挑戦!シナリオライター(映画・ドラマ)

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「ハケンの品格」と「あるある大事典」

2007-01-24 21:05:39 | ドラマ・映画
「ハケンの品格」
今回も面白いが、会議はダメ会社を見本にしたようだ。

事前に議題に関して各自に資料を渡し、会議前に考える
よう指示を出す。そして、会議前に各自の意見を会議関
係者に周知し、会議ではその意見に対して議論するのが
効率のいい会議というものだ。
1時間以上の会議など会議のための会議に過ぎない。

さて、篠原涼子と加藤あい。いい組み合わせだ。
名派遣とダメ派遣という設定にしているが、加藤あいの
キャラクターは実は名派遣の要素がある…というのも描
いているのが面白さの秘密になっている。
過去、派遣社員を見た経験からも間違っていない。

さて、派遣社員を使う理由はコスト削減のためとドラマ
の中で部長に言わせていたが、そういった考え方の企業
は今後の少子高齢化で優秀な人材は育てられないし生長
もおぼつかないだろう。

理由は先日書いたので書かないが、長期的なコスト削減
には労働生産性を上げるしかない。
たった一人の優秀な社員で出来る仕事などたかがしれて
いる。
労働生産性を上げるためには組織マネジメントが出来る
マネージャーと仕事の領域を超えて互いに助け合う部下
の存在が不可欠だ。
そして、身分の不安定な派遣社員ではそういった組織マ
ネジメントになじまない。
理由は時給の安さが正社員の給与と合わないために同じ
仕事をさせられないからだ。

とこのドラマ時勢に合った内容で非常に面白い。

「あるある大事典」
便乗してNHKの放送総局長が批判。自分のところの不祥事も
「あるある大事典」と遜色無いと自覚が無いようだ。
他人の局の批判などしている暇は無いと思うが、NHKは。

それはさておき、「日本テレワーク」は過去にも似たような
問題に関わっている。こちらの方も問題だろう。
内部昇格の社長で果たして再発が防げるか疑問だ。

民間の常識がある人間をトップや取締役に多数迎えなければ、
ほとぼりが冷めれば、また再発する可能性が高い。