シュウトメ・ハナ子は要注意人物ということに、私は早い段階で気づいていた。
具体的には、彼女のシドニー滞在時代から(詳細はまだ更新途中)。
とはいえ、シドニー滞在は最後まで、表面的には円満だった。
直接対決は一度も無く、私はハナ子の食事を作り続け、洗濯、掃除、食材の買出しをし続けた。ここはとっても重要ポイントなので、「鬼嫁日記」読み進めるにあたって、ぜひ憶えておいて欲しい。 きらいなシュウトメでも表面はきちんと対応しといたわけであるけれど、この理由はふたつ。 1;気が合わないからこそ、私の「非」になることは避けたいので大人な対応を心がけた、2;何がどうあれ、我が家の客は客。 食事など生活面で不自由させるのはこっちの気分が悪くなる+主婦の沽券にかかわる。
私のこの小賢しさも立派な鬼嫁エレメントだとは思うけれど、せっかく見つけた気の合う男を、本人同士の理由(仕事や学業、ナントカの不一致など)以外で手放す気は毛頭なかった。 互いの家族コミの関係が結婚なら、なるべくストレスも摩擦も少なくしたい。 自然に仲良くするのがベストだけど、それは無理だと気がついてしまったから。
ともかく、シドニー終了時点での対ハナ子観は、「なるべく避ける、でも関係悪化も避ける。 嫌いだからこそのご機嫌伺い、間合いを詰められないように匙加減するのが最重要。」だった。
この考えを修正したのは、中国入り後のことだった。
今から大体1年前、北京に着いて早々。
は休暇を取って私を杭州・義鳥に連れて行った。 家族との対面どころか軽い同居まで体験済みだったが、親戚と先祖の墓は未体験ゾーン。 その時点で籍を入れてなかったので、入籍前の最後の念押しというか。
先に杭州の実家で2泊。 イキナリここで事件。
1泊め、起きたら10時近く、ハナ子は出かけていた。 在宅していたパパによると、平日だが、教会で信者の集まりがあるという(以前書いた気がするけど、ハナ子はクリスチャン)。
パパがまめまめしく粥や豆乳、焼きワンタンなどを用意してくれたのでありがたくいただき、西湖龍井茶など一服。(←ちなみに西湖龍井茶ってのは中国緑茶の一種、名前の通り杭州西湖近くで取れる。日本茶とは味わいが違う。どっちかといえば生茶系のフレッシュな風味。)
はい、メシも食ったし茶もすすった。そこで、
「ハーゲンダッツ行かない?」
私;「行く!」
ハーゲンダッツ、中国では小高い。 何しろ物価の違いを乗り越えて、日本で食べるダッツよりも高い。 が、杭州のダッツは「西湖新天地」という西湖ほとりのいい場所にある。 それに、
の意図は、甘党のパパに美味しいアイスを食べさせてあげよう、というものだ。
パパを誘ったところ、かねて気になってはいたが、小高いのでまだ食べたことがないという。 じゃあぜひ、と誘う息子に顔を強張らせて、
パパ;「準備が必要です」(注・日本語、原文ママ、以下パパの発言は同様)
準備って一体・・・そう尋ねる間も無く、
パパはハナ子に電話をかけはじめた。
ところが電源が切ってあって通じない。
パパ;「おかあさんを迎えに行かなければなりません」(注・迎えに行くといっても、自家用車があるわけじゃない)
西湖新天地とハナ子教会はちょいと離れている。 実家と新天地と教会、線で結べば三角形。
「あのぅ、留守電かSMS入れて、ハーゲンダッツまで来てもらえば?」
「そうだよ、行き違いになるかもしれないし。」
口々に言う私たちをよそに、頑ななパパ。
「勝手に出かけると怒られますから!」
しょうがないので3人で教会へ。 今にして思えば、家で待っておけばよかったんだが。
意外にも結構きれいな教会で、私たちは案の定行き違った。 集会は終わっていると思しいが、携帯は通じない。 ハナ子は見つからない。 おまけに
雨まで降ってきた。 寒い。
ハナ子探すこと40分。 寒そうにする私を見て、パパは私たちだけ先に新天地に行っているように、と言う。 パパは?
パパ;「パパは大丈夫です。」
大丈夫じゃないだろう、その行動が。 お互いに携帯を持っていて、留守電入れて、自宅には書置き。 家から新天地はバスで15分。 ・・・ツッコミを心の中に仕舞って、私たちは先に新天地に移動、ダッツ隣りのスターバックスで待つこととする。
待つこと、1時間。
パパに電話、するも通じない。 ハナ子にも電話、するけど通じない。
両者、話中。
「パパはママに怒られているんだ・・・」
まじ? なんで?
事態の意味不明さに混乱する私。
更に30分経過して、ようやっとパパに連絡が取れた・・・・・・・・・
続く
具体的には、彼女のシドニー滞在時代から(詳細はまだ更新途中)。
とはいえ、シドニー滞在は最後まで、表面的には円満だった。
直接対決は一度も無く、私はハナ子の食事を作り続け、洗濯、掃除、食材の買出しをし続けた。ここはとっても重要ポイントなので、「鬼嫁日記」読み進めるにあたって、ぜひ憶えておいて欲しい。 きらいなシュウトメでも表面はきちんと対応しといたわけであるけれど、この理由はふたつ。 1;気が合わないからこそ、私の「非」になることは避けたいので大人な対応を心がけた、2;何がどうあれ、我が家の客は客。 食事など生活面で不自由させるのはこっちの気分が悪くなる+主婦の沽券にかかわる。
私のこの小賢しさも立派な鬼嫁エレメントだとは思うけれど、せっかく見つけた気の合う男を、本人同士の理由(仕事や学業、ナントカの不一致など)以外で手放す気は毛頭なかった。 互いの家族コミの関係が結婚なら、なるべくストレスも摩擦も少なくしたい。 自然に仲良くするのがベストだけど、それは無理だと気がついてしまったから。
ともかく、シドニー終了時点での対ハナ子観は、「なるべく避ける、でも関係悪化も避ける。 嫌いだからこそのご機嫌伺い、間合いを詰められないように匙加減するのが最重要。」だった。
この考えを修正したのは、中国入り後のことだった。
今から大体1年前、北京に着いて早々。

