先日長男がドングリをたくさん拾ってきた。小さいころからバケツ一杯ドングリを拾ってくる子だったなぁとしみじみ思いつつ、
「それどうするの?植えるの?」と聞くと、「食べるんだよ。」ですって!


「食べられるんだよ、お母さん、知らないの?」
「知ってるけどぉ~。どんぐりパンとか言うしぃ~。でもさぁ、あくが強くてまずいんじゃないの?」
そして彼は何やらドングリを水に浸して一日置いていた。
ドングリの種類は「マテバシイ」だった。マテバシイ、スダジイ、トチノミは食べられるんだそうだ。


「食べてみなよ、おいしいよ。」と、言うので食べてみたら渋みもなく硬いけれどほんのり栗のような甘さがある。


そこで私は考えた。「クリみたいに茹でたらもっと栗っぽくほっこりするんじゃないのかな?」

実験、実験~!!ゆでること10分くらい。

そしてゆでたものを食べてみた。うぎゃ~!渋い!。渋くて食べられたもんじゃない!

まあ、若干やわらかくなったけどね。。。(^^;)煮出し太水の色が濃い茶色だったから、多分「渋」の成分タンニンが水に溶けてドングリを超しぶくしたようだ。教訓!ドングリは煮てはいけない
しぶしぶでしかめ面の私に長男は言う。「俺的にはマテバシイよりスダジイのほうが好きだな。」長男は専門学校時代に自然環境保全学科にいたのでその時ドングリについていろいろと学んだのだそうだ。
「確かに栗みたいだけど、クリほどおいしくないな。」

長男は時を得たといわんばかりに、目を輝かせてこういった。
「どんぐりはクリより味がおちるからどんぐりっていうんだよ。」
なるほど!勉強になりました。!
