宮城の春夏秋冬

日々の事や私の趣味の事などを綴ります。
独り言なので異論もあるかとは存じますが宥恕賜りたく存じます。m(__)m

「銀稈素」(東洋蘭)の花芽が緩んできました♪

2012年02月24日 | 古典園芸

写真:岩沼市遠景

また仕事で岩沼市の在に行ってきました。
遠くに見える山形県境の山は相変わらず真っ白な雪に覆われています。
それでも、なにか春めいたものを感じるのは何故でしょうね。(^^♪



写真:ガンゼキラン(岩石蘭)の斑縞株

先日ガンゼキランの散斑縞の株を入手しました。
当初はガンゼキランの変種と言われているホシケイランを購入しようと思っていたのですが、この株を見つけたので購入しました。
花はどちらの種も同じものが咲くので葉の観賞価値の違いだったので、斑入りのこの株を購入したのです。
まだ苗の状態なので花を見るまでには1・2年掛かりそうですが、温度さえ気を配ればやたらに元気な品種なので心配ないでしょう。
花も楽しみですぅ。(^_^)v



写真:赤花期待(春蘭)

「ありゃぁ~! こんな所に花が咲いている鉢が有るぞぉ~!」と言うのがこの株を見たときの感想です。
全く蘭室の隅に放っておかれていたのでした。
実は戸外の冬用の蘭室の修理が済んでいないのです。
そこで、高級品用(ノ(´д`)デヘヘ)の室内蘭室の片隅に他の株と一緒に放り込んだまま半分忘れていたのでした。
ハイ、全く花芽の存在に気が付きませんでした。(^_^;)
当然遮光なぞしておりませんので全くと言ってよいほど色が出ておりません。
良く見ると、所々に赤みを帯びた部分が見られる程度です。
この株は色出しが難しくてまだ「赤花」と言い切れないのですが、来年はきっちり色出しをしてやろうと思っているパパさんなのでした。(*^-`)v.ガンバ



写真:「銀稈素」
「銀稈素」とは中共に産するいわゆる“奥地蘭”の一種に属するものとされているようです。
“奥地蘭”と称されるのは通常言われる「東洋蘭」には属しませんが、最近に成って新たに開発された中共の山岳地方産のシンビジュームの一群です。
所謂「東洋蘭」の審美基準からは外れますが、それでもそれぞれの品種なりの美しさを愛でるようになってきたのです。
この「銀稈素」は、その中の「春剣蘭」の素心花の中からの選抜種であろうと言う事のようです。
しかし私の受けた感覚では「春剣蘭」の素心花とはやや趣を異にしているような気もします。
まぁ難しい事は学者に任せて、我々は純粋(単純?)に花を楽しめばいいのではないかと思っています。

実は「春剣蘭」は何株か育てたのですが、結構大株になって力を付けないと花を見せてくれないのです。
それは色花・素心を問わず、そんな印象なのです。
しかし、この「銀稈素」はとても花付きが良く小株でもきちんとした花を咲かせてくれますので、所謂“花物”としては最高の資質を持っているのだと思っています。
だって「この花は最高だよぉ~! でも5年に1回しか見られないけどねぇ~。」ってぇ~のより良いですよねぇ~。d(^.^o) ねっねっ
コメント
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