沈黙の春

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ロンドン五輪が開幕 204カ国・地域参加

2012-07-28 11:26:45 | 英国

 

2012年7月28日 10時33分

 【ロンドン=本社五輪取材団】ロンドン五輪は27日午後9時(日本時間28日午前5時)、当地の五輪スタジアムで開幕した。ロンドンでの開催は1908年、48年に続いて3回目で、同一都市では最多。204の国と地域から1万500人が参加し、17日間にわたって26競技302種目で熱戦を繰り広げる。

 開会式は「近代スポーツの母国」として、スポーツマンシップの継承や若者のスポーツ参加促進の意味を込め、テーマに「世代を超えたインスピレーション」を掲げた。

 日本選手は293人のうち、76人が開会式に参加。真っ赤なジャケットと真っ白なズボン姿で入場し、旗手を務めたレスリング女子55キロ級の吉田沙保里(ALSOK)は白い歯を輝かせ、満面の笑みで手を振った。

 式典前半のアトラクションは、馬や羊、アヒルなどが戯れる英国の田園風景から始まった。産業革命や戦争を経て現代に至る壮大な歴史ドラマが展開。演出には英国が世界に誇るファンタジー、コメディー、ロックなどの要素が随所に織り込まれた。

 エリザベス女王の登場前には、映画「007」の主人公とともに、女王がヘリコプターからパラシュートで降下する映像が披露され、喝采を浴びた。

 聖火の最終ランナーは英国の10代の選手7人。参加各国の名が刻まれた花びら形の銅器に次々と灯がともり、各国の炎がスタジアムの中央に集まって巨大な聖火台となった。世界的な歌手ポール・マッカートニーさんによるビートルズのヒット曲「ヘイ・ジュード」がフィナーレを飾った。

 28日は柔道や射撃などで日本勢のメダルが期待される。

(中日新聞)



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