あれもこれも

あれもこれもやらなくちゃ...なのに遅々として進まない日々。一体どうなっているのだろう?小さな日記です。

久しぶりの箱根

2006-07-31 21:04:09 | 散歩・旅行

7月最後の2日間、箱根に行ってきました。
久しぶりです。5年ぶりぐらいのような気がします。

娘達が小学生の時ぐらいまでは、夏休みと言えば「箱根」だったのにね。
今回は、ポーラ美術館と湿生花園に行ってみようか..ということで、
主人がネットで手頃なホテルを予約してくれました。
私達の旅行はとにかく電車に乗り、バスに乗り、歩いていきます。
まず、JRで小田原まで行き、新しくなった(いつから?)小田原駅を見たり、
駅前で「箱根フリーパス」を買ったり、のんびりぶらぶらです。
小田原からはバスで仙石原まで行き、ホテルに荷物を預けて、まず昼食。
簡単な洋食のランチです。
写真左下は前菜、右下は魚のメイン「はも」と夏野菜。
主人と一緒の時は行き当たりばったりですが、結構おいしかったです。

  

食後はバスでポーラ美術館へ。
広々とした建物に、印象派を中心とした西洋絵画、日本人画家の絵、
トルクメン人(シルクロード周辺に居住していたトルコ系民族)の装身具など、
幅広い展示がなされていて、びっくり!
なんといっても見ごたえがあったのは特別企画の<ピカソ5つのテーマ>です。
「青の時代」「キュビズム」「静物」「女性」「スペイン」
どんどん画風を変えていき、どの絵も魅力的、改めてピカソは天才的と感じました。
ポーラ美術館の滞在時間は2時間半ぐらいだったでしょうか。
写真左下は館内喫茶コーナー、右下はバス乗り場。

  

夕食はホテル内のレストランで夏の懐石。
写真左下はコースの途中で出てきたお寿司、お醤油をつけないで食べて下さいって。
やっぱり、お醤油が欲しかったです。
右下はデザートのメロンのクープ。
生のメロンが入っていて美味しかったです。

  

2日目は、リ・カーヴ美術館でシャガールを堪能した後、
湿生花園へ歩いて行きました。
園内は細々と手が入れられていて、沢山の花を楽しめますが、
敷地のはずれに広々とした湿原が広がり、そこが1番さわやかで気持ちがよかったです。
日光の戦場ヶ原に似ていると思いました。
写真左下は湿生花園の中、右下は湿原。

  

箱根と言えば、やはり芦ノ湖。
私達は何故か毎回遊覧船に乗ってしまいます。
ちょうど船(海賊船)が出たところで(写真左下)、次の船まで40近く待たされました。
写真右下は、主人が湿生花園で写したやまゆりです。
主人のカメラは私のより良いカメラなので、花も綺麗に写ります。

  

たったこれだけの2日間でした。
フリーパスは3日間用だったので、結局、消化しきれず、
(フリーパス代金分、バスや船に乗らなかったので)
くやしくて、最後にもう1度遊覧船に乗って元を取りました!
久しぶりの箱根は好感度大、楽しかったです~♪

バレエの発表会に誘われて

2006-07-29 22:54:17 | コンサート・観劇・美術館

7月に入った当初は、7月後半の予定がなくてカレンダーが真っ白でしたが、
途中から後半に集中して予定が入ってきて、このところ多忙にしています。



今日はお友達のお嬢さんのバレエの発表会を見に行きました。
お嬢さんは小学校3年生の美少女です。名前はMちゃん。
私はお友達のHPにたびたびお邪魔して、
Mちゃんの成長アルバムを見続けてきました。
私は娘達の写真に次いで、Mちゃんの写真を多く見ているような気がします。
ネットを通して知っているという今風(?)な関係です。

発表会にお邪魔するのは3回目です。
前回は次女とふたりで見に行きましたが、今日はひとりでした。
花束を買って、小さなスイカの形のパッケージに入ったクッキーを持っていきました。
お買物もうれしくて、なんだか孫の発表会を見に行く心境です。
発表会は16時から21時頃まで続き、全部見るのは大変なので、
私は17時から20時まで、ちょうど3時間見せて頂きました。

Mちゃんは「風と子供達」という、先生が創作なさったストーリーの中の3曲を踊りました。
・お人形(曲は「人形の夢と目覚め」でした)
・兵隊
・全体の踊り
2年前と比べて、とてもお上手になっていました。
人形の青いドレス、赤い兵隊の服、フィナーレの白いドレス
どれもとっても可愛らしかったです。

