バッテリーセルの交換。（SONY PSP-S110）

危ないから、マネしちゃだめです。
扱いを間違えると発火します。リチウムポリマー電池って怖いんですよ・・・。

ある日のこと。
その時はまだ自粛ムードで、我が家も昔のゲームを引っ張り出して楽しむ光景が。
そこで、自分も手持ちのPSPを掘り起こして、さぁ電源を入れようとしたら、入らない。充電も無理。
なぜだろうとバッテリパックを見ると、中のセルが膨張して、大変なことになっていました。
パックをちょっとひねると、簡単に開くくらい。セルを取り出してみましたが、ある意味怖いです。



新しいバッテリーパックを買ってもよかったのですが、今回は中のセルを手配して交換することに。

セルはネットで手配。本来は633450サイズですが、同じ１２００ｍAhの603450サイズを手配。セル自体に保護回路付きです。
一つ561円で、送料が770円なので、まとめて３つ買いました。

新しいセルを入れてみたところ。コネクタ付きのリード線を切断し、基板の端子にはんだ付けします。



組付けた様子。
本来は基板とセルの間に絶縁用のプラスチックの仕切り板が入っているのですが、今回はマスキングテープを使うことに。
（写真では見えませんが、裏側に貼ってあります）



組付け後は接合面に薄いアルミテープを貼り付けておしまい。テープをはがせば簡単に開けられます。



最初は怖くて、少し充電しては電圧を測って・・・を繰り返していました。爆発することもなく満充電完了。
もちろん、ちゃんと使えます。
※でも、最近はリチウムポリマーセルの事故が増えていますので、このようなことはしないように。
　バッテリーパックは純正品を購入しましょう。

充電後は、「ぼくの夏休み４」を少し楽しみました。
ちょっと現実逃避です・・・。