あれもこれも

あれもこれもやらなくちゃ...なのに遅々として進まない日々。一体どうなっているのだろう?小さな日記です。

私の心はもう秋~♪

2011-08-30 20:00:08 | 日々の暮らし
8月も残すところあと1日、私の心はもうすっかり秋です。
ちょっと前のことなのに、こんなおやつを頂いた日が早遠く感じます。



9月半ばにゼミの同窓会があり、今年は私の学年が幹事です。
私が参加していたのはトポロジー(位相幾何学)のゼミでした。
高校時代までは好き(得意?)だったはずの数学ですが、
大学に入った途端、ぎゃぁ~~~~ 何もわからない!
なんでこんなことを考えたり証明したりしなければならないのか..
挫折までに入学してからひと月もかからなかったです。

それでもなんとか勉強して4年生になりました。
どこかのゼミに入らないといけない..
どこにも入りたくないけれど、科学史に逃げるのだけは嫌で、
私にはまだ手がかりを感じることが出来たトポロジーにしたのです。
女の先生のゼミで、メンバーは私と友達のふたりだけ。
でも、先生と3人で勉強して遊んで楽しい1年間でした。

その先生のゼミの同窓会(30代~70才ぐらい)が毎年開かれています。
メンバーは多いですが、出席者は毎年20人~25人ぐらい。
だんだん固定メンバーになってきているので、
出席者は学年を越えて仲良しです。

現在、出欠の返事が届いている最中ですが、
【出席】に○がついていると思わず笑顔になります。
私は長年欠席続きだったのですが、
10年前に出てみたら「わぁ~楽しい」
それ以来、欠かさず出席する人になりました。
幹事をするのは2004年以来で2度めです。
今週末には幹事の打ち合わせ会があります。



一方、趣味も秋に向かって動き出しました。
思うように描けない/どう描いていいかわからない、
皆、悩みは同じで、互いの絵を見て、
ほめたり、なぐさめたり、ちょこっと学び合ったり。
この絵はこれからどう進めたらいいのか..
2回のカリキュラムが終わって、モデルさんにはもう会えません。
それにしても椅子がまるで変です!



家に帰ってほっとひと息のお茶タイム、
主人に心の中で「今日もお留守番ありがとう」
本当は主人がもっとお出かけしてくれるといいのですが。
待たれているのはあんまり嬉しくない~~です。

【藤島武二・岡田三郎助展】と【中原淳一と青い鳥展】へ

2011-08-26 00:47:59 | お友達とのおつきあい
6月末から旅行に出かけて、帰ってから旅行記を書いていたら、
8月が3分の2終わってしまいました。
ほとんど2ケ月間も旅で遊べるなんて..旅に感謝?ブログに感謝?です。

8月はお稽古もボランティアも基本的にはお休みだったので、
いつもよりは人に会わずにどこかのんびり。
夏休みらしい時間を過ごすことが出来ました。
今日からお稽古が始まり、ボランティアも始まり、また忙しくなります。

今週は絵を見る機会が2度ありました。
ひとつは
そごう美術館で開催中の【藤島武二・岡田三郎助展 女性美の競演】
主人を誘って行ってきました。
それが..想像以上に充実の内容で、それぞれの世界を堪能しました。
人物画でいつも苦労している私..
顔の描き方などじっと見てしまいました。



そごうでランチして横浜ベイクォーターでお茶しました。
横浜ベイクォーターがオープンしてから2~3年かしらと思ったら
なんと5周年ですって!
月日のたつのが早過ぎ~~★



もうひとつは
丸の内オアゾの丸善で開催中の【中原淳一と『青い鳥』展】
(メーテルリンク青い鳥本邦刊行100年記念)
湘南マダムの会の3人で出かけてきました。
どの絵も可愛らしくて魅力に溢れ、色も素敵でした。
絵の中の服はどれも、女性にとって永遠の憧れのデザインや雰囲気で、
お洒落の原点を見る思いがしました。
チルチル・ミチルのお話については、
実は私はほとんど知らないことに気付いて愕然!
今からでも読んでみようかしら~