全般に細い腕と細い足をしたきゃ者な子が多かったです。
なんだか私の娘達はもう少し太っていたような気がするけれど...?
バレエをする子供達はこんな小さい時からダイエットに気をつけているのかしら?
どの子も花か妖精のような感じでした。
みんなどんなお姉さんになっていくのかしら...と楽しみに思いました。

出演者の年齢は幅広く、幼稚園、小、中、高、大学生、社会人、おばさんまで。
もっと小さな子もいたような。
会場は若いお父さん、お母さん、子供達、おじいちゃま、おばあちゃま
各世代揃って、発表会のうれしさ、夏休みの楽しさが溢れていました。

私も普段とは違った時間を心から楽しみました。
誘って下さったお友達に感謝です。
会場を出て、ひとりで夜道を歩き、駅に向かいました。
私は夏の夜は好きです。とっても良い気持ち~

でも、駅についたら、ぎゃあ~、人身事故で電車が止まっていました。
急に現実に引き戻された感じ!
仕方なく、横浜市営地下鉄とタクシーを乗り継いで家に帰りました。
でも、私にしてはテキパキと行動でき、スムーズに帰れてよかったです。

本当に草ぼうぼう

2006-07-26 20:51:32 | 母との時間

昨日までの梅雨空はどこへやら、真夏の青空の1日でした。
今朝、外を見て「わあっ~暑そう」と思ったら、なんだか急に疲れが出て、
「夏はのんびり過ごすのが人間らしいのよね~」と、のんびりしてしまいました。
でも、関東の梅雨明けはまだなのですよね。

昨日はどんより空の下、実家に出かけました。 ======
母が電話で「草むしりのおばさんがなかなか来てくれないから草ぼうぼうよ」
と言っていましたが、本当に草ぼうぼうでした。
母は庭仕事を全くしない人で、草むしりはどなたかにお願いする仕事なのです。
私の子供の頃からずっと来ていたおじさんが、病気で来られなくなったのは数年前のことです。
草ぼうぼうの庭を見るに見かねた「植木屋さんの奥さん」が
草むしりの仕事を引き継いでくれました。

母が「いつ来てほしい」とお願いするのでなく、
「植木屋さんの奥さん」が見計らって、自分の都合の良い時に来てくれます。
暑いのに大変だなあ..申し訳ないなあ..とは思いますが、
「植木屋さんの奥さん」にとっては、ささやかなアルバイトになるので、
そんなに嫌でないのかもしれません。

私は、草むしりをしない母をずっと見てきたせいか、
草だらけの庭を見ても「お母さん、一緒に草むしりしましょうよ」
という発想はもてなくて、「いつ草むしりの人、来るの?」
としか言えない怠け者です。
結婚以来、ずっと集合住宅に住んでいますが、自分にはそれがぴったりと思います。

草むしりの話が長くなりましたが、
昨日はその緑豊かな?家で、母とおしゃべりして過ごしました。
その前の日には娘との時間を過ごしたので、
私は母になったり、娘になったり、多忙なのです?!
正直言って...それは娘との時間の方が楽しいです。
情報がダッダッと入ってきて、刺激的です。

でも、母との時間も好きです。
実家に行くまでは、往復4時間かかるし、帰ってきたら夜なのよね..と、
ちょっと腰が重いですが、実家を後にする時は
来て良かった~という気持ちになります。
母は、頂き物や、自分がデパートの物産展で買ってきた食べ物など、
とにかく、私に持って帰らせたくて一生懸命です。
私は「それは今度来た時にする」「半分でいいわよ」とか言って、
昨日も、はちみつ、カステラ、ゼリー、昆布巻き、鰯の角煮、トマトなどを貰いました。
要らない、要らないと言いながら、実は美味しく頂いています。
でも、電車なので、あんまりかさ張ったり、重いのは嫌なのです。

また、2週間後ぐらいに行ってみるつもり~

娘との時間は刺激的~♪

2006-07-24 17:05:25 | 家族

日曜日の夕方から一晩泊まりで長女が遊びに来ました。
その日のオーケストラの練習は湘南の施設で行われたそうで、
夕方、楽器を提げて都心に帰るより、
我が家に泊まった方が楽だと考えたようです。

我が家に泊まるのは、昨年11月に結婚してから初めてのこと。
ひとりで我が家に来るのも初めて。でも...
月曜日に我が家から楽器を持って職場に行くの?!
ひとりで泊まって、彼に悪くない?
(娘は仕事が忙しくて、彼より帰宅が遅い毎日らしいです。)
と気になりましたが、今週は夫婦で夏休みをとっているそうだし、
娘婿も快く「泊まってきていいよ~」って言ってくれたそうです。



