうも。
マルガリータさん
私の推測では自己愛性人格障害と境界性人格障害の複合型ですが、なにぶん私は医者でないのでなんとも言えません。 ハナ子は外では善人ぶっているらしいので、なかにはこういうひともいるのかも。
絶縁は、したいけど踏み切れないんですよね。 親なので、後々夫が後悔するようなことはしないでいようと思います。 ただ、絶縁未満の切捨てはきっちりしていますよ。 イイ子になっていると、本当に身が持たないようなメに合わされそうなので・・・。
まあ、大きく見れば私はこの義理実家を愉しんでいると思います・・・たぶん。
見守ってくださいませ。
ruruさん
60くらいって、分別はあるだろうし、まだ体力もそこまで衰えてはいないだろうから、年寄り特有の我儘には早いだろう・・・って思うと、とんでもない!ってことがあるのかもしれませんね。 ハナ子ほど強烈なのは知らないけど、ぷちハナ子は見たことあります。
いずれにしても、いろいろ考えると、配偶者の親とほどほどに上手くやってられたらな~って残念な気持ちがあります。 親とこじれるのは、きついものですね。