オアゾを後にして、次に向かったのはY子さんの日本橋のお店です。
イタリアの子供服を中心に、
上品&上質&お洒落な品物がすっきりと並んでいました。
Y子さんの仕事中の雰囲気がなんとも素敵でした。
1度伺いたいと思っていたので念願が叶って嬉しかったです。
Y子さんの(お店の)お昼休みを利用して4人でランチしました。
先日の葉山でのお誕生会の続きって感じも
ランチの後、Y子さんはお店に戻り、
私達3人は千疋屋総本店で桃のパフェを頂きました。




こすもすさんのブログを見て
「わぁ~美味しそう~私も食べたい」と思った桃のパフェです。
桃は川中島の白桃だそうです。
お値段は..やっぱり高いかも。
でも、家族全員が頼んだら大変ですが私ひとりだから~
とっても美味しかったです。


ポルト空港からフランクフルト経由で帰国

2011-08-21 22:08:05 | 散歩・旅行
●7月12日(火)


地下鉄駅のアズレージョ。 どの駅もそれぞれのアズレージョで飾られていました。

2週間はあっと言う間に過ぎて日本へ帰る日となりました。
ポルトの北約11kmの場所にフランシスコ・サ・カルネイロ空港という国際空港があり、
私達はそこからフランクフルトまでルフトハンザに乗って、フランクフルトからはJALに乗ります。
フランクフルト着は14時55分、
フランクフルト発は21時05分。
乗り継ぎが短いのは心配ですが、6時間はいくらなんでも長過ぎます。
でも、どちらも1日に1便しかないのです。

「フランクフルトの街に出て美術館でも行こうか」
と相談していたのですが、手荷物もあり、
なんだか面倒になってフランクフルト空港でなんと言うこともなく過ごしてしまいました。
主人は去年からノートパソコン(と携帯端末EMOBILE)を持参しているので、
空き時間も苦にならないようでパソコンタイムを楽しんでいました。
私はひたすら人間ウォッチング。
時々、ショップをのぞいたり、カフェでお茶したり。
飽きなかったです。

JAL408便は定刻に飛び立ちました。
空いていました~~
ほとんどの人が3人掛けを独り占めしています。
夫婦や仲良し2人組は3人掛けに2人。
私はなんとなく不満な気持ちが..
私も3人掛けを独り占めしたい! 主人にどこかに移ってほしい!
自分が別の席に移動するという発想は全くなかったです..
いつしか周りを見るとほとんどの人が3人掛けに横になっていて、
主人もやっと納得して、別の空き席に移ってくれました。
3人掛けを独り占めした途端、私は深い眠りに落ちて、
目覚めた時、飛行機は成田に近づいていました。
空いている飛行機は乗る側は楽ですが、
JALや旅行業界にとっては危機では?と心配にもなりました。
ほぼ定刻(7月13日の15時25分)に成田に着き私達の旅行は終わりました。

旅行記..簡単に書くつもりが長々となってしまいました。
読んで下さって有難うございました。 コメントもありがとう~
今回も良い旅が出来ました。
ポルトガルに行ってよかったです。
時間があり、気力も体力も残っている今だから出来た旅だと思います。

お土産のことなども書けたらいいのですが、
いつからかシンプルライフの私、旅行でお買物はそんなにしないのです。
思い出と写真が残ってそれで十分です。

旅行記を書き終わって旅が本当に終わったことを感じます..
次回からは又日々の生活を綴っていこうと思います。
スロー更新になるかもしれませんが、これからもよろしくお願いいたします。


ベネトンショップの踊り場のアズレージョ。

ポルトからコインブラへ

2011-08-19 12:08:20 | 散歩・旅行
●7月11日(月)
観光最後の日です。
私達の旅行は同じホテルに長く泊まって、そこを起点に行動しているので、
楽ではありますが効率は悪いです。
この日はコインブラに行ったのですが、ポルトからリスボン方向に戻ることになります。
コインブラはポルトガルで、リスボン、ポルトに次ぐ第3の都市です。
コインブラ大学は1290年に創設され、拠点をリスボンとコインブラ間で行ったり来たりさせながら、
最終的には1537年にコインブラに落ち着いたそうです。
世界で3番目に古い大学です。

 

↑ コインブラ大学・旧校舎の鉄の門(左上)は【無情の門】とも言われています。
右上は旧校舎の図書館の入口です。
図書館の内部は、壁も天井も本棚も凝った作りで、
その重厚さ煌びやかさは王宮の一室と言った雰囲気でした。
天井までぎっしりの本棚は2階建の作りで、本を取り出すのが大変そうでした。
気になったのは図書館の内部の地下牢です。どんな目的で使われたのか?
【無情の門】、窓のない地下牢..当時の学問への道の厳しさを感じました。