急に決ったので、夕食のメニューは超簡単です。
娘婿がいれば、お肉料理が一品は欲しいところですが、
娘だけなら、ほとんど野菜ばかり、且つ、私が毎日作っているものです。

・お刺身
・野菜の煮物
・きゅうりの酢の物
・精進揚げ(野菜+海老)
・とうもろこし
・なめこ汁
・野沢菜
・ご飯
・プリン

天ぷらはやっぱり難しいと思いました。
しばらく作らなそう~

夜は延々とふたりでおしゃべり。
主人は、また、始まったかと呆れていました。
娘の仕事の話はやはり刺激的です。
実家の母は、私の話を聞いていつもびっくりしていますが、
私は、娘の話を聞くとしみじみと考えさせられます。


今日(月曜日)の午前中は、
娘はバイオリンの練習をしたり、ピアノを弾いたり。
私はベッドカバーのキルティングをしながら、彼女の音楽を聴いていました。
かつて、娘のピアノを聴くのが私のくつろぎタイムでした。
そして、彼女のバイオリンは主人を悩ませていたかも...

お昼過ぎに近くのイタリアンレストランでふたりで食事をしました。
また、おしゃべりの続きをして、娘は帰って行きました。
明日から、娘夫妻は3泊4日で利尻・礼文に出かけるそうです。
楽しい休暇を~♪

鎌倉に行ってくるわね~

2006-07-22 22:00:41 | パッチワーク&キルト

昨日、今日と2日間続けて鎌倉のスワニーに生地を買いに行きました。
私は鎌倉市民ではあるけれど、中心からはずれた所に住んでいるので、
鎌倉は「行く」所です。
だから「鎌倉に行って来るわね~」と行って出かけます。
ちなみに、私が買物、用事で出かける場所のベスト5は、
大船、横浜、藤沢、鎌倉の順で、
そして、5位は、逗子、江ノ島、港南台のいずれか...やっぱり逗子かな。

鎌倉には、平日の午後から夕方にかけて行くことが多く、
一般的な行動とはずれているせいか、結構寂しい街だといつも思います。
雨の日の人の少なさ、冬の午後の静寂さ、
夕暮れ時に一気に人気がなくなってしまう寂しさ等々。
ひとりで横道を歩いたりしていると、緑が豊かでいい街だなあ..とは思います。
お寺は、普通に好きですが、特別好きではありません。

ところで、スワニーに何故2回も行ったかと言うと、
昨日は生地を少しとファスナーを買ったのですが、
帰り際に「インテリア館」で見たブルーの撥水加工の生地が気になり、
今日、再び買いに行ったのです。
食卓にかけたら、きっと夏らしいわ~ やっぱり買おう~
買いましたよ、昨日変に迷って結局、時間も交通費も損しました!

今日は土曜日なので、奥さんと一緒に来ている男の人も何人かいました。
たいてい、奥さんが
「これ、カフェカーテンにどうかしら?」「これ、ステキよね」
などと言っていて、ご主人は気のない返事をしています。
でも、なかには、女性の世界に足を踏み入れ、好奇心でキョロキョロしている人も。
洋服生地の売り場では、多くの人達が身体に生地を当てて選んでいました。
洋裁人口って結構多いのでしょうか。

ところで、黒の扇形ポーチはファスナーを綴じ付ければ終わりです。
あとひと息。ファスナーは黒です。
出かけてばかりでちっともはかどりません。

  

次は赤い扇形ポーチを作ります。
表側が赤系のパッチワーク、裏側は赤、内側は白地に小さな赤いハート模様です。
赤はやっぱり可愛いですね。



黒の方は要の部分が切り取られてドーナツの一部分のようですが、
赤の方は要の部分にも生地があり、円の4分の1の形です。
中心が抜けている方を扇形と言うのかしらね?
ポーチは簡単なので、気分転換にはちょうどよいです。楽しいです。

トイレのドアがなかった!

2006-07-20 12:22:44 | パッチワーク&キルト

明日ぐらいから小学校も夏休みでしょうか。
でも、天気予報の週間予報を見ると、まだ、梅雨空が続きそうです。
昨日は、ざんざん降りの中、パッチワークのお稽古に行きました。
お友達はお休みだったので、道中は私ひとりでした。

先生のお宅はJR恵比寿駅から10分ぐらいのところにあります。
土地が広いです。
200坪か、300坪か。
道路に面した部分は狭くて、奥にぐっと深くなっています。
その道路に面した部分に2階建ての簡易なお稽古用建物があり、
鬱蒼とした庭を通っていくと、先生のお宅があります。

