沈黙の春

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がれき受け入れ大幅減 県が計画

2012-09-04 21:06:49 | 瓦礫
◆14年春までに2万3500トン


 東日本大震災で発生したがれきの広域処理で静岡県は三日、二〇一四年三月までに岩手県大槌、山田両町の震災がれき(木くず)計二万三千五百トンを受け入れる計画を発表した。国が今年三月に示した受け入れ要請量七万七千トンから大幅に減ったことで、処理に向け動いている県内市町に大きな影響を与える可能性がある。


 計画は、国が八月に県に示した処理工程表に基づき、県が策定した。県によると、国からの要請は、いずれも木くずで、大槌町分が一万四千六百トン、山田町分が八千九百トン。国は全国の広域処理に一定のめどが付いたことで要請量を修正した。


 県内では、五月に島田市ががれきの本格焼却を実施したほか、静岡、裾野、浜松、富士の四市も試験焼却を終了。県によるとこれまでに両町のがれき計百三十トン余りを県内で処理している。


 県内の震災がれきの広域処理をめぐっては、島田市が五月に本格受け入れを開始したほか、試験焼却を終えた静岡、裾野の両市が受け入れの意向を示している。一方、試験焼却を終えた富士、浜松両市は最終処分場の地元住民らの反対があり、受け入れは決まっていない。

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20120904/CK2012090402000078.html


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