大学の内部(壁にはもちろんアズレージョが)↑
大学生が語らう傍を観光客が通ってもそれはごく普通のことで気にもならないようでした。



↑ 大学の回廊からの眺め、川(モンデゴ川)がある眺めはやっぱり素敵でした。




お昼は旧校舎のカフェで頂きました。
日本の大学の広々としたカフェと比べると、とてもこじんまりとしていました。
ハンバーガーが出来上がるまでにものすごく時間がかかって、
作って下さってありがとう~の気持ちでしたが、お味は..いま一つでした。



大学を見た後、旧カテドラルに行き、街を少し歩き ↑、その後は、
暑いし、もうポルトガル観光は十分したし、意欲も減退してカフェでお茶したぐらい。
電車を乗り継いでポルトに帰ってきましたが、
乗り継ぎが悪くて、行き帰りに結構な時間がかかりました。
以前は海外で列車に乗るのが負担でしたが、最近は慣れて
隣の(たぶんポルトガル人の)オジサンにもたれかかって寝てしまったりも。
「いいよ、気にしなくても」と言う表情が日本のオジサンそっくりで温かかったです。
(この時、主人は少し離れた席に座っていました。普通は隣は主人なのだけれど)



夕食は「ポルトガル最後の夜だから日本食でいい?」と又変なことを言う主人!
私は食べたくてまだ食べていなかった魚介の蒸し煮料理があったのですが、
まあ~いいかと賛成しました。
急いで予約したのが【御所】というレストラン。
(レストランと道路を挟んで立派な家が並び、ブーゲンビリアが見事でした)
【御所】のお料理は新感覚なのですが、日本の美味しさは引き継がれ、
内装も雰囲気も接客もよく素敵なレストランでした。
値段は高めですが、接待、デート、家族の集いなどポルトガル人が次々とやってきました。
私達もいろいろ注文して最後はお寿司を頂きました。
デザートは私はクリームブリュレ↓、主人は日本のスウィーツ盛り合わせ、
日本のスウィーツ盛り合わせには餡は一切使われていなくて、
わさびのアイスクリームが日本的と言えるぐらいでした。




ホテルに帰り、最上階のバーに行って、ポルトの夜景を眺めました。
思ったのはただひとつ「今回も良い旅だった、ポルトガルを旅してよかった」です。
明日は帰国の途につきます。
あと1回、ポルト空港から日本に帰るところを書いたら旅行記も終わりです。


ポルトからブラガとギマラインスへ

2011-08-17 22:13:57 | 散歩・旅行
旅行記を2回お休みしましたが、また復活です!
読んで下さる方々には心から感謝です。
実際に観光したのはこの次の日(11日)まで。
旅行も旅行記も終わりに近づいてきました。

●7月10日(日)
この日はまず、列車に1時間40分ほど乗ってブラガという街に行きました。
ブラガは【祈りの町】と言われています。
日曜日だったので、教会へ行くところか教会から帰るところか、
土地の人はきっちりした格好をした人が多かったです。



駅からバスに乗り、ケーブルカーに乗り継いで、ボン・ジェズス教会に到着しました。
高台にあるので眺めがよく、教会のある環境そのものが美しく、
どこを向いてもすばらしい景色が広がっていました。
お土産やさん(入口のアズレージョ↑)は品数は少ないけれど良い品揃えでした。
ポルトガルはアガパンサス↓がとにかく多く、景色と調和し景色に彩を添えていました。



行きはケーブルカーに乗りましたが、帰りは階段を下りました。
五感の階段、三徳の階段があり、それぞれの踊り場に噴水(合計8個)があります。
ブラガは【祈りの町】+健康の町?と思うぐらいジョッキングの人が多かったです。
どこかきちんとして健康的で綺麗な街と思いました。

この日、午後にはギマラインス(世界遺産)に行くことになっていました。
ブラガから【Lousado】駅まで行き、そこでギマラインス行きに乗り換えます。
ところが..予定していたギマラインス行きが土日祝は運休なことが判明!
次の列車が来るのは1時間45分後です。
【Lousado】駅周辺は何もなく途方に暮れました。
ひとつ嬉しかったことは、
時間潰しに近所を散策していた時に素敵な丘を見つけたことです。↓




