神戸市議会の政務活動費が流用されたり、架空請求された件について。
公金による報酬をいただいていることの自覚が欠如した
あまりにも、不誠実な議員の行動は、どうしようもありませんが、
政務活動費(神戸市会では1人につき毎月38万円)が
もはや不正の温床になっていることは明らかです。
領収書を添付しても、その領収書が架空のものであるなら
何十万、何百万円単位で、不正に受け取ることが出来るのですから。
政治の世界では、「身を切る改革」や、「議会改革」のことばが並べられ、
変えていこうという姿勢も見受けられますが、結局、姿勢や、改革の掛け声だけで
終わりがちです。
こういったことに、有権者のみなさんは、ホトホト嫌気がさしているのに
議員は気づかないふりをしている。
本当の意味で「身を切る改革」を実行するなら、少人数会派の議員が、
パフォーマンス的に議員報酬の返上や政務活動費受取拒否、するのではなく、
市議会全体で、取り組むための行動が必要だとおもうのです。
民主主義は数が力です。
神戸市議会(定数69名)の8/28現在の会派構成は、
自由民主党:18名
公明党:12名
日本共産党:12名
民進こうべ:9名
日本維新の会:5名
民進党:4人
新社会党:2名
無所属:4名
この中で、真の改革をすることが出来るのは?
ごまかして、お茶を濁して(いつもこのパターン)おしまいにしてしまうのは?
震災から20年以上の月日が流れた中で、
「BE KOBE」に込められた
「神戸の様々な魅力の中で、一番の魅力は人である」
神戸市民であることを誇りに思う、、、市議会が今一番の原点に立ち戻らなければ
信頼回復は果たせないと思います。
私は、市議会でも、市政でも「市民に寄り添った改革」が進められるように、
取り組んでいきたいと思います。