あれもこれも

あれもこれもやらなくちゃ...なのに遅々として進まない日々。一体どうなっているのだろう?小さな日記です。

また接骨院通い、でも徒歩1分だから

2007-08-30 13:53:58 | 日々の暮らし
昨日は歯科医院、接骨院、郵便局に行き、
こすもすさんと電話でおしゃべりして、お掃除も嫌々頑張りました。
夕方慌てて近くのスーパーに買い物に行き、夕食にはトンカツを作りました。
主人はトンカツや生姜焼きが好きなので、簡単で助かります。

今日は午前中に火災保険やさんが来て、その後で接骨院に行き、今、私のお昼休みです。
お昼休みにブログを書いているという感じかな。

このところ、ずっと腰がバリバリで、いつギクッとなってもおかしくない状態、
イタリア旅行の当日にぎっくり腰になったりしたら大変(一体どうなるのか?)と、
先週の土曜日から接骨院に通い始めました。
1年7ケ月ぶりです。
先生とは仲良しなのですが、以前はずいぶん叱られました。
「こんな靴(パンプス)はいて来るなんて直す気があるとは思えない!」とか、
簡単なマシンを使う時でも「もっとマジメにやれえ~!」とか。
でも最近、接骨院が増えて、患者が減ったせいか(?)
細かいことはおっしゃらなくなり、優しくなりました。
「1年7ケ月もったんなら、まあいいか..痛くなったら来ればいいよ」みたいな。

ところで接骨院まで徒歩1分、超簡単な格好をして飛んで行っています。
いつも行っている美容院も徒歩1分、
同じビルの1階が接骨院、2階が美容院なのです。
でも、接骨院の先生(男)と美容師さん(女)は犬猿の仲という噂です。
確かにふたりが(気が)あうとは思えないけれど...
でも、よ~く考えたら(考えなくても)、
私も接骨院の先生とも美容師さんとも違うタイプ、当たり前ですが。

私の家って便利なのですよ。
郵便局も、酒屋さんも、お風呂屋さんも徒歩1分、
ディスカウント酒屋さんまで徒歩1分、
コンビニまで徒歩2分、
スーパーまで徒歩5分、
全国レベルで有名な病院まで徒歩5分、
かかりつけの歯科医院まで徒歩7分、
かかりつけの眼科医院はちょっと遠くて徒歩20分、
その他、なんでも近くに揃っています。
でも、のんびり田舎?

趣味や遊ぶことには時間をかけても、生活には時間をかけたくない私、
住みやすいと言えば住みやすく便利な我が家です。
それにしても人間の生活って雑多で雑用が多いです。
これから、糸を買いに手芸店に行ってきま~す。
ブログには書いていませんが、針もちゃんと持っていますよ~
帰って来たらミシンです。そして、その後は夕食の支度。
1日があっという間、夏もあっというま、なんか呆然です。


暑かった日..過ぎた日..真夏の午後、雲を撮ろうとベランダに出て、道路を写す?!
急に涼しくなり、こんな日も早遠く感じられて..

絵画鑑賞にはまる? MOA美術館へ

2007-08-27 09:11:06 | コンサート・観劇・美術館


8月最後の日曜日も暑かったです。
その暑さの中、熱海のMOA美術館へ行ってきました。
先週は平塚市美術館に行ったし、ますます絵画鑑賞にはまる私たち夫婦?
でも、確かに私..絵を見るのが以前よりずっと好きになりました。
特に日本人画家(日本の洋画の道を切り開いた頃の)に興味津々です。

黒田清輝、小出楢重、安井曾太郎、梅原龍三郎、小磯良平、林武、佐伯祐三、藤田嗣治...
以前は藤田嗣治ぐらいしか興味がなかったのですが、
今はそれぞれの人生、それぞれの絵がぐ~んと胸に迫ってきます。
デッサンを習い始めて2年、
「どうやって描いたらいいの~?」「どんな色を使っているの?」と
知りたくて名画を見ているうちに、純粋に見る楽しさにはまりました。



でも、今にして思えば結局、代表的な1枚ぐらいし知らなかったのですよね..
美術の教科書に載っていた絵と短い解説をテストに備えて覚えただけです。
最近は美術を鑑賞したり勉強したりするテレビ番組も多いです。
絵を描かない主人も、自分らしい観点から名画を楽しんでいます。
主人の場合、系統づけるとか、歴史的に捉えるとか、そんな感じなのかなあ..