マリア様のアズレージョの門をくぐると白い小花が咲く丘があり、
上っていくと建物が見えてきて、前に回るとアズレージョで飾られた小さな教会でした。
新しいものですが、なんとも可愛い丘と教会でした。




ずいぶん遅れてしまいましたがギマラインスに着きました!
ギマラインスはポルトガル初代国王の生まれ故郷です。
「Aqui Nasceu Portugal (ここにポルトガル誕生す)」の 文字が城壁に刻まれています。
ブラガンサ侯爵館は15世紀に建てられ、いったん廃墟になり、
その後改修され、現在は公館としていろいろ使われているようです。
私達が行った日は芝居や踊りなどが発表されていました。
レンガの煙突が何本も立っていて、煙突の眺めがなんとも魅力的なのです。

この後、ギマラインス城に上ったりしましたが、
全体的に時間が足りず、ギマラインスがよくわからなかったです。
今回の旅行で9つの世界文化遺産を訪ねましたが、
世界文化遺産って何なのだろう..と何度か考えてしまいました。
歴史的意味、残された建造物、両方で評価されるものと思いますが、
観光客はまずは説得力のある景観を期待するものと思います。
歴史的意味の方が大きいと少し戸惑ってしまいます。
すばらしい景観があって、それを知識と想像力をもって見ることが出来たら、
はるか昔に生きた人の思いがぐっと近づいてくるような気がしました。

帰り道、駅への道に迷い、人に聞くこと3度! やっと辿り着きました。
乗り遅れたら次の電車はなんと2時間後!
間にあって本当によかったです。




夕ご飯はホテルのレストランで頂きました。
このホテルのレストランは外部の人は入りにくい作りで、お客さんは私達だけでした。
食べてあげてよかった~ 私達も外に行く手間が省けてよかった~
食後のコーヒーもゆっくり飲んで静かな時間を過ごしました。

家族時間~汐留で♪

2011-08-14 11:07:08 | 家族
旅行記はもう1回お休みして、
今日は最近の我が家のこと..家族で食事会をした時のことを書きます。

久しぶりに長女一家、次女、私達で食事会をしました。
孫はもうすぐ2歳5ケ月になりますが、とにかくやんちゃです。
ただただ遊びたくて、寝るのも嫌い、食べるのも嫌い。
悪いと自分でもわかっていることをわざとして、すぐに脱走?して、
この年代の男の子ってこんな感じなのか?



皆でランチと言っても、なんとか可能なのがビュッフェ。
ロイヤルパーク汐留タワー24階の【ハーモニー】のランチビュッフェを予約しました。
汐留の辺りは夏休みのイベントを開催中で子供が遊べそうだし、
アンパンマンショップもあるし、ゆりかもめに乗ってもいいし..と
アフターランチの過ごし方も一応考えて。

孫はちょっと食べて終わりなので、
私は食べるより遊び相手になっていた時間の方が多かったです。
【ハーモニー】のランチビュッフェは、制限時間は90分と短めなのですが、
今の我が家にはそれで十分、限界と言ってもいいかも。
でも、皆それぞれ好きなものをチョイスして美味しく頂きました。




食事の後、アンパンマンテラス(ショップ)でお買物をし、
その後でゆりかもめに乗ってお台場に行きました。
日航ホテルでお茶しました。
孫は買ってあげたミニレジスターが気に入って集中して遊んでいました。
お陰で大人達はほっとひと息。




日航ホテルのティールームからの眺めです。
目の前はレインボーブリッジですが、なんだかよくわからないですね..汗。

この日、娘達にポルトガル旅行のお土産をあれこれ持っていったのですが、
孫は..
うさぎのぬいぐるみ..イヤイヤ(嫌い? いらない?)
Tシャツ、ポロシャツ..イヤイヤ(嫌い? いらない?)
ジグゾーパズル2種類..あんまり可愛くないけれど遊んでくれるかな。
結局、1番喜んでくれたのはその場で買ってあげたアンパンマンのミニレジスター。
アハハ、やっぱり~思った通りです。

次女にはバッグとマスカラは例年通りで、他は小物類など。
長女はお土産を欲しがらないので小物類だけ。
お婿さんにはTシャツ。
ささやかですが、渡すことが出来てほっとしました。

帰りに次女とふたりで大丸でお買物をしました。
サンダルを2足買ってあげて、また、お茶。
次女との時間はまさに大人時間、ミニ女子会!? おしゃべりが弾みました。

いつも主人とふたりで暮らしているので、
たまに子供や孫と過ごすと気分がとてもリフレッシュします。
気づかないうちに子供達からパワーを貰っているのかも。ありがとう~!

