沈黙の春

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ロムニー氏、2011年の年収は10億円 実効税率14.1%

2012-09-30 13:53:22 | 金融、経済
ニューヨーク(CNNMoney) 米大統領選の共和党候補、ミット・ロムニー氏の昨年の年収は1370万ドル(約10億7000万円)、支払った連邦税の額が194万ドルで、実効税率は14.1%だったことが分かった。ロムニー陣営が23日までに明らかにした。

ロムニー陣営が今年2月に発表した年収の予想額は2100万ドルだった。陣営関係者がCNNに語ったところによると、所得は年によってかなり変化する。

投資による所得が大半を占め、今年の内訳はキャピタルゲインが680万ドル、利子300万ドル、株式配当370万ドル。キャピタルゲインや配当にかかる税率は15%前後と、高額所得者の最高税率35%に比べて大幅に低く設定されているため、ロムニー氏の税率は比較的低く抑えられている

ロムニー夫妻はモルモン教会やてんかんの子どもの支援団体に総額400万ドルを寄付したものの、
このうち225万ドルのみを寄付金控除の対象として申告した。


富豪として知られるロムニー氏は納税を巡り、民主党に加えて共和党の一部からも、過去の記録を公表していないなどと批判されていた。

さらに最近、10年間にわたって所得税を滞納していたとの疑惑も浮上した。

これに対してロムニー氏は、実質的な税率が13%を下回ったことはなく、一般国民に近いと主張する。米国人のうち8割は、給与税などを除いた税率が15%を下回っているとされる。

1990~2009年の申告を担当した税務事務所は、この20年間の所得税を100%納付したとする文書を発行した。

さらに、同期間の税率は平均20.2%で、最も低い年が13.66%だったとの数字を公表した。

同氏が11年の寄付金控除額を低く抑えた背景には、全額を申告してこの「13%」ラインを下回ることは避けたいとの思惑があったとみられる。

CNNニュースより

ちなみにフランスは最高税率75%目指してます、富豪が逃げ出してるという噂も。

日本の所得税、住民税を合わせた最高税率は50%で、高福祉、高負担といわれるデンマーク、スウェーデンなどに次ぐ。2009年。

調査は大手会計事務所のKPMGインターナショナル(スイス)が世界87カ国を対象に実施

。2008年時点で日本より最高税率が高いのはデンマーク(59%)、スウェーデン(55%)、
オランダ(52%)だった。

去年2011年政府税制調査会は21日の会合で、所得税の最高税率をいまの40%から45%に
上げることで一致した。

年内をめどにまとめる社会保障と税の一体改革の素案に盛り込み、消費増税にあわせて実施したい考えだ。

 消費増税は、低所得者ほど負担感が強くなる「逆進性」をもつ。高所得者の負担を増やすことで、不公平感を和らげるのがねらい。

 政府税調は、四つの案を提示。いまは控除を差し引いた課税所得が1800万円を超える分について、
最高税率40%がかかっているが、

この税率を45%に単純に引き上げるのが案
(1)。そのほか、新たに45%の区分を設け、所得に応じて6段階ある区分を7段階に増やす案
(2)~(4)を示した。


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