ところで、MOA美術館ではちょっと失敗が!
美術館の入り口のコインロッカーは有料で100円、
「荷物がない方が楽よね」とふたりのバッグを入れ、
鍵を閉めたところで、主人が「あっ、チケットがバッグの中だった~!」って。
鍵をあけ、バッグからチケットを取り出し、また100円を入れ鍵を閉めました。
そこで私が「あっ、やっぱりカメラを持っていきたい、庭とか綺麗だったわよね」と。
でも、また鍵をあけ100円を入れ直すのはさすがに馬鹿げていると思い、カメラは諦めました。

...やっぱり、カメラがないのがとても残念でした!
絵画室はもちろんカメラ禁止ですが、
庭が綺麗で、甘味茶屋で頂いたクリームぜんざいも美味しくて、写したかった~!
日傘もロッカーの中だったので、庭の散策も最低限、
以前来た時は寒くて、その時も庭の散策はやめたので、MOA美術館にはまた来ないと。



そもそも、今回の展示「パリへ-洋画家たち百年の夢」は先に上野でも開催されていました。
上野に行かずに、敢えて熱海に行った私たち、
結論は...我が家から上野も熱海も時間的にたいして変わりないし、
MOA美術館の方が空いているから意外にいいかも..です。
上映コーナー(12分間のビデオ)も私たちだけ、いつもだったらまずは立ちんぼなのにね。

でも絵を見た後でデパートに寄るとか食事をするとかだったら、
都心の美術館の方が魅力かなあ~?
でも、今回は行きも帰りもグリーンに乗り、プチ旅行気分も味わい、熱海で○♪
やっぱりお出かけは楽しいです~

最近のうふふ♪ どきっ!

2007-08-25 21:05:55 | デッサン
母が「XXさんが下さる物はいつもいい物なのよ。」と言うので、
何かな~?と興味津々な私、
それはヨックモックでした。そうか、そうよね..
ヨックモックはやっぱり美味しいもの..初心に帰る気持ちでした。

夜、「もうみんな帰って来たから...」と私が言ったら、
主人が「みんなって一体誰? ふたりのことはみんなとは言わない!」って。
そうか...そうかもしれません。
なんだか可笑しいような、「みんな」と言えない家族構成がほんの少し寂しいような..

近くのスーパーのコーナーにテーブル1つと椅子3つがあります。
たいていの人は、ちょっとジュースを飲んだり、休憩する程度ですが、
たまに買ったお弁当をそこで食べている人がいます。
昨日は、スイカ1/6切れを買って、その場で食べている人を見かけました。
ちょっとうふふ?

主人とレストランで夕ご飯を食べた時のこと、
女性3人連れが食事が済んでも延々とおしゃべりを続けています。
席が空くのを待っている人もわすかだけれどいます。
主人は「(あの人達は)食事が終わってもずっと話している」と、
どうも気になる(気に入らない)様子。
私は冷や汗です。まさに私のいつもの姿ですもの。
せめて途中で、追加の飲み物を頼むぐらいの心配りは必要と改めて思いました。

金曜日はデッサンの日でした。
いつものように、外でランチを頂き、また、お教室に戻り、
ロビーでお茶を飲みながら、おしゃべりしていました。
午後のクラスを終えた先生が出ていらっして、私たちに気づき、
「いつも遅くまでいるんですね。」って。
私たちの毎回のおしゃべりをご存知のようでした。ちょっと汗。
「おしゃべりおばさん4人組、理解できない~!」と思っていることでしょう。


時間切れ~

ところでデッサンでは、グラスに入ったレモンとライムを描きました。
1回きり、2時間半の課題、また中途半端に終わりました。
水の中のレモンとライムは、ぼわ~んと大きくて、ゆがんで見え、
どう描いたらいいのか...? 水の表現も...???です。
色のつけ方(どこをどれだけ黒くしていくか)も難しいです。
テーブルと壁に黒い布がかかっていたので、そこが1番黒くて、
ライムのグリーン、レモンのイエロー、それぞれをどう表現すればよかったのか?
光とか、遠近とか、質感とかも考えないといけないし...
「こんなグラス、100円ショップでも売っていますよ。」って。
買ってきて練習しなさいってことよね..

あ~あ、上手になりたいけれど、私の生活、結構ごちゃごちゃ、多忙です。
時間の使い方について考える私...

今日の書き出しは「最近のうふふ♪ どきっ!」だったのに、
途中からデッサンの話しになって、最後は考える私..
どんどん話しが変わっていくのは、まさに私らしいです~!?