次回からポルトガル旅行記の続きを書きます。

お誕生会~葉山で♪

2011-08-12 03:35:05 | お友達とのおつきあい
旅行記を延々と書いています。
残すところ、たぶん、あと3回、読んで下さって本当にありがとうございます。
書くのはとても楽しいのですが、最後まで辿り着けるか(いつも)少しドキドキで、
でも、今回も先が見えてきました。


ポルトガルではなく葉山の海です。

で、今日は旅行記をお休みして、
帰国後の暮らしの中から、葉山でのお誕生会のことを書こうと思います。
最近6月生まれのお友達が増えました。
6月生まれ3人の2ケ月遅れのハッピーバースデー
6人で集う予定が2人のご都合が悪く、
こすもすさんが私達3人をお祝いして下さいました。
この会は名付けて湘南マダムの会..なんて!

レストランは葉山のクイーンアリス(葉山テラスと名前が変わったそうです)。
高台にあり、目の前に青い海が広がり、とても素敵な場所&レストランでした。
ポルトガルの海も素敵でしたが、葉山もいいなあ~
こすもすさんの車に揺られながら、海の景色をずっと楽しんでいた私です。





まずは乾杯してお食事。
お料理はとっても美味しくて(写真はその一部)、
やっぱり日本のお料理は繊細で洗練されています。
デザートはいくつかの中から選びますが、
どれも美味しそうで、私は迷った末、洋風あんみつにしました。
テーブルの上のピアノ型のオルゴールが
ハッピーバースデーのメロディーを奏でてくれました。



3人は見事にひとつ違いで、それぞれに自分らしく年を重ねました。
食後はmicciさんのセカンドハウスにお邪魔しました。
テラス側は海、玄関側は丘で、リゾート感たっぷりなお住まいでした。
皆すっかりくつろいで、おしゃべり、おしゃべり、おしゃべり。



心を開放させて楽しんだ1日でした。
micciさん、ありがとう。
こすもすさん、Y子さん、ありがとう。

ポルトからサンティアゴ・デ・コンポステーラへ

2011-08-10 06:18:19 | 散歩・旅行
●7月9日(土)
国境を越えてスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラに行きました。
サンティアゴは、エルサレム、バチカンと並ぶキリスト教三大巡礼地のひとつで、
サンティアゴへの巡礼路は世界遺産に登録されています。



今回の旅で2回めのツアー参加です。
何人ぐらい参加するのか見当もつかなかったのですが、
参加者はベルギー人の若い4人家族と私達だけでした。
運転手はガイドを兼ねるポルトガル人の若い女性でした。
ポルトからサンティアゴまでひたすら北へ一直線、いつ国境を越えたのかもわからず、
トイレ休憩で立ち寄ったのはスペインのヴィーゴという村でした。
ヴィーゴのお土産や兼コーヒーショップは活気があり、
「やっぱりスペイン!」と(固定観念も手伝ってか?)思いました。




ヴィーゴからサンティアゴ・デ・コンポステーラまではあっと言う間。
突然の喧噪..
巡礼地に辿り着く人々の歓喜の声だったのか、足音だったのか。
大聖堂の前は人がいっぱいで、
観光、礼拝、巡礼、結婚式などが同時進行で進んで交錯してパワーに溢れていました。



大聖堂に入ると信者さんと観光客でいっぱいで
ボタフメイロ(大香炉)の儀式が行われるところでした。
大香炉が大きく揺れる様子をテレビでは見たことがありますが、
実際に見られるとは思っていなかったです。
この儀式は不定期に行われるそうで本当にラッキーでした。
長い道を歩いてきた巡礼者達の体臭を緩和する為に始められた儀式だそうです。



