農園の愉しみ, 感動の種を蒔きたい。

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 雑草が 肥料食べたか 茄子の花

2019-07-24 08:19:44 | 日記
上野原の畑で農園を愉しむ私たちにとって、ある意味でいろいろなものとの競争が待っています。気象情報をどう読み取るかというソフト技術もそうですが、作物に関して言いますと、丹精込めた野菜を食べてしまう害虫や小動物との小さな競争、少しオーバーですが、肥料や水を巡る雑草との戦いがあります。害虫や雑草にも言い分があろうかと推察されますが、この時期の草むしりには、辟易とさせられますね。とくに目立つのは、大相撲の大関のような名前のコニシキソウ。野菜の苗が育ったところで、赤みを帯びた茎が地表を這うように畝に触手を伸ばしてきて、土の中の栄養分や水分を奪い取ってしまう傾向が見られます。しっかり地表に張り付いているので、私たちの掌よりも大きな、このニシキソウをむしるのが一苦労。さらに雨が降ったあとの、酸性化の土壌にはあのスギナ。ポツンと綺麗な緑ですが、スギナの出現は土壌が酸性に傾いた指標といわれるそうです。油断大敵というワケです。このように雑草を悪者扱いしてしまいますが、刈り取った雑草は、マルチシートの役割を果たしますし、根の部分を残して草むしりすると地中の微生物の働きを促すとも言われ、モノは考え方ひとつですね。賛否両論あると思いますが、雑草に、感謝の気持ちを持ちたいものです(ストロー・ハット)。






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