龍の貯金箱

日々のよしなしごとをそこはかとなく書き綴った日記…

コスト感覚

2005年11月17日 22時52分26秒 | Weblog
今欲しいものランキング・ベスト10に入るもの。
会社に入って、初めて気付かされた感覚です。

以下、単純だけど俺にはよく解らない話。

日常の生活では、「このランチ、値段の割においしいよね」とか
「10個で10000円はお得だよな」とか、「今の仕事、時給良いんだ」とか
お金の価値をなんとなく決めているんだけど…

じっくり考えて「なぜ?」って思う最近です。

そのランチがどんな素材を使ってて、どんな調理をしているか、
わからないけど、成果品であるランチを食べて何円分の価値があると判断している。

1個だと1500円なのに10個だと10000円で売られているけど、
決して商品の品質が1500円→1000円になったわけではない。でもお得。

あのバイトは忙しいけど時給安いよなーとか高いとか、
何を基準に判断してんのかね?

少なくとも、プロダクトに関しては
市場価値ってのが操作されているので良いけど…。
(材料など、コストがはじきやすい)
サービスに関してはどうやって値段が決められてるのか?

何分かかるから、見合い分が○円って単金計算は、
各々で差があるから、妥当な計算ではないんじゃないのかな?

問屋が60円で量販店に流している100円の製品は、
実は量販店が「販売する」って行為に対して40円を支払ってるわけよね。
だったら問屋で直接買う方が安くて済むのにって考えるのは俺だけ?
(もちろん、商品を選択する煩わしさは発生するけど)

小学生の社会科みたいな話はまぁいいとして、
最近、業務で見積もりを作ったりするわけです。

でも俺の作った見積もりは先輩の作った見積もりと違うのです。
Aという仕事は、俺が「10日かかって単金は10000円/日」って査定したなら、
なぜかを先輩に聞かれるわけだが、
ペーペーの俺が一つ言えることは「俺だったらこんだけかかるから」
みたいな説得力0の答えしか出来ない。

見積もりに正解はないんだけどさ。

でもこれが出来ないうちは、少なくともビジネスマン落第なのです。

例えば、有名建築家とそこらへんのおばちゃんが、
全く同じデザインの住宅を設計したとする。
じゃあ設計料は同じ?
自分で出した問いだけど、うーん、わからん…

要するに「サービス」を「お金」という指標で
適正評価できるスキルが欲しいのです。


サンタクロースにお願いしよーっと。