このツアーはサンティアゴに着いたら自由時間で、
大聖堂見学、ランチ、ショッピングなどはそれぞれで楽しみます。
運転手兼ガイドさんから
「午後はシェスタでお店がお休みになるからランチよりお買物を先にした方がよい」
とアドバイスがありました。(ポルトガルもシェスタの国です)
でも主人は「観光客相手のお土産さんはお昼寝しないから大丈夫だよ」と言い、
私は「そうかしら? でも、どちらにしても私達はそんなにお買物をしないから」と言い、
先にランチとなりました。
気楽そうなレストランに入ったのですが、英語のメニューがなくて、
お店の人が英語が全くわからなくて困りました!
メニューを指さして「フィッシュ?」と聞いたらイエスみたいだったのですが、
骨付きポークが出てきました。
ベルギー人の家族は「お昼はタパスバーに行った」と言っていました。
タパスとは小皿料理の総称みたい..残念! そちらの方が美味しかったかも。



帰りは道を変えて、バレンサ・ド・ミーニョという村に立ち寄りました。
ポルトガルの北端の村です。
城塞が続いていて眺めもすばらしかったです。



ミーニョ川(スペインとの国境を流れる川) ↑



最後にヴィアナ・ド・カステロと言う街に寄りました。↑
この街では毎年8月にロマリア祭(嘆きの聖母祭)が開かれ、
民族衣装で着飾った人々が街に溢れるそうです。



思ったより早くポルトに帰ってきたので、また、ポルトの街を散策しました。
ありました~ アズレージョの教会(アルマス教会)、見たかった教会です。
この日は、街でコロッケやパン、果物などを買ってきてホテルで夕食を頂きました。

ポルト・雨の1日、でも..♪

2011-08-08 21:50:22 | 散歩・旅行
●7月8日(金)



ポルトのホテルの朝ご飯。
リスボンのホテルとほとんど同じですが、こちらのホテルは
デニッシュペストリーが美味しく形も小さくて気に入って毎日食べていました。
豆料理ときのこ料理もありそれも嬉しかったです。
この日の予定は、ポルトの街散策(カテドラル、クレリゴス教会)、
ワインセラー見学、ドウロ川クルーズ、夜のファドなど。
ただお天気は生憎の雨時々曇りでした。



歩き始めてまず目に止まったのがアズレージョの壁を持つ教会、↑
コングレガドス教会です。
今回の旅、アズレージョを見つける度に、見つけた~ あった~ と嬉しくなりました。



ポルトとドウロ川を挟んで対岸はヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアと言う別の市になります。
ワインセラーは対岸にあり、高台の地域から川岸まで坂道を下って行きます。
ロープウエイで下りることも出来るので乗ってみました。
かつての日、樽詰めのワインを運んだ船が並んでいました。↓



私達は【サンデマン】と言うワインセラーに行くことに決めていて
12時頃に訪ねてみました。
次の英語ツアーは15時からとのこと、なんと3時間後です!
仕方がないので先にドウロ川クルーズを楽しみました。
乗った船です。↓
雨は降っているし寒いので、ずっと屋根の下の椅子に座っていました。



ドウロ川クルーズを終えてもワインセラー見学までまだまだ時間があります。
カフェ【マジェスティック】に行ってみました。↓
【マジェスティック】は1921年創業の人気のカフェです。
主人はハンバーガー、私はホットドッグを頂きました。
お味は普通と言うか、マックやモスのお味が恋しかったです。




やっと時間になってワインセラー【サンデマン】を英語の説明を聞きながら見て回りました。
【サンデマン】のポスターはとても洗練されていて、時代毎にデザインが違っていて、
ポスターを見るのも楽しかったです。
説明して下さった方はポスターと同じような格好をしていました(黒のハットに黒いマント)。
試飲したポルトワインは「とても濃厚!」と主人が言っていました。
私も少しだけ頂きました。




ワインセラー見学の後は一旦ホテルに戻り、
20時半頃にタクシーを呼んでもらってファドレストランに行きました。
まずはお食事、
ポルトガルではパンと共に少しの前菜が出てくることが多く(断らないとたぶん有料)
でも、私達にはそんなに魅力がなく、頂かないことの方が多かったです。
ここではコロッケ類、チーズ、サーモンのペーストなどが美味しそうで、
あれこれつまんだら、これだけでなんだかお腹がいっぱいな感じも
メイン料理は、前日に食べたタコのグリルが美味しかったので
また食べたくて頼んでみたら、ここのタコは普通に歯ごたえがありました。
5分の1ほど食べて終わり!
21時半頃から歌が始まり、2時間ほど聴きました。
オーナーが心からファドを愛しているという感じで良いお店でした。
雨の1日でしたが、ポルトらしい1日を過ごせたと思います。




