挑戦!シナリオライター(映画・ドラマ)

シナリオライターを目指す徒然なる一言(携帯でもリンクで飛べるようになりました♪携帯でもご覧ください)

妻夫木聡、柴咲コウ主演「どろろ」と木村拓哉「華麗なる一族」

2007-01-28 21:50:22 | ドラマ・映画
妻夫木聡、柴咲コウ主演「どろろ」
柴咲コウさんがいなければエンターテイメントとしても見れない
映画だった。
今回は予告編の作り方がうまくて観客動員に結びつき興行成績は
それなりのものを残すだろうが続編はそうはいかないと感じる。

特に妻夫木聡君は演技に対する工夫を忘れている。
今のままでは30代以降は厳しいだろう。
この映画では途中から盲目であることを明かされるが、それ以前の
演技を観ていると盲目には見えない。
盲目と明かされた時点で驚いたくらいだった。
以前、安倍なつみさんの演技でほめた盲目の人の演技ができてい
ない。
以前にも書いたが「黒目を動かさない」演技と「まばたきしない」
演技を全く意識していない。

右を向くとき、黒目が右を向き、左では左に動く、これでは盲目
の人には見えない。
目を手に入れて見えるようになってからとそれ以前での違いが全く
分からない演技だった。

ストーリーも正直最初40分で飽きてしまった。

中盤の妖怪との戦いは不要だったと思う。その部分を無くして上演
時間が短くなればもっと面白い映画と感じた。

柴咲コウさん、一人主演は難しいタイプの女優さんだが、ダブル主演だと
相手役を引き立てる名女優といえる。
この映画も最後まで見れたのは柴咲コウさんの奮闘によるものが大きい。

木村拓哉「華麗なる一族」
やはりテレビサイズの役者だなぁと木村拓哉を見ていると思う。
真面目という話しは聞こえてくるが、研究熱心ではないのではないかと疑い
たくなる。
どのドラマのどの役も一緒に見える。
今回の設定ではお金持ちの家に生まれながら、お坊ちゃんにならず様々な出
来事を自力で解決してきた男という設定であるが、どうもそんな風には見え
ない。
シナリオを読む際に、シナリオのキャラクターの範囲内で役作りをしてしま
う俳優というように見える。
個人的にはクリエイティブな俳優さんなら、シナリオを膨らませた役作りに
楽しみを覚えると思うし、そうあって欲しいと思う。

ところで、どうもこのブログ、タイトルを見ないでプロのシナリオライター
と勘違いして流用しているブログを発見した。

ついでに、どこかのテレビ局のプロデューサーで興味を持った人が声をかけ
てくれないかと思ったりする。