風は東楡の木通りから

クリスチャンフルート吹きパスピエの愛する音楽、猫たち、薔薇の毎日

素敵な助け手

2013-11-21 11:24:15 | Weblog
昨日は母のところに行ってちょっと力仕事をしてきました。実家は本当に小さいおうちなんですが、その少ない敷地に柿の木がありまして、昔、父がそこへ植えてからもう40年もたっています。なので結構枝振りがよく電線に引っかかったりしていて前から気になっていたのです。そこで大きな枝を2本切り、柿の木を小さくすることに。しかし、これが結構、力のいる大仕事だったのです。何とか太い枝を2本切り、それをごみに出せるように薪のようにまとめなければなりません。

私が汗水たらして切っているところに犬を散歩させている知らないおじさんが「大変だなあ、それ生木だろう?」としきりに言って通り過ぎていきました。しばらくするとおじさんが自転車に乗って電動のこぎりを片手に戻ってきて、「それはおんな、こどもの仕事じゃねえよ。これ持ってきたから俺が切ってやるよ」「大体、生木を切るのにそんなのこぎりじゃダメなんだよ。」と言いながら太い枝をあっという間にまとめて縛れるくらいに切ってくれました。

内心、私も、この後、手が痛くなって楽器の練習ができなくなったらいやだなと思っていたところにこのおじさんが現れてくれて本当に助かりました。聞けばそのおじさんは実家の裏の通りを少し行ったところに住んでいるとのこと。本当に助かりました。ありがとうございますという私達親子に「また、必要があったら言ってくれよ。」とおじさんは去っていきました。

作業がすんで、居間に戻り、母とお茶を飲みながら、

「親切な人がいるねぇ、助かったねぇ。」
「きっと神様が助け手を送ってくれたんだよ。あとでお礼しなきゃね。」
「そうだね」

とあのおじさんの話をしていると、危なっかしく柿の皮をむく母が「私もひとりで暮らしてるけど何事もないのは神様が守ってくださるんだなぁと本当に思うよ。」と言ったのでびっくりしました。でも母の口から神様が守ってくださるという言葉がきけてうれしかったです。

その後アメリカで困っているときに思わぬ助けがあったことなど神様の恵みについて母に話ができたことも感謝でした。

夏の間の訪問者たち2

2013-11-15 20:47:05 | 虫、植物、動物、自然
続きだよ。

さて、夏の間の訪問者たちの中でも印象深かったのが私の大好きな蝶、アオスジアゲハちゃん。空色のラインがきれいでしょ。

うちのベランダには長男が植えたクスノキ科、ホウショウの木がある。
その木にアオスジアゲハが来るようになった。  
とても元気良く飛び回る蝶なのでとんでいるところをカメラに収めるのはとても難しいのだ。

アオスジアゲハの幼虫はクスノキ科の木の葉を食草としているので卵を産み付けにきていたんだね。

そして、しばらくしたらやっぱりいたいた。  

「もうだいぶ大きく終齢幼虫だった。4.5cmくらい。あと少しでさなぎ」になりそうなのでそのまま見守ることに。

これはさなぎになる直前の幼虫。身体が透き通っていて本当に美しい。
 この幼虫の体の中で劇的な変化がおこっているんでしょうね。透き通っているので中が動いているのがわかる。すごいよね~。

そしてしばらくすると ・・・・  なりました!さなぎです!体の中で想像も出来ない事が起こっているんでしょうね。サナギは葉っぱそのものにしか見えません。サナギにはしる線も葉脈そっくりです。小さな命を守るための神様の素晴らしいデザインです。ハレルヤ‼

ここから13日目、約2週間。すごい!見て! さあ、もうすぐ若い蝶の誕生です!

そして、この状態を見つけて3時間後、羽化してました!!

ああ、さなぎを破る瞬間が見たかったのに!アイロンをかけている間に羽化してしまった!

でもきれいでしょう?この後元気に飛び立っていきましたよ。誕生おめでとう!

アオスジちゃんが飛び立った後、さなぎの殻を見たらこれが透き通って少し青みがかって何とも美しいこと!

今はもう茶色くなってくにゃっと曲がってしまったけど、そのままにしてあるよ。


夏に来た生き物たちを見て自然は素晴らしいとつくづく思ってしまった。

ここまで読んでくれた方ありがとう!!!




夏の間の訪問者たち

2013-11-14 18:31:30 | 虫、植物、動物、自然
このところいろいろと忙しかったのもあってすっかりブログ更新してなかったなぁ。

夏から秋を通り越して冬みたいな天気だし・・・。寒いのを忘れるため、夏を思い出そう!ってなんのこっちゃ。

要するに「夏に書きたかった記事を今かかせてね」ということで、ちょっとこの夏家の周りに来た面白い生き物たちをご紹介!


訪問者その1  「青カナブン」


ある日、ベランダでニャンコ達がうるさいので何だと思ったら綺麗な青カナブンがいたのだった。

長男は幼い頃、近くの公園で、カナブン、ドウガネブイブイやハナムグリなどのコガネムシの仲間をたくさん撮ってきて自宅で飼っていたことがある。

そひて何故か青カナブンを「いその」と呼んで特別に可愛がっていたことがあったけ。(なんでその時「いその」と名付けたのか?その理由は本人もよくわからないそうだ。)

嬉しそうに手のひらに乗せる長男、今でも好きみたい。その後外に逃がしてあげたよ。


訪問者その2  「クワコ?(思われる蛾)」




マンションの壁にいました。クワコという蛾に色がよく似ているのだけど、ちょっと羽の形がギザギザなので違うような気がするんだけど、詳しい方、教えてくださいませ。クワコはカイコの仲間だけど、昔、中国でクワコが改良されてカイコになった説がネットに出ていた。クワコの繭の本物は見たことがないけど葉っぱにくるまれているらしいよ。


訪問者その3   「カネタタキ」

この小さな訪問者は夏の終わりころ来た。レモン色のペチュニアの花の中に水たまりがあってそれを飲んでいるところ。かわいいでしょ?




訪問者その4    「ツマグロヒョウモン」と「ギンボシヒョウモン(とおもわれる)」



2種類のこの蝶たちは実家の植木の上を飛び回っていた。なんでか地面に仲良く2匹で降り立っていたけど、水たまりもないしなんでここにいるのかわからなかった。ギンボシヒョウモンが飛び回っているのはたいていオスでメスをさがしているんだとか。ということはこのツマグロヒョウモンをメスとかんがえているのかも。


訪問者その5    「ヤモリ」

この子はマンションの壁にいるところを見つけたの。ヤモリをこんなに近くで見たことがなかったので感動!体の模様、とってもきれい。つぶらな瞳がかわいいでしょ。この写真を撮ったときフラッシュをたいてしまったので怖がって逃げてしまった。ごめんね。

ヤモリは家を守っているように家に棲みついていることから「家守」から名前が来ているらしい。とすると君はこのマンションをまもってくれてるのかい?


夏の訪問者たちは長くなるので次に続きます。