プレゼント上手になりたい~!

2007-08-23 09:25:11 | お友達とのおつきあい
頂いてばかりです~



先日、こすもすさん達とランチした時、
こすもすさんからは、軽井沢のおみやげのキッチンクロスを
亜季さんとPちゃんからは、それぞれ手作りのお菓子を頂きました。

ブルー地に白い花が飛んだキッチンクロス、とっても可愛らしいです。
軽井沢の大城レース店の物で、さすが軽井沢に詳しいこすもすさん~!
白い花はマーガレットかな? 私のことをイメージして下さったのでしょう。
こすもすさんはさり気ないプレゼントがとてもお上手な方です。

亜季さんの新しょうがの甘煮入りパウンドケーキはいくらでも頂ける美味しさです。
白黒のゴマがトッピングされています。
三日月型のクッキーはバニラキプフェルと言うみたい、初めて知りました。
亜季さんのお料理&お菓子の腕前&知識は並外れていて、
亜季さんのブログにお邪魔する時は片手に辞書(ネット検索)です。

Pちゃんはお若いのになんともお料理上手な方。
腕前と意欲はもちろん、お料理センスも優れている方と感じます。
ホットケーキの上手な焼き方を教えて頂きました!
(この件、どうやら私が知らなかっただけみたい...)
頂いたメイプルクッキー、紅茶とオレンジのクッキー、どちらも美味しかったです。
特に、小さくてコロンと丸い紅茶とオレンジのクッキー、気に入りました。

で、この日、私が皆さんに何か差し上げたかというと、実は手ぶらで行きました。
皆さんがお心遣いして下さることはわかっていたのですが、
何を差し上げたらいいかわからなかったのです。
一応思案したのですが今回はタイムリミットでした!
でも、無理しないでマイペースが1番かなと..勝手に思わせて頂いてます。
感謝の気持ち、うれしい気持ちはいっぱいです。
アリガトウ~♪ アリガトウ~♪

でも、私って本当にプレゼント下手です。
また失敗~!って、後悔することが多いです。
プレゼント上手になりたい、それもこれから私のなりたいことのひとつかな?

昨日は実家に行き、母から沢山食べ物をもらって帰りました。
素麺、ヨックモック、水羊羹、だしの素、それから、ピーマンも。



実家の方(地域)が野菜は安いです。
このピーマン、結構大きくて1個10円だったのですって。
ピーマンのキンピラ風を作るつもり <- 子供の頃から好きだった簡単レシピです。

行ってよかった~♪ 黒田清輝展

2007-08-20 20:42:03 | コンサート・観劇・美術館


日曜日に平塚市美術館へ行ってきました。
お目当ては現在開催中の黒田清輝展、
2年前にデッサンを始めてから、日本人画家の作品に俄然興味が湧いてきました。
主人は、絵は描かないけれど絵を見るのは大好きなので、
美術館行きはすんなり決まります。

主人は帽子を被って、私は日傘と扇子を持って、電車とバスに乗りました。
道中、暑かったです。かんかん照りの中、無事到着~!
平塚市美術館は、市立にしてはなかなか立派な美術館です。
(行くのは3回めで、かつて
三岸節子展、安田靫彦展に行ったことがあります。)

展示室はお客さんもまばらで、
ひとつひつとの絵をゆっくり見ることが出来ました。
有名な「湖畔」「智・感・情」(3枚の裸婦像)はもちろん鑑賞してきましたが、
私をわくわくさせたのは、沢山の木炭デッサン・デッサン・デッサン!
黒田清輝の木炭デッサンです。
もう~うれしくて、真剣に見てしまいました。

「昔語り」という油絵を描いた時の下絵の数々も実に興味深かったです。
一体何枚の下絵を描いたのか!?
部分部分のデッサンを入念に何枚も何枚も描き、
全体図も、デッサンで描き、小さいサイズで描き、本番に近い形で描き..等々、
とにかく下絵の数が多いのです。
偉大な人ほど努力を惜しまない?ということでしょうか。
この絵の完成作は焼失してしまったそうです。
完成作が現存すれば、もっとよかったでしょうが、
下絵の数々が残ったことだけでも大きな功績と感じました。

私があんまり喜んで見ているので、
主人が「カタログを買ったら?」と言ってくれました。
カタログを買ったのは久しぶりです。(※トップ写真)
私にとって見ていて飽きない内容です。
完成作品も多く載っていますが、デッサンも多く、とてもとても参考になります。

