沈黙の春

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日本の浮桟橋が米オレゴン州に漂着-固有種付着、繁殖懸念も

2012-06-12 10:04:46 | 日本

 

ウォール・ストリート・ジャーナル日本版2012年6月11日(月)10:00

昨年3月に日本の東北地方沿岸が津波に襲われた際、青森県三沢港にあった貨車ほどの大きさの4つの浮桟橋が杭(くい)から外れ、風と海流の気の向くままに流される運命となった。

浮桟橋の一つは近くの島に漂着し、二つはまだ見つかっていない。そして、残りの一つが5約8000キロに及ぶ信じ難い航海の末、米オレゴン州の浜辺に今週到着した。

浮桟橋と一緒に多くの生物も漂着した。小さなカニや藻、小型のヒトデなど日本固有の種が含まれている。このため、専門家はそれらが米西海岸で繁殖してしまう可能性もあるのではないかと危惧している。

5日早朝に浮桟橋が漂着したのはオレゴン州ニューポートの海岸。同地にあるオレゴン州立大学ハットフィールド海洋科学センターの研究員ジョン・チャップマン氏は「(生態系にとって)明らかな脅威だ」と述べ、「陶器店にボーリングのボールを投げ込むようなものだ。何かは壊れるだろうが、それが貴重なものになるか、安いガラスになるかは分からない。次に何が起こるかを予測するのは非常に難しい」と付け加えた。

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