その先生のお宅とお稽古場、全てを取り壊し、
5階建てのマンションを建てることにしたそうです。
完成予定は来年の春。
先生のお宅は新マンションの1階の角のお部屋になるらしくて、
お稽古場は、先生のお宅の1室に作られるそうです。
先生はひとり暮らしです。

昨日、伺ったら、
予告通り全てが取り壊されて、工事の幕で覆われていました。
お宅をぐるっと回り込んだ場所にプレハブが建てられていて、
そこが、来春までの先生の住まい&お稽古場となります。
プレハブの壁にも、ミニキルトが掛けられていたので、すぐわかりました。

でも、玄関に入った途端、
ドアのないトイレが目に飛び込んできたので、びっくり!
上部に暖簾のようにキルトがかかっているのですが、
短かすぎて、便器に腰掛けている様子が丸見えになります。
「ええっ! このトイレ、ドアがないのですか?」と私。
「別に玄関が閉まっていれば平気だから」と先生。

まあ、プレハブは玄関から一直線に鰻の寝床のような形をしていて、
私達が勉強する場所は突き当たりなので、トイレから離れてはいます。
生徒も数人なので、誰かが入っている時にトイレに近づく人もいないでしょう。
そもそも、お稽古は2時間なので、トイレを使う人も少ないのだとは思います。
でも、先に着いた人がトイレに入っている時に、
他の人が到着して、玄関に入って来たらどうなるのだろう..と、心配してしまいました。
先生はおおらかな方です。
私は、やはり神経質かもしれません。

来年の春、どんなマンションが出来るのか楽しみですし、
新しいお部屋でお稽古するのも楽しみです。
でも、それまで、ずっとドアのないトイレなのかなあ..
皆から苦情が出て、ドアを取り付けてくれるとか、長い布をかけてくれるとか
なんとかしてくれるといいのですけれど。



扇型のポーチを制作中です。
普通に黒でまとめようと思ったのですが、少し遊んで、
表は扇のパッチワーク、裏はベイズリー柄、内側は深紅です。
キルト糸は赤です。
ポーチを開けると深い赤が目に入ってきて、なかなかお洒落です。
まだ、途中です。
インパクトがありますよ。実物はもっとステキです~

アイデア、イメージ、引き出し

2006-07-18 20:54:20 | パッチワーク&キルト

雨がしとしと降って、まさに梅雨を実感する1日でした。

コツコツと針を進めているベッドカバーはちょっと休んで、
明日のお稽古(パッチワーク)の準備を優先させました。
扇型のポーチを作ることになっています。
ひとつでは寂しいので、赤系、黒系をひとつずつ作りたいと思っています。
生地選びをしましたが、簡単なようで、意外に難しかったです。

私が一緒にお稽古に行っている相棒の方は、
何を作るか? 色合いは? キルティングラインは? 等々、
発想が豊かで、とてもセンスがあります。
なんと言うか...私にとって、
先生よりも、友達の方が頼りになるところがあります。
でも、彼女の「物作りのイメージ」は湧いて出てきているのではなく、
作っている時間より、考えている時間の方が長いのだそうです。
あちこちの図書館で本も借りてきて、じっと眺めているみたいです。

それを聞いて、私は安心するものがあります。
もし、彼女が、制作が間に合わないほど、次々とイメージが湧き出ているのなら、
もう天才というか、私など及ぶべくもありません。
でも、彼女は考えて考えているのです。
美術が専門の方なので、学生時代からずっとそうしてきているのでしょうね。
考える姿勢が身についているのでしょう。

私は、適当にイメージして、いつも見切り発車です。
ポーチのような小物はそれでいいのですが、問題は大作です。
作りたいイメージが何故もっと明確に湧いてこないのか、
自分が何を表現したいのか...よくわからなくて、もどかしいです。
今手がけているベッドカバーは今年中には終わる予定です。
次は..やっぱり作りたいのは大作です。
うねうねと、脈々と、色で、自分の感じる美しさを表現してみたいのです。
でも、具体的なイメージは全く湧いていません。
まだ、ずっと先のことなので、ゆっくり考えていくつもりです。

そう言えば、真琴つばささんがスタジオパークに出演した時、
「今、1番ほしいものは何ですか?」という視聴者からの質問に、
「1番欲しいものはアイデアです」と答えていました。
芸能活動でいろいろ表現していくための引き出しが沢山欲しいと言っていました。
わあっ~ステキな答えと思いました。

私も、美を表現していくためのアイデア、イメージ、引き出しがほしいです。
まずは、アンテナを張っておかないと...漠然としているけれど、頑張ります。


ベランダの朝鮮朝顔

心穏やかな1日だったのに...