黒田清輝は法律を勉強するためにパリに渡り、絵を描くことに開眼して画家になった方。
パリ滞在は10年に及んだそうです。
今回の展示...今の私はデッサンに興味があるので、よけいに楽しめたと思います
以前の私だったら「デッサンが多くてつまらない~」って言っていたかも。
絵の興味が広がっていることを感じ、なんだかうれしかったです。
行ってよかった~♪ 黒田清輝展~

そうそう、平塚市美術館のレストラン「パレット」はなかなかよい感じです。
私はカレー、主人はパスタ、広々としたお庭を見ながら、美味しく頂きました。




私のカレー。この他、ミニスープ、サラダ、コーヒーがついていました。

「プランデルブ北鎌倉」でランチ

2007-08-18 22:42:41 | お友達とのおつきあい


今日は曇り空で、気温は少し下がりました。
でも、湿度が高く、やっぱり暑い...
レストランでランチの予定があり、何を着ていったらいいか迷い、
結局、Vネック&ノースリーブのワンピースにしました。
私は真夏のお出かけはノースリーブが好きです、とにかく涼しいから。
でも、羽織る物は必須で、状況に応じて首と腕を出したり隠したり。
亜季さんとPちゃんは潔いノースリーブ、
こすもすさんはいつもながらにフェミニンな装いで、袖のある服でした。

今日のレストランは北鎌倉の山の上にある「プランデルブ北鎌倉」
私は3回目、こすもすさんは4回目と言っていました。
住宅街の中にあり、元個人のお宅だそう。
確かにお庭や室内のちょっとした場所に普通の家の名残があります。
なかなかいい感じです。





私たちが頂いたランチは、
前菜(6つの中から)、メイン(5つの中から)、パン、スープ、デザート、コーヒーのコース。
私の選んだ前菜は
「ノルウェーサーモンのマリネディル風味、隠元と根セロリのサラダ ビーツのヴィネグレット」
メインは「特撰牛肉のロースト」





どちらも野菜が上手に使われていました。美味しかったです。
今日は私の選択に満足~でした。
たまに「別のお料理を選べばよかったかな~?」ってかすかに後悔をすることがあります..
あっ、ここのレストランというわけでなく、一般的な話しとして。

12時頃から食事を始め、気づいたら3時、
その3時間は飛ぶように早くて、一瞬のうちに3時間がたったような気さえしました。
ブログにまつわる話しが多かったです。
ここでの私は聞き役、
いろいろなブログがあり、いろいろな世界があるのね~~
とびっくりしているうちに時間がたってしまいました。

まだまだ話し足らずに、
北鎌倉駅そばの喫茶店に場所を移して、おしゃべりの続きをしました。
このグループは年代の幅が広い~です。
こすもすさんと私は同年代、亜季さんは別の世代、Pちゃんは私の娘と同い年、
でも、全く違和感がありません。
共通点は、結婚している、ブログを書いている..他にはええっと..
亜季さん、Pちゃん、こすもすさんはお料理好きで、テーブルコーディネートもお上手です。
私はどちらかと言うと針や絵筆を持つ方が好き、そこはちょこっと違っているかな。
皆さんのお料理上手にびびる私です~!

今日も多くを感じ、心弾む時間を過ごすことが出来ました。
出会いは不思議ですね~
楽しかった1日に感謝、出会いに感謝です。

江ノ島・片瀬海岸で遊ぶ

2007-08-16 18:36:29 | お友達とのおつきあい

●江ノ島・片瀬海岸の夕暮れ

暑い日が続いています。
私は暑くても、夏の開放的な感じが大好きです。
主人が「最近日が短くなったね」と言った時、
「そうか、そうよね、夏至から早2ケ月過ぎようとしているのだもの...」と思い、
足早に過ぎようとしている夏がいとおしいような気持ちになりました。

ところで今日は友達と江ノ島に行ってきました。
急に決まったのです。その経緯は...
このところ、友達とふたりで和布を使っての小物作りをしていて、
今日も彼女が我が家にやってきました。
道中、暑かったのでしょう、顔から汗が吹き出ていました。
クーラーと扇風機と冷たいお茶で涼んでもらいながら、
作品について少し相談し、簡単なお昼を食べた後、
「今から江ノ島に行ってみない?」ということになったのです。

湘南モノレールに乗れば、江ノ島(島には渡らない)まであっという間です。
海まではだいぶある場所をビキニのお嬢さん達が歩いていました。
身体中、まっくろ、小麦色。
どの人も日に焼けていて、太陽を気にしている人などいないようです。
最近の美白ブームとは無縁の世界が繰り広げられていました。
私たちは日傘をさしていましたが...