先に杭州の実家で2泊。 イキナリここで事件。
1泊め、起きたら10時近く、ハナ子は出かけていた。 在宅していたパパによると、平日だが、教会で信者の集まりがあるという(以前書いた気がするけど、ハナ子はクリスチャン)。
パパがまめまめしく粥や豆乳、焼きワンタンなどを用意してくれたのでありがたくいただき、西湖龍井茶など一服。(←ちなみに西湖龍井茶ってのは中国緑茶の一種、名前の通り杭州西湖近くで取れる。日本茶とは味わいが違う。どっちかといえば生茶系のフレッシュな風味。)
はい、メシも食ったし茶もすすった。そこで、

私;「行く!」
ハーゲンダッツ、中国では小高い。 何しろ物価の違いを乗り越えて、日本で食べるダッツよりも高い。 が、杭州のダッツは「西湖新天地」という西湖ほとりのいい場所にある。 それに、

パパを誘ったところ、かねて気になってはいたが、小高いのでまだ食べたことがないという。 じゃあぜひ、と誘う息子に顔を強張らせて、
パパ;「準備が必要です」(注・日本語、原文ママ、以下パパの発言は同様)
準備って一体・・・そう尋ねる間も無く、
パパはハナ子に電話をかけはじめた。
ところが電源が切ってあって通じない。
パパ;「おかあさんを迎えに行かなければなりません」(注・迎えに行くといっても、自家用車があるわけじゃない)
西湖新天地とハナ子教会はちょいと離れている。 実家と新天地と教会、線で結べば三角形。
「あのぅ、留守電かSMS入れて、ハーゲンダッツまで来てもらえば?」
「そうだよ、行き違いになるかもしれないし。」
口々に言う私たちをよそに、頑ななパパ。
「勝手に出かけると怒られますから!」
しょうがないので3人で教会へ。 今にして思えば、家で待っておけばよかったんだが。
意外にも結構きれいな教会で、私たちは案の定行き違った。 集会は終わっていると思しいが、携帯は通じない。 ハナ子は見つからない。 おまけに

ハナ子探すこと40分。 寒そうにする私を見て、パパは私たちだけ先に新天地に行っているように、と言う。 パパは?
パパ;「パパは大丈夫です。」
大丈夫じゃないだろう、その行動が。 お互いに携帯を持っていて、留守電入れて、自宅には書置き。 家から新天地はバスで15分。 ・・・ツッコミを心の中に仕舞って、私たちは先に新天地に移動、ダッツ隣りのスターバックスで待つこととする。
待つこと、1時間。
パパに電話、するも通じない。 ハナ子にも電話、するけど通じない。
両者、話中。

まじ? なんで?
事態の意味不明さに混乱する私。
更に30分経過して、ようやっとパパに連絡が取れた・・・・・・・・・
続く