2006-07-16 21:28:59 | お料理

今日は3連休の真ん中の日。
明日は久しぶりに主人の実家に行ってみようと思っていますが、
それ以外、この連休にはなんの予定もなく、
図書館に行ったり、食料品の買物に行ったり、静かに過ごしています。
主人は退屈だったようでゴルフの球打ちに出かけて行きました。

私は普段出来ないことを
あれこれ片付けようと思っても、なかなか腰が上がりません。
結局、1番楽な読書をすることに。
本当は近くの植物園に行って、緑の木陰で読んでみたいのですが...
以前、そこの木陰に座っていたら、風が吹いてとても良い気持ちだったのです。
でも、途中の道が暑いのがちょっとね。

家で、簡単に読める本を2冊読みました。
「盲導犬クイールの一生」
小学生でも1人で読めますと帯に書いてありました。
確かに30分ぐらいで読み終わりました!
写真がいっぱいで、どの写真からもクイールの健気さが伝わってきます。
ジーンときます。テレビでも放送されましたね。

「侯爵サド夫人」藤本ひとみ
以前読んだ「ブルボンの封印」があまりにおもしろかったので、
それ以来、時々、藤本ひとみの本を読んでいます。
小学校の時に図書室から本を借りて読んだ楽しさに似て、
遊びの読書、読書の遊び..という感じです。

夕方からお料理。
なんにもない日でも、お料理を始めると一応、気分がしゃんとしてきます。
お料理はクリエィティブな作業なので、主婦は得と思います。
昨日、久しぶりに天ぷらを揚げたら美味しかったので、
今日もまた、残り野菜で精進揚げを作りました。
さつまいも、人参、いんげん、ピーマン、ブロッコリー、玉ねぎ。
残っていた海老も。
でも、私は天ぷらを揚げるのは下手です。 



精進揚げの他には、
サラダ(マカロニ、ソラマメ、ゆで卵、セロリ、玉ねぎ)
頂き物の明太子、頂き物のすぐき、お味噌汁(玉ねぎ、お豆腐、ワカメ)
で、夕ご飯を頂きました。
デザートはパイナップル。

ここまでは心穏やかに過ごしていたのに、
日曜洋画劇場で「運命の女」を見たら、気分が悪くなりました。
見なければよかった~

デッサンの先生のこと

2006-07-14 17:28:46 | デッサン

デッサンの日でした。
今日から2年目に入り、スケッチブックもきりよく2冊目になりました。
何を描くのかも知らずに始めましたが、
カリキュラムには、人物(裸婦が多くて、たまに着衣の女性)を中心に、
花、果物、瓶などがバランスよく組み込まれています。

今日のお稽古は「花」でした。
クレマチスか、ダリアかどちらか好きな方を描きます。
どちらも、花瓶に花が2輪だけなので、すっきりというか寂しいというか。
私は迷わずクレマチスにしました。

東横線の遅れで、先生は遅刻して来られましたが、
今日の花を見て、がっかりだったようです。
「ずいぶん、寂しい感じだね~」「ちょっと仏花みたい..?」
(自分だったら書く気にならない..)みたいな。
花の調達はスタッフの仕事らしいです。

今日の私は下手でした。
なんか調子が出ないまま、時間切れとなってしまいました。
前回の裸婦はもう少し上手に描けたのに..残念!



でも、先生がおもしろいことをおっしゃていました。
最近のモデルは皆、ある程度以上の容姿だけれど、
この間、ひどいモデルに出会った。
でも、描きたくてたまらない。
色黒で、おしりが大きくて、足がものすごく短い。
顔もひどい。
だけれど、最近でこんなに描きたいと思ったことはないほど描きたい。
すごく汚いモデルだけれど、すばらしい。
???

先生のように40年近い歳月、裸婦ばかり見ていると
綺麗な女性は珍しくなくて、つまらないのでしょうね。
今まで絵を描く方の話を聴く機会がなかったので、
先生の何気ないおしゃべりがとても新鮮です。
すらりとして、とってもステキな先生です。
私だけでなく、皆さん、先生が好きみたいです~

とにかく美味しかったです

2006-07-12 18:09:18 | お友達とのおつきあい

今日は、次女の中高時代の母親グループでランチに行きました。
こすもすさんとのグループです。
メンバーのひとりが海外旅行中なので、4人で集まりました。
場所は「横浜うかい亭」、小田急の沿線にあります。
緑の庭園の中に、どっしりした本館と、瀟洒な別邸があり、
私達は別邸の方に予約してありました。
下の写真左は本館の入り口、右の白い建物が今日のレストラン。

  

どのお料理も、繊細、洗練、清潔で、とにかく美味しかったです。
まず、ひらめと野菜の前菜、次に桜えびのパスタ。

  

冷たいコーンスープ..とうもろこしの味、美味しさがきちんと味わえ、絶品でした。
取れたての白アスパラとあさりのクリームソース。

  

お口直しのワインのシャーベット、グレープフルーツ添え。
レモン風味のシフォンケーキ..これもとにかく美味しかったです。

  

いつもは、おしゃべりの方に気をとられている私ですが、
今日は、目も心も舌も、お料理に釘付けでした。
でも、おしゃべりも思い切り楽しみましたよ。

このグループの皆さんは、とてもお洒落な方々です。
アクセサリー使いもとてもお上手です。ちょっとチェック..
ひとりの方は、象牙の大ぶりの細工のあるネックレス。上品で、存在感があります。
もうひとりの方は、バロックのグレーパールのネックレス、とても知的です。
こすもすさんは、きゃしゃで可愛らしいパール。
私は..プラチナやシルバーで、控えめに。
そうそう、私は買ったばかりの紺のブラウスとスカートを着ていきました♪

とても名残惜しかったけれど、
秋には、ここの本館の方でランチ会をすることに決めて、それぞれ自分の家に。
下の写真左はうかい亭の庭、右は帰り道に見た江ノ島の眺めです。

  

今日もよく遊びました。
でも、その分、気が引き締まります。
沢山、遊びたいから、趣味も、勉強も(?)、家事も頑張ります。

好きな時に好きなことが出来る~♪

2006-07-10 20:25:12 | 日々の暮らし

主人とふたり暮らしになって丸2年になろうとしています。
娘達がいた頃に比べて、家事が本当に楽になりました。
まして、私は専業主婦なのですから、
主人が朝出かけてから帰るまで、どんな生活をしようと私の勝手です。
ものすごーく充実していますよ。
でも、ものすごーくグータラでもあります。

主人が帰る頃には、部屋はすっきり片付いていて、
美味しいご飯も出来ていますから、主人もうれしそうです。
でも、私の昼間の時間の使い方を知ったら、
主人はぎょっとするでしょうね。

今日は、朝1番で字の練習をして、
パッチワークの針を持って、PCで遊んで、
急いで家事をして、シャワーを浴びて、午後には横浜のデパートに行きました。
贈り物をしたい方がまだ2件残っていたのです。
次女の歌の先生と、私達のお仲人さんに、お中元を送って、一安心。

「HOBBYRA HOBBYRE」(手芸・生地屋さん)の前を通ると
リバティ生地で作った涼しげなブラウスが売られています。
なかなかステキなので、もっと見ようとお店の中へ。
ブラウスやワンピースなどがいろいろ並んでいましたが、
どれも売り場の生地で作られたものです。
その中のひとつ、半袖のブラウスがどうしても気になります。
色もさわやかで、袖の短さが可愛い..
普段着です。でも、買ってしまいました。
もし、私が外で働いていたとしたら、
お洒落したくない日に気軽に着ていく服...という感じでしょうか。

結構、高いのですね。(もっと安いのかと思った~)と私が言ったら、
でも、これでも3割引きになっているんですよ。生地代も高いですから。
オーダーなさる方が結構いるんですよ。
今日も既に3件、オーダーを頂きました。ですって。
それは上手には縫ってありますが、どう見ても、
かつて娘達に何枚も作ってあげた私の洋裁の腕で縫えそうなんですよね。
やっぱり洋裁もいいなあ..でも、今はお預けです。

他にも、細々とした買物をして、元気いっぱい(ブラウスのせい?)帰宅しました。
くず桜とお茶で一休みした後、早速PCでこの日記を書いています。
既にカレーが出来ているから、ご飯の支度は簡単です。
あっ! 主人から「今日は遅いです」メールが。
ますます自由な私。今夜も自分の好きな時間を過ごします~♪

30数年ぶりに再会した友のこと

2006-07-08 21:25:24 | お友達とのおつきあい

今日は大学時代のゼミの同窓会がありました。
現在81歳の女の先生が受け持った、およそ30学年が会員になっています。
今日の出席者は先生を入れて25名でした。

皆で、お弁当、お菓子、お茶を頂きながら、歓談するだけなのですが、
ひとりずつ近況報告する時間があります。
高校の数学の先生をしている方が4人いましたが、
皆さん、教育問題で訴えたいことが沢山あるようです。
会社経営者の方は、さすがにお話し上手でした。

去年、一昨年と、人生に深く迷っていた40代後半の方、
最近、希望の職を得たそうで、本当にうれしそうでした。
多忙な30代の銀行勤めの方、趣味で骨董を始めたら、
歴史、文化へと興味が広がっていったそうです。
私は、パッチワーク、デッサン、ブログについて、ちょっと話しました。
今の私の生活はつくづく平和な日々と改めて実感してしまいました!

でも、この会に出席していると、違った学年の方とお話したり、
思いがけない出会い、再会もあります。
私達の1学年上に、目の不自由な方がいましたが、
私は彼女とサークルが一緒だったご縁で、
学生時代の一時をともに過ごした思い出があります。
今日、彼女と卒業以来始めてお会いしました。
もちろん、私が気づいて声をかけて、隣同士で座りました。

彼女は当時からひとりでなんでも出来ましたが、
現在では、PCはなくてはならない存在なのだそうです。
HPを持ち、メールもなさると言うので、
ご主人に手伝ってもらっての2人3脚を想像したのですが、
そうではなくて、音声機能を利用しているのだそうです。
キー入力は点字用キーを利用しているので、
ものすごいスピードで入力出来るのですって。
「Google」検索もとても得意だそうです。
パソコンって本当に多機能を備えているのですね。
始めて聞かされることばかりで、びっくりのしどうしでした。

彼女は学生時代から、声楽家なみに歌がお上手でしたが、
40代から本格的に歌の勉強を始めて、
現在はソプラノ歌手として活躍なさっています。
会の最後にアメージング・グレースを歌ってくれました。
美しい歌声がお教室に響きました。素晴らしかったです。
今日のハイライトはなんと言っても、彼女の歌だったと思います。

彼女にメ-ルを差し上げる約束をしました。
そのメールで、私のブログのURLをお知らせすることになっています。
私のブログを読んで下さる(聞いて下さる)なんて、恥ずかしいです。
特に今日のブログはドキドキです。

母はひとりでクラス会に

2006-07-06 22:00:06 | 母との時間

3週間ぶりで実家に遊びに行きました。
前回は姉と誘い合わせて行ったので、おしゃべりもより弾みましたが、
たいていは母とふたりでおしゃべりして過ごしています。

今日は、先日開かれた母の女学校のクラス会の写真を見せてもらいました。
母の実家は兵庫県なので、クラス会も兵庫県で開かれます。
母は生まれ育った関西が大好きで、クラス会にも欠かさず出席しているようです。

新幹線の切符を買うのも、ホテルの予約をするのも、ひとりでします。
もちろん、ひとり旅です。
スケジュールは毎年決っているようで、
1日目:東京から京都まで新幹線に乗り、京都から天橋立行きに乗ります。
2日目:クラス会出席
3日目:お墓参り、お友達との歓談
4日目:大阪、神戸の親類に寄ってから帰ってきます。

関東からの出席者は母ひとり。
母以外は全員が関西に住んでいて、
娘さんやお嫁さんの車に乗せられて来る方がほとんどだそうです。
母は84才。ひとり旅が出来るのは立派と思います。

母は着ていく服もいつもひとりで決めていますが、
今年は、母のクラス会の直前に実家に行ったので、私が決めてあげました。
グレーのスカート、白のインナー、グレー地に紺の花が散ったジャケット。
母が「幸せだわ~」と、とても喜んでくれたので、
「そんなにコーディネートを助けてほしかったの?」と実はびっくりしました。
お友達が、娘さんやお嫁さんに「お母さん、これを着て行きなさい」と
お世話して貰っているのがうらやましかったみたいなのです。

記念写真には、私の選んだ服を着た母が綺麗に写っていました。
でも、「ええっ? このジャケットのボタン全くとめなかったの?」
それはちょっと..そうか..反省。
母に服を着てもらった時、鏡に写して
「ほら、こんな風に着たらステキでしょう」と言っただけでした。
でも、もっと具体的に「ボタンを下から3つとめてね」とか
はっきり言わないといけないようです。

実家までの往復所要時間4時間、滞在時間5時間、
おしゃべりしているだけの楽な親孝行です。
でも、いつもあっと言う間に帰る時間になってしまいます。
主人の帰宅時間と一致したので、
待ち合わせて「つばめグリル」で夕ご飯を食べました。
ハンバーグは美味しかったです~♪


つばめ風ハンブルグステーキ

葉山近代美術館へ

2006-07-04 21:14:41 | デッサン

今日はデッサン友達4人で葉山の近代美術館に行きました。
今、開催中の『アルベルト・ジャコメッティ - 矢内原伊作とともに』
デッサンの先生が勧めて下さったのです。

美術館には逗子駅からタクシーで行きました。
森戸海岸を通って一色海岸に向かう途中にあります。
葉山の海を見るのは久しぶりです。
松のある海の眺めでした。


美術館から見た海

今日の私達の服装は...
私を含めて3人が白を基調とした服で、ひとりが黒系でまとめていました。
皆さん、色の使い方などにこだわりが感じられて、とってもステキです。
まだ、知り合って半年なので、いろいろ新鮮なのです。
なかなかセンスの良い方々~

展示は素晴らしかったです。
デッサンの先生が、この展示会のことを生徒に勧めるわけがわかりました。
鉛筆、インク、ボールペンで描かれた素描やデッサン、そして、
油絵、彫刻などから実に多くのことを学ぶことができるのです。
ノートや新聞の切れ端にまで、いつも鉛筆を走らせていたようです。
人物は、正面から捉えた絵がほとんどでしたが、
奥行き、立体感が見事に表現されていました。

デッサンのモデルは誰でもよかったわけでなく、
深い心のつながりが感じられる人を描きたかったようです。
そのひとりが矢内原伊作氏だったようです。
矢内原と聞いて、もしかしたらと思ったら、
やっぱり、かつての東大総長の矢内原忠雄氏の長男の方なのですね。
伊作氏は、何度もスイスのアトリエにモデルになりにいったそうです。
写真や往復書簡の展示から、ふたりの絆が伝わってきました。

今回、感じたのは、
しっかりしたデッサン力に基づく絵には説得力があり、
美しい、ということです。
とても刺激を受けて、私も
「これからはコップひとつでも毎日デッサンしてみよう..」と思いました。

美術館に付属する、海を見下ろすレストランで
ビーフカレーを食べ、食後のコーヒーを飲みました。  
テーブル数が少ないので、ものすごく待たされましたが、待った甲斐がありました。
デッサンの先生お勧めのビーフカレーはとってもおいしかったです。

最近の読書から

2006-07-03 10:42:26 | 読書
久しぶりに読んだ本について書きます。

蹴りたい背中 綿谷りさ
『愛しいよりも、いじめたいよりも、もっと乱暴な、この気持ち』
『高校に入ったばかりの「にな川」と「ハツ」はクラスの余り者同士』
『臆病ゆえに孤独な2人の関係のゆくえは..』
今の高校生の学校生活や想いの一端(ある部分)を垣間見るように感じました。
「蹴りたい背中」という題名がとても的確と思います。

いつも旅のなか 角田光代
『仕事も名前も年齢もなんにも持っていない自分に会いにいく』
『モロッコ、ロシア、ギリシャ、スリランカ、ラオス、イタリア、ベトナム』
『ネパール、キューバ、タイ、アイルランド、韓国、スペイン、キューバ』
どれも、若い時ならではの冒険的な旅で、中高年にマネの出来る旅ではありません。
ヘルシンキからロシアへの国境を越える時の騒動、
国境の前後1時間ずつはトイレに入れないという規則を
ロシアの車掌さんは断固としてくずさなかったそうで、
トイレを我慢する人の姿が本当に気の毒でした。
今より何年も前の話とは思います。

空中庭園 角田光代
東京郊外のニュータウンで暮らすある家族が、6人の視点から描かれています。
実際には壊れているけれど表面上は淡々と続いている家族の姿です。
おばあさんが昔を語る中に
いやなら辞めて、またいちからやり直し、
横にならいくらでも移動できるけれど、縦に積み上がらないんだ
という箇所があり、そんな人生は寂しいなあ..と思いました。

孫の結婚式 庄野潤三
『日常を美しい言葉で綴るエッセイ集』です。
本の最後に、江國香織さんと庄野潤三さんの対談が載っているのですが、
庄野さんのお宅で、備前の瓶やピアノの上に飾られた写真を見て、
江國さんが、私は不精で、ものが増えるとお掃除が大変だし、
・・中略・・どんどんなくして、がらんとした家に住んでいますが、
でも、やはりもののある家は素敵です。
庄野さんのご本を読んで惹かれるのと似ている。
丁寧に暮らしていらっしゃるのが、よくわかります
と話しているのが、印象に残りました。

その他、星々の舟(村山由佳)遠い朝の本たち(須賀敦子)等々。
今、読んでいるのは、天国で君に逢えたら(飯島夏樹)

とにかくのんびりペースの読書です。
針、鉛筆、ペン、包丁、何を持っても眠くなりませんし、
まして、PCに向かっている時はしゃんとしています。
でも、本を読んでいると眠くなります。
たぶん、私はそんなに読書にむいていないのでしょう。
まあ楽しいけれど、眠い?
おもしろい本に出会えれば? 出会いたいです~♪