暑かったです。
まずは、彼女が前から行きたがっていた江ノ島水族館に行きました。
私は水族館はあまり好きではないけれど、外より涼しいし、入ってみれば、
大小の魚、珍しい魚がすいすい泳いでいて、普通には楽しかったです。







ソフトクリームを食べたり、イルカのショーも見ましたよ。
でも見回すと、ほとんどが家族連れ、子供連れ、
私たちは変なふたり、珍しい組み合わせだったかもしれません。

水族館を出た後は、夕方にさしかかった片瀬海岸を散歩しました。トップ写真。
海の家が並び、まさに海水浴の光景、何年ぶりでしょうか。
私たちは同じ年-大学時代の友達-なので、思い出の時代が同じです。
ひとしきり子供時代の夏の思い出話しをしました。
「私たちが海に入っている時、母たちは敷物に座って、
日に焼けないようにしながら荷物の番とかしていなかった?
私たちは、今は荷物番の年齢なのよね~」とか。

思わぬ夏の1日、
「今日は楽しかったわね~♪ また、来たいわね。」
「今度は短パンでもはいてくる~!?(ぎょっ、でも、ひょっとして似合うかな?)」
と気分爽快になったふたりでした。
夏の思い出のページがまた刻まれました。

お盆に「吉原手引草」を読む

2007-08-13 20:10:04 | 読書


世の中、お盆休暇の真っ最中でしょうか?
我が家は、主人は会社に出かけ、いつも通りの日々です。
実家にはお坊さんも来るけれど、
母の「無理に来なくてもいいわよ」という言葉に今年も甘えてしまいました。
自分の家のいると、そんなに暑さを感じませんが、
実家はなぜかとても暑いです。毎夏訪れる度に
「生まれてから今日が1番暑い~!」と言って、母を笑わせています。

で、今日は友達と蒲田のユザワヤに買い物に行きました。
朝、出がけに、YAHOOの「路線」で「カマタ」までの電車を調べたら
乗り換えが10回もあり、もーびっくり!
「ええっ! 一体何なのぉ~?」ってよく見たら、
私の入力が「蒲田」ではなく「鎌田」となっていて、
四国の松山に鎌田という地名があり、そこまでの乗り換えが表示されていたのでした。
飛行機に乗ったり、バスに乗ったり。
でも意外に近い? 4時間で行けそうです。

我が家から蒲田までは50分ぐらいでした。
いろいろ買い物を物して、3時頃には帰宅しました。
それからは私の読書タイム。
読みかけの「吉原手引草(よしわらてびきぐさ)」(松井今朝子さん)
ついこの間発表された直木賞受賞作品です。
嘘と真が渦巻く吉原で、全盛を誇る花魁(おいらん)葛城。
栄華を極めた夜、葛城は忽然と姿を消した。
一体、何が起こったのか?
という帯の文字に、何が起こったのか知りたくなり、本を買ってしまいました。

事件に興味をもった若い男が、花魁に関係あった人物に次々と話を聞いていきます。
聞き役の若い男のセリフは書かず、
聞かれた人物のおしゃべりのみで成り立っている本です。
その方法がなかなかおもしろく、おしゃべりの内容も興味深いです。
今まで「吉原」という言葉を知っているだけでしたが、
この本を読んでいると遊郭の姿が浮かび上がってきます。
聞いたことはあるけれど、意味がはっきりしない言葉が続出します。
新造(しんぞ)、遣手(やりて)、幇間(ほうかん)、女衒(ぜげん)等々。

↓ ちょっと広辞苑(電子辞書)で調べてみると、
新造:遊里で「おいらん」と呼ばれる姉女郎に付属する若い遊女の称。
遣手:妓楼で遊女を取り締まり、万事を切り回す女。
幇間:客の宴席に侍し、座を取り持つなどして遊興を助ける男。
女衒:江戸時代の女を遊女に売ることを業とした人(←これは知っていた)。

もっともっと不思議な言葉が続出します。それはともかくとして、
おいらんが姿を消した真相--何が起こったのか--が最後に解明します。
それは私にとってはなあんだ~ よくあるテーマだわ~という感じで、むしろ
とりとめない吉原についてのおしゃべりの方がおもしろかったです。
「吉原手引草」...この夏、心に残る1冊かもしれません。

