昨日Twitterで知ったこの訃報
なんと、あの日経新聞でも取り扱われたWEB記事
山本 小鉄氏（やまもと・こてつ、本名＝勝＝まさる、元プロレスラー）28日、低酸素性脳症のため死去、68歳。連絡先は新日本プロレスリング広報。告別式は近親者のみで行う。喪主は妻、ミツ子さん。
１９６３年、日本プロレス入門。72年に新日本プロレス創設に参加し、厳しい指導で長州力氏らを育て「鬼軍曹」と呼ばれた。引退後はテレビのプロレス中継の解説で人気を集めた。（日経より）
【猪木氏のコメント】
「また１人、また１人と、我々の仲間を見送るのは非常に寂しいものです。選手の育成に尽力したことに感謝するとともに、故人のご冥福を心よりお祈り致します」
元気だった頃の山本小鉄氏、昭和の名レスラー、あの笑顔はもう戻らない…
●ここからは、安頓が資料を見ずに語る山本小鉄！●
日本プロレス時代からそして、猪木が新日本プロレスを設立したときにも共に歩み、坂口征二と共に猪木を支えてきた新日本プロレスの鬼軍曹。
新日本プロレスの道場の訓練は、想像を絶するくらい厳しかった。この様子は「１，２、の三四郎」を読んでいただくと分かる。
あのプロレスラーで唯一猪木を恐れない男＝前田日明でさえも、山本小鉄のことを恐れていたという伝説があるくらいだから。鬼軍曹…そう竹刀を持ってガンガン若手を鍛えていた。
パートナーは星野勘太郎。いわゆるヤマハブラザーズだ。どちらもレスラーとしては小柄だが、スピーディーな展開は見ていて面白いと感じていた。もちろん、メインイベントの前の試合だが、そこまでやらなくても…というくらい激しい試合を展開していた。
そして、若手が試合をいい加減にしたら、もうあとで袋叩き。相当厳しい制裁も加えていたという話も聞いたことがある。
解説は、専門的な技術に裏付けされたとてもわかりやすいもので、安心してみていることが出来た。アナウンサーは興奮しすぎて試合にのめり込みやすい人が多かったが、彼は違った。しっかりと冷静に試合を分析し、解説を行っていた。
そういう意味でもすごいなぁって思っていたものだった。
そこ山本小鉄さんが亡くなったという話を聞いて、まだ68歳。先日から三沢、ラッシャー木村、続けて亡くなられたレスラーたち。その度に猪木もコメントを残したが今回は特別だ。なにしろ付き合いも長いし、この二人は信頼関係でしっかりと絆で結ばれていたから。
●私の持っている本の中にも彼の著書1冊だけある。
その本の名前は…「いちばん強いのは誰だ」というタイトル。分かりやすいじゃないですか！
じつに読み応えがあるし、説得力のある理論に何度も読み返したものだ。
「反論があるものはかかってこい！」というのも迫力がある。
背景はDynabookのiTuneの画面です（関係ないですが）リアリティを出したかったので…
2010.08.29(日) 3,332 PV
山本小鉄氏のご冥福を心からお祈りしたいと思います。…合掌！
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