リスボンからポルトへ♪

2011-08-06 07:32:37 | 散歩・旅行
●7月7日(木)
6月28日に日本を発ってから10日め、
9泊したリスボンを後にして列車でポルトに向かいました。
車窓から見たポルト..初めて見たポルトは、
川に向かう傾斜地に家々がびっしりと縦に横に並び、とても雰囲気がありました。
いいなあ~と一目で気に入ってしまいました。
ポルトの歴史的地区は世界遺産に登録されています。



タクシーでホテルに向かい、荷物を置いてすぐに散策に出かけました。
まず目に飛び込んできたのがこの教会(サント・インデフォンソ聖堂)↑
周りに高い建物はなく広々空間にすくっと立って、姿も美しいですが、
何よりも建物とアズレージョとの調和がすばらしかったです。
アズレージョの柄と色合いが背景の空と雲とも調和して、
今まで見たことがない美しさに出会った気がしました。
いつまで見ていても見飽きない思いでした。



次に見たのはサン・ベント駅のアズレージョ。
わぁ~~ ホールの三方の壁がアズレージョで飾られています。
ポルトにまつわる歴史的な出来事が描かれていて、
駅、アズレージョとも20世紀初めの作だそうです。




サン・ベント駅にはポルト滞在中に何度も立ち寄りましたが、
行く度に、わぁ~~と嬉しくなりました。




サン・ベント駅を見た後で川(ドウロ川)の方に歩いていきました。
リスボンのテージョ川はただただ広くてまさに海、近づきがたい感じがしましたが、
ドウロ川はこじんまりとして生活感があり親しみを感じる川でした。




川べりには沢山のレストランが並んでいましたが、
1番手軽そうなお店で簡単ランチを頂きました。
サーモンのグリルとイワシのグリル(イワシの塩焼き)、どちらも美味しかったです。
付け合わせはジャガイモと生野菜..ホントにシンプル




夜はポルトガル料理のレストラン【アバディア・ド・ポルト】に行きました。
タコのグリル、アローシュ・デ・マリシュコ(シーフードリゾット)を中心に
前菜とデザートなどを頼みましたが、どれもとても美味しかったです。
特にタコのグリルが(箸で切れるほど?)スプーンで切れるほど柔らかくて、
もう少しもう少しと大きな足を2本、主人と食べてしまいました。
お腹がいっぱいになって、ポルトの1日めは過ぎていきました。

リスボン・イワシの塩焼きにやっと♪

2011-08-04 08:07:30 | 散歩・旅行
●7月6日(水)



リスボンでの8回めの朝ご飯。↑
飽きましたが自分で作らず頂くだけなのはやっぱり楽です。
帰ってからつくづくそう思いました。
この日はリスボン観光の最後の日でした。
予備日と言ってもよく、楽しみだったのはイワシの塩焼きを食べることぐらい??



まずはサンタ・ジェスタのエレベータへ。
このエレベーターはつくづく不思議です。
下から見上げると展望台があるだけに見えますが、
上ると高台の地域に見事につながっていて、
低い土地から高い土地へ上る交通手段(有料)になっています。
下から見上げると空があるだけで、どうしても高台の地域が見えない! 不思議でした。




次にサン・ロケ教会へ。
ここは天正遣欧少年使節団が苦難の航海を乗り越えて辿り着いたリスボンで
最初のひと月を過ごした教会です。
教会の前を何度か通りましたが、中に入ったのはこの日が初めてでした。
外側の簡素さに比べて内部の装飾の精密で豪華なこと!
圧倒され少し怖かったです。



ビッガのケーブルカーにも乗りました。
下っていくとその向こうはテージョ川です。
↑左側の写真は私が写したもの、右側は主人が写したものです。
モタモタしていたらケーブルカーが通り過ぎてしまいました。




お昼は【カルヴォエイロ】で。
野菜サラダ、イワシの塩焼き、
干しダラと玉ねぎとじゃがいもの玉子とじ(バカリャウ・ア・ブラーシュ)をシェアし、
デザートは私がチェリー、主人がチョコレートケーキを頼みました。
イワシの塩焼きはまさに日本と同じで、
バカリャウ・ア・ブラーシュはとても美味しくて誰もが大好きなお味と思いました。
チェリーは量が多くて、主人にずいぶん手伝って貰いました。
とても良心的で好感が持てるお店でした。