気ままな夏の日、今日も充実、いい感じ~♪

デッサン+おしゃべりの1日

2007-08-10 22:05:54 | デッサン
今日はルンルン♪デッサンの日でした。
朝9時に家を出るのはちょっとつらいけれどネ。
前回の続きで、
金魚鉢、スイカ1/4切れ、ズッキーニ2本、トマト2個を描きました。
観察力のないことも然ることながら、技術力がありません。
金魚鉢のガラスの感じが出せなくて、先生に手伝って頂きました。

最後に皆の作品を並べ、先生がひとつひとつ講評して下さいました。
「どの絵もまだ50%ぐらいしか描けていません」って。
確かに私も、テーブル、背景、お皿など、
どう描いたらよいのか、迷っているうちに時間切れとなりました。
その他もまだまだで、もっと描き込まないといけないみたい...
いつも中途半端なままですが、描いている時は楽しいです。
おもちゃを与えられて無心に遊んでいる子供のようかもしれません。
針をもっている時も楽しいし、絵を描いている時も楽しい...
好きなことがあってよかった~♪ と素直にうれしい気持ちです。


↑ 家で無理な角度から写したもの、一部切れています。
こんなお粗末な絵をアップして恥ずかしい限り...

絵を描いた後は楽しいお昼ご飯、仲良し4人でお寿司を頂きました。
食べながら、絵についてあれこれおしゃべり。
場所を移してお茶を飲みながら、また絵についておしゃべり。
途中でひとりの方が帰りました。
残った3人で「人生をどう生きるか」「おつきあい」などについて
話し始めたら止まらなくなりました。
今日は「心が低迷した時の話」が多かったです。

私は、人生とは神様から時間を与えられることだと思うの。
だから私は、自分が時間をどう使っていくかに1番関心がある。
好きなこと(例えば趣味)はひとつよりはふたつ(沢山)の方が楽しいと思う。
私は物作りが好きだから、とりとめなく流れていく日々の中で、
形としてパッチワークの作品などが残ることはやはりうれしい。
なんて、私も思いを話しました。

まだまだ話していたかったのに、主人から立て続けにメールが2通届きました。
「ごめんね~ 主人、もう帰っているみたい。急いで帰らないと!」
私のこの一言で散会となりました。
一体何時までおしゃべりしていたかと言うと..18時半までです。
ゴルフに出かけていた主人の帰りが早かったのです。

それにしても今日のおしゃべりはしみじみと心に染み入りました。
人生の寂しさに触れ、ふっと泣きたいような...

ラタトゥイユが嫌いなわけではないけれど

2007-08-07 21:51:57 | お料理
今朝、主人が会社に出かける時
「今夜は歯医者さんだから(夜)7時にご飯食べるからね」と言いました。
家のそばに、診療時間が夜10時までの歯科医院があり、主人は通っています。
たいてい8時の予約で、会社から帰って食事をして、一休みして出かけていきます。

私の方は、
7時ぴったりに出来立てのお料理を並べるのはちょっと緊張します~~
なんて、そんなことはないけれど、普段よりは早めに夕ご飯の支度に取り掛からないと..
そのこと、頭の中にインプットして、朝からパッチワークを始めました。
最近もずっと針は持っていましたが、ちょっと別のことをしていたので、
パッチワークは久しぶりです。
三角形を切ってつないで切ってつないで..我ながら風変わりな色合いだと思います。
青、緑、茶、黄、オレンジ、白、どれも入っています。
これでいいのか..半信半疑で進めています。

時間がたつのが早いです。
お昼、2時、どんどん過ぎていきます。
4時、パッチワークの道具を片付けました。
買い物がなければ、まだ余裕なのだけれどね。



今日の献立は
●肉団子の甘酢あんかけ
●豚肉の紅茶煮&ラタトゥイユ(どちらも昨日作って食べなかった)
●枝豆
●きゅうりとなすの浅漬け
●じゃがいもと玉ねぎとワカメのお味噌汁
●スイカ
でした。

献立を立てた時から、あんまり良いとは思わなかったけれど、
食べてみたらその通りで、味のバランスの悪さを実感しました。
肉団子は甘酢、豚肉の紅茶煮のタレにもお酢が入っているし、
ラタトゥイユはトマトの酸味があるし..酸っぱさが重なっています。
でも、そう思っているのは私だけで、主人はそんなこと気づいていないし、
枝豆があればご機嫌です!?

