10/8 駐車場の柿が気になってなの花のお母さんに声かけしてとりにいく。
なの花のおかあさんの渋柿はまだ青々としていたけれど、
甘柿は全部つつかれ、熟して駄目になっていた。
9/16、ずっとみてあげなかった柿2本、金柑1本、みかん1本に絡まった
蔦のような蔓がしっかりした草を、
痔の痛みに耐え、あわれ蚊の強烈な集中砲を浴びながら
全部むしり取り万全を期して待っていたのに。
そのショックが強烈に残っていて、渋柿ももう頃合いではと急に思い立ち、
今日昼休み後、馴染みの用務さんに脚立と刈込鋏を借りる。
こっそりのつもりなのにKYで、女性用務さんにさんが柿の木を切ってくれるって!と高らかに話す
刈込鋏を手に戻ると待ち構える女性用務さん。さんが柿の木まで切るの?と聞かれ、なの花のことなどかいつまんで話す。
もうおじさんもいないし、そろそろこの柿の木の会も潮時かもしれない。
なの花のお母さんの娘さん夫婦は、
母が勝手に柿の木を植えて楽しみにしているけれど、
人様と土地、切ってしまった方がいいのではないかと
密かに職場のお偉いさんに問い合わせたらしく、
それをにも事情を知っているかと聞かれた今年のいつだったか。
ことの成り行きをお話し、了解も得ているけれど
そのことを知っているおじさんは今年はやはり部外者と遠慮しているのか
話を振ってもとりに来てくれない。
大木になりつつあり、実も上の方の枝になるようになって
ちっちゃいおばさん、おばあさんの二人組で、
一体どうやって対処すればいいというのだ!
おかあさんに電話してこっそり、でも脚立に刈込鋏を担いで駐車場に向かう。
脚立は小さい方を持ってきたけれど、それではやはり事足りなかった。
枝は太くなり、なかなか堅くて難儀!
脚立に乗っておかあさんの高枝鋏も駆使して
下の方のを何とか切り落としたところで
まだ青っぽいのがたくさんなので、おかあさんがまだおいといて欲しいと懇願。としてはこっそり抜け出して来ているので
この瞬間にすべて終わらせてしまいたかったけれど
何のための柿の木かを思い出して、手を引く。
11月3日頃が目安なんですって
その頃また! ここまで来たんだから、青いのじゃなくて赤くなったのを!
その頃によいタイミングが見つけられるか正直わからない。
だけど、見つけるしかないんだよね…。
あと5分で、また職場の中がざわざわし始めるタイミングで引き上げる。
見つからないうちにと、脚立と刈込鋏を持って走って行く姿に
後ろからおかあさんの笑い声が聞こえてくる。
振り返ることもできずに、ひたすら走る。セーフ。
脚立を戻し、刈込鋏を持って席に戻ると
隣席にはいつも不在の理事が座ってる
スカートで鋏を隠しながら脇に立てかけ、
この寒いのに汗をかきかき席に着く。
手が真っ黒なのに気づき、慌てて洗いに行く。
こんなスリリングな柿とり、
もはや癒やしでなくなってきた~