午後はテージョ川クルーズ(1時間)をすることにして
チケットを買ったら出発は16時半とのこと。
ええっ~~ なんと3時間後です。
日本だったら1時間間隔どころかもっと頻繁に船が出ているような気がします。
仕方がないので地下鉄に乗ってデパートに行き、
孫のお土産をちょこっと買ったりして、荷物を置きに一度ホテルに戻りました。
↑は船からの眺めです。
右側の写真はクリスト・レイ。
キリスト像が両手を広げている姿を見る度に見守られている気持ちになりました。



夕食は「リスボン最後の夜だから和食にしよう」と主人が言い
(普通はリボン最後の夜だからリスボンでしか食べられないものを食べよう..ですよね)
日本食のお店【ぼんさい】に行きました。
しめサバ、揚げ出し豆腐、ナスの田楽、ハマチのカマの塩焼き、豚カツなどを頼み、
最後はおにぎりとお味噌汁を頂きました。
スタッフさん全員が日本人で(たぶん)、
厨房の中から「出来たよ~」と聞こえる若い男性の声がさわやかでした。
お料理は美味しいのですが、まだ成長中みたいな感じもしました。

リスボンから世界遺産トマールへ

2011-08-02 08:04:06 | 散歩・旅行
●7月5日(火)
この日はリスボンから列車に2時間ほど乗ってトマールに行きました。
トマールのキリスト修道院は、ポルトガルでは1番早く1983年に
ベレン地区と共に世界遺産に登録されました。
主人の計画にはトマールが入っていなかったのですが、
世界遺産って価値があるものから登録されていくと思うけど..
1番早く認められた場所に行かないなんて変~~!
トマールを計画に入れて
 とお願いしました。
私達の旅行は結構効率の悪いことをしていて、
トマールは実は前日にツアーで行った場所とかなり近いのです。
でも、前日はバスツアーで、この日は列車で2人と言うことで気分も新たに出かけてきました。

 

キリスト修道院は12世紀にテンプル騎士団によって建設され、
約400年に渡って作られたそうです。
山道を登っていきます。



姿を現した修道院は寂寥感が漂い(人がいないせいかも)、
上手く言えないのですが、瞬時に私の心を捉えました。
1番の見どころは【テンプル騎士団の円堂】
外側が16角形、内部の礼拝堂は8角形と言うことで、
どこがどうなっているのか真剣に確認してしまいました。
円堂内の彫刻や壁画が細かくてすばらしかったです。
(良い写真が撮れなくて残念でした)



円堂の周りには、墓地の回廊、沐浴の回廊、ジョアン3世の回廊などが配置されていて、
回廊巡りも楽しみました。
それぞれの回廊にはそれぞれの歴史があり、私としては珍しく想像力をかきたてられました。
修道士の個室が両側にずらっと並んだ場所もありました。



修道院の一角にカフェがあり↑私達もここで一休みしました。



お昼はレプブリカ広場に出てレストラン【タブレイロ】で。
私はスープ(サラダにすればよかった~)と
シーフードリゾット(アローシュ・デ・マリシュコ)を頼みました。
大ぶりのお魚が沢山入って美味しいこと!
主人はメニューを眺めて結局はお肉料理を注文するのです..
せっかくお魚が美味しい国に来ているのにネ。



トマールは水(ナバオン川)と緑に恵まれた美しい街でした。
キリスト修道院を見てランチを頂いたら、特に行くところもなく街を散策しました。
なんとも気持ちの良い眺めです。



暑い日でしたが木陰は涼しくて、公園の奥のホテルでティータイムを過ごしました。



トマールは、4年に1度開催される【タブレイロスの祭り】が有名です。
今年はそのお祭りの年に当たり、開催時期はなんと7月の初めとのこと、
私達が行った時も街やウィンドウが可愛らしく飾られていました。↑
数日後にお祭りのクライマックスのパレードがあったみたい。
どうせならそのパレードの日に行きたかったけれど、
華やかなパレードや人混みでトマールの印象が変わったと思います。
パレードを見られなかったのは残念ですが、
静かなトマールとキリスト修道院を見ることが出来、それはそれでよかったです。
私はトマールが気に入りました。