それにしても、昨日スーパーで見かけた母娘(60代、30代ぐらい)の会話
「今夜何にする?」
「ラタトゥイユは作ろうと思っている」
それを聞いた時、日本の食卓が変わったことを実感しました。
ちょっと前、少なくとも10年前にラタトゥイユを作る家庭は少なかったのでは?
今では「野菜の煮物を作る」のと同じ感覚で「ラタトゥイユを作る」そんな感じかしら~?
私はラタトゥイユが嫌いなわけではないけれど、
今日の自分の献立でラタトゥイユの代わりに
なす・いんげん・かぼちゃなどの煮物があったら、もっと満足出来たような気がします。
新しいお料理はちょっと気になる、でも、昔ながらの味が好きな私。
う~む...お料理についてちょっと考える私です。

夏の休日・銀座~上野

2007-08-05 21:22:15 | コンサート・観劇・美術館


土曜日の夜、
私 「明日、トプカプ宮殿の至宝展に行ってみない?」
主人「宝物なんて興味ない。」
私 「じゃあ、岡本太郎美術館は? 環境がいいみたいよ。」
主人「とんでもない、もっと嫌だ~!」
その後、あれこれ相談し、銀座でお昼を食べてから上野に行くことに決まりました。
結局、トプカプ宮殿の至宝展に行くことになったのです。

日曜日の10時半頃、家を出たでしょうか。
暑かったです、まさに夏本番です。
新橋から銀座方面に歩きました。
主人が「竹葉亭の本店(木挽町)で鰻を食べよう」って。
でも、お店は閉まっていました。残念! 日曜は休業日でした。
仕方なく銀座店に行ったら、お店の前に10人ぐらいの行列が。
待つのが嫌いな主人、でも暑いし、心は鰻に傾いていたので待つことにしました。



待ち時間は意外に短かったです。
注文したのは、うな重、うまき玉子、肝吸、ビール。





うまき玉子は焼きたてで、玉子はほんのりと甘くて、芯のうなぎを引きたてていました。
とても美味しかったです。
(でも、1月に名古屋で食べた鰻巻きの方が、お出汁たっぷりで格別な感じがしました。)



うな重も美味しかったですが、ご飯は全部は食べ切れなかったです。
食後、お腹がいっぱい~ 眠い~ でも、頑張って上野へ。
上野公園は人出がいっぱい、銀座の人通りより多かったです。
トプカプ宮殿の至宝展...至宝展ですから、
展示されている物全てに宝石がいっぱい、どれもが繊細で美しかったです。
当時のスルタンやハーレムの世界をどこまで想像できるか、
想像力逞しくイメージしながら見ると、楽しさが増すように思いました。
主人は「つまらなかった~♪」って言っていたけれど、少しは楽しんでいたみたい。

美術館の外に出ると「暑い!」です。
上野公園のカフェの外のテーブルでクリームソーダを飲みました。(トップの写真)
クリームソーダなんて何年ぶりか、たまにはいいですね♪
主人が買いに行き、私はテーブルで待っていたのですが、
私のために白玉ぜんざいまで買ってきてくれました。
仕方がない? うれしく? 頂きました。



夏のおでかけ、子供がいっぱい、若い家族がいっぱい、中高年もいっぱい、
皆、暑そうにしていたけれど、夏を楽しんでいました。
私も楽しかったです~

8月はミケランジェロについて読む!?

2007-08-03 21:24:13 | 読書
「コンタクトレンズの定期検診に行かなくては..」と
ずっと気にかかっていたのを今日思い切って行ってきました。
午前の受付は12時までなのですが、私が着いたのは5分前でした。
遠近両用の酸素透過性ハードレンズを使っています。
本当は3ケ月か6ケ月に1度は検診に行った方がいいのですが、
今回は1年半開いてしまいました。

目とレンズについては問題はありませんでしたが、
なんと、いつからか左右間違って装着していることが発覚しました。
一体いつ間違ったのか...?
最近のこととは思えず、ずっと左右逆に使っていたことになります。
ただ、私のレンズは左右同じカーブで、度数も1度?の差なのだそうで、
間違えてもたいして影響はないらしいです。
レンズの端っこに小さな丸印が記されているのが左だそう、今日初めて知りました。
レンズを入れ替えて頂いたら、気のせいか急にクリーンに見えてきました!

