山下智久「白虎隊」後編と松山ケンイチ「デスノート」

山下智久「白虎隊」後編
ドラマって難しいなぁというのが、今回の感想だ。
ジャニーズの出演者を全部活かそうとしたため焦点が
かなりずれたストーリーに見えた。
とはいえ、これだけジャニーズを使ってしまうとその意向
に沿わないわけにもいかずシナリオライターとしてはかな
り難しい。
自分が仮にこのドラマを作ったとして面白いシナリオに仕
上げられたか疑問だ。
せめてジャニーズ側に出演者を半分減らすようお願いでき
れば、まだ歴史を描けたドラマかもしれない。

さてところで山下君の演技は注目していただけに…これから、
どう力をつけていくか大変に感じる演技だった。

松山ケンイチ「デスノート」
思わずまた見てきてしまった。松山ケンイチの演技はあらためて
みると尚更感心できる。

そして、前回は書かなかったが戸田恵梨香も女優としての才能は
あるようにこの「デスノート」を見ると感じる。
但し、現在のところ主演女優という輝きまでは感じない。それで
も未知数の可能性は感じるのでどこかで何かを掴めばドラマや映画
、舞台などでは欠かせない女優になるかもしれない。

そして、このエンターテーメントは凄いとも感じる。前後編をあら
かじめ制作することを前提にしていたとはいえ、ヒットする確信は
なかったはず。
しかも、前編より後編の方がシナリオとしては計算がかなり緻密に
されているのには驚いた。

「ＮＡＮＡ」も１、２を通したシナリオを書いていれば結果は違った
のかもしれない。