2006年・11月22日・6時12分。
今まで1番痛くて、1番幸せな瞬間でした。
パピコも昨日で1歳になりました。
ママ友達のみふぃこちゃんが貸してくれた、HAPPY BIRTHDAYの飾りと、元ちゃんが作った輪っかの飾りで、おうちPartyです。
おでかけしようかと思っていましたが、パピコは、38.6℃のお熱な 誕生日なので・・。
今日の主役は、午前中にクリニックで、吸入・吸引をしてもらい、おばあちゃんにもらった編み編みチョッキを着てスタンバイ。
一升餅は、初めて迎えるお誕生日に、一生食べ物に困らないようにって、子供に背負わせるお餅です。
和菓子の伊富貴さんでは、生米1升から作ります。
重さは約2㎏。
パピコにとっては、そうとう重いのです。
伊富貴さんのお餅には、サラシで作られた、専用の男の子用背負い袋もついてくるのですが、hinaは、パピコ用のナップザックを作ってみました。
赤いミシンステッチでつけた、大きなポケットには、羊毛のキノコを1つ。
リュックの紐つけには、バンビのテープを。
ちょっとお餅を背負わせてみました。
座ってても、後ろにいっちゃいそうだったので、終了に。
「食べ物に困ったら、いつでも帰ってきなさい」っていいながら、一升餅は、箱にしまいました。
パピコ用には手まり寿司。
もちろん生魚ではなく、納豆、鮭、しらす、小松菜、ツナなんかを巻いて手でどうぞ・・。
それからおとうふと里芋のハンバーグ(ニンジンとケチャップのソース)と、コーンスープ。
ずっとぐずりぎみでしたが、「おいち・おいちい」のポーズもでたので一安心・・。
サンドイッチ用のパンを、コップで型を抜きます。
ミルククリーム(50ccの牛乳に、コーンスターチ小さじ1と、砂糖3gを入れてとろみがつくまで中火でかき混ぜて完成)と、ベビーダノンをパンに塗ります。
間に刻んだパイン、上に刻んだ苺をのせてできあがり。
アップルフレンチトースト
30ccのお湯に、粉ミルク大さじ1をといて、卵黄1個、くだものまんまのアップルソースを入れて混ぜます。
小さく切ったサンドイッチ用のパンをひたして、少量のバターで焼いてできあがり。
ケーキが出来た頃、パピコはおねむ。
結局食べずに、今日の朝のごはんになっちゃいました。
そして、hinaと元ちゃんもおねむ。
大人ケーキも食べる事を忘れて、今日の夜にでも食べる事にします。
大変だったな1年・・でもものすごく幸せな毎日だったよ。
そしてこれからもきっと、大変で幸せな日々なんだろうな。
助けられて、愛されて、いつもみんなありがとう。
ほんとは、生まれたその日にも、空の写真を撮りたくて、元ちゃんに頼んでおいたんだけど・・。
なんせ6時12分に産声をあげて、2人ともぐったり。
そんな事すっかり忘れて、思い出したのは真っ暗な空。
だから、これからは忘れずに。
1歳のお誕生日は、良く晴れた真っ青な空だったよ。
お宮参りの神社では、イチョウが黄色く色ずいてたよ。
そうやって見せてあげたいな。