帰ってからは読書タイム。
読み始めたのは、高校時代の恩師のライフワーク「ミケランジェロ研究」です。
実は8月を有効に使いたくて、久しぶりに時間の使い方を考えてみたのです。
そして、ふっと思いついたのがこの本を読むこと。
先生は退職後に、ミケランジェロについて書かれた本の素訳をなさっていて、
最終的に3冊の本にまとめる計画だそうです。
既に「ミケランジェロ研究(Ⅰ)」「ミケランジェロ研究(Ⅱ)」が完成しています。
私にも送られてきました、うれしいことです。

(Ⅰ)の主題はサウォナローラについてなので、1/5ぐらい読んで挫折しました。
(Ⅱ)はまさにミケランジェロについて書かれています。
システィーナ大聖堂の天井壁画や「最後の審判」を製作中のところ、今読んでいます。
ミケランジェロは、神がこの世に送った天才なのだとか。

内容的には興味深いのですが、読み進めるのには精神力が要ります。
でも、読む時期としてはグットタイミングと思います。
と言うのは、9月の旅行のハイライトはシスティーナ大聖堂だからです。
私はイタリアは2度目、5年ほど前に長女とイタリアツアーに参加した時、
サン・ピエトロ寺院はコースに入っていましたが、システィーナ大聖堂はオプションでした。
その時は自由時間を、
コロッセオ、フォロ・ロマーノ、スペイン広場などの散策にあてたのですが、
心のどこかに(システィーナ大聖堂に行っておけばよかったかな~?)
と後悔に似た気持ちが残っていました。
今度こそ、システィーナ大聖堂を見てきます、そして、ちゃんと勉強中です。

そうそう、本を送って下さった先生のこと、
高校2~3年の時の担任で、専門はもちろん世界史でした。
私の全学生生活で出会った先生の中で1番好きな先生、
「最後まで読みました」と是非報告したいです。
実は送られてきて2年たっているのだけれど...


●しばらく休んでいた「天声人語」の書き写しも再開しました

おしゃべり・旅のハプニングについて

2007-08-01 21:33:02 | 母との時間
今日から8月、朝から実家に行ってきました。
姉が2泊3日で滞在中の真ん中の日、
以前だったらこんな時は母と姉で散らし寿司や精進揚げなどを沢山作っておいてくれたけれど、
最近では「大変だから何もしなくていいわよ」と、私がお弁当を買っていく役目をしています。
サラダと買っていったお寿司で簡単なお昼を頂きました。

その後は3人で延々とおしゃべり、途切れることがなかったです。
海外旅行でのハプニングの話が1番多かったです。

姉のハプニングのひとつは、
家族でフランスにツアー旅行した時のこと、
出国時に既に、姉と姉の娘2人のパスポートが期限切れだったのに、
誰も気づかず、審査員も気づかずに出国が許され、フランス入国も許され、
8日間楽しく遊び、帰る段になって始めてパスポート期限切れが発覚し、
再発行に4日かかったそうで、4日間余分に滞在した(遊んだ)という話です。

審査員の人は、パスポート期限はそんなにチェックしないものなのかしら~?
あっ、でも、これは姉の家族がアメリカに住んでいた頃の話で
アメリカからフランスに行った時のことです。
日本の審査員だったらしっかりチェックしそうな気がします...
でも、パスポートを盗まれたわけでもなく、姉にとってはつらい思い出ではなさそうです。

私も今までのアクシデントやハプニングをいろいろ話しました。
そしたら、「まあ~ 個人旅行って大変ね、本当に怖いのね」と母と姉が盛んに言うので、
なんだかこれからの旅行が本当に怖くなってきました。
9月に主人とふたりでイタリア(ローマ、フレンツェ)を旅行する予定です。
やっぱりツアーの方が安心だったかなあ~?
姉は8月末に南フランス・ツアー旅行に夫婦で参加するそうです。
姉は旅行が大好き、私は普通に好きです。

旅の服の話もしました。
姉は、私が今日羽織っていた丈の長いブラウスジャケットと、
写真の中の私(最近の写真を持っていった)がかぶっていたつばの広い帽子が
とても気に入ったみたいで、「私もこんなのが欲しい~! 探してみるわ」って言っていました。
姉はすぐに私の服を真似したがる? たいした服でないのにネ。
うれしいような、あまりうれしくないような...

娘ふたりに囲まれて、母はうれしそうでした。
姉は短い時間でも、母と生活を共にしてくれるので助かります。
私は遊んで帰って来るだけの人です。
私が帰る頃、姉と母で夕ご飯の相談を始めていました。
私は、主人と夕ご飯を食べるために慌てて帰ってきました。
滑り込みセーフ~!


●姉夫妻・家庭菜園